以前、桜の名所「吉野」と「吉原」を取り上げました。

その記事で、
「吉(よし)」という地名は、そこがかつて「葦(よし)」が生い茂る湿地帯だったことを意味する。
・・と書きました。
「葦(よし)」
そして、「葦」の読みはもともと「あし」だったが、「あし」が
「悪し」に通じるために「よし」に換えられた・・
「吉原」は元は「葦原(よしわら)」で、それが「吉原」になった・・
・・とも書きました。
その「葦(あし)」は、何か気になる植物なのです・・(・∀・)
古代エジプトの護符に、「サァ(サ)」と呼ばれるものがあるのですが、これは「折りたたんで束ねた葦」(パピルスとも)を表現しているといわれます。
「サァ」
この「サァ」は、エジプト神話の、出産を守る「タウレト女神」のシンボルとなっています。
「タウレト女神」


また、子どもの守り神「ベス神」のシンボルでもあります。
キュートな「ベス神」!

「葦(あし)」を折り曲げた護符=「サァ」
・・「葦(あし)」=「悪し」だから、悪さができないように折り曲げて縛り、それを護符にしている、ということでしょうか・・?
(・・違う? そういう意味じゃない?( ゚д゚))
この「葦」は、エジプト神話のエピソード中に、ひっそりと登場しています。
冥界の王「オシリス」は、弟のセトに殺され棺に入れて流されますが、その棺は妻のイシスによって「葦の茂み」に隠されました。

死体の入った棺を隠す
さらに、そのオシリス以前の冥界の王「アヌビス」は、不倫によってできた子のため、生まれてすぐに母ネフティスによって「葦の茂み」に隠されます。
ヒドイよ
・・そんな、「隠すのにうってつけの茂み? ”葦”」・・
日本神話では、イザナギとイザナミは、不具の子「ヒルコ」を
「葦船」に入れて流しました。
「 何か良くないもの(=悪し) を隠す、 ”葦”」・・?
そしてこの「葦」=「サァ(サ)」の音から連想してしまうのが、
「サの神」です。 (・∀・)
「サの神」とは、日本の「田んぼの神」「稲の神」です。
さきほどのエジプトの「サァ(サ)=葦」も「イネ科の植物」です。
・・共通する「イネ科」、何か関連があるのでしょうか・・?
(ない? (゚∀゚))
さらにこの「葦」が入った「葦原中国(あしはらのなかつくに)」
「葦原中国」は、日本神話の、高天原と黄泉の国の間の「地上世界」のことを指します。
名前の由来は、高天原の天津神が、葦(あし) の群生する地上を指して、こう名付けたから・・といわれます。
★やっぱり「葦(あし)」 が由来! (゚∀゚)
「葦の群生する世界」=「葦原中国」
エジプトの「葦の茂み」のエピソードを考えると、この「葦原中国」という名前には、何か良からぬものが隠れているような印象が・・
(そもそも「葦」=「悪し」?) (違う?(・Д・)?)
この方が統治していましたね 🐰
「葦」「よし・悪し」 「サァ」 「サ」 「イネ」 「隠す」・・
何か意味深に思えるこれらのワードを、さらに深掘りしてみたいと思います・・(^。^)
アシも考えているのかも? ( ´ ▽ ` )
























