前回「憂鬱」の原因について書きました (・∀・)

 

 

 

 

 

その記事で、古代医学「四体液説」での「黒胆汁」が過剰な人は「憂鬱質」になるということ・・

 

 

          

 

 

そして、生まれた時から人の心に棲んでいる「ふさぎの虫」がハートに噛みつき毒液を注ぐから(比喩的な表現)・・という説を取り上げました。

 

           

          ふさぎの虫?(^。^)

 

 

 

  この、「憂鬱」で思い出すのが・・

 

 

「記紀」の海幸彦山幸彦神話の「海幸彦の釣り針」です。

 

 

             

 

 

海幸彦は、弟が自分の釣り針を失くしたため、探してくるよう責め立てます。

 

弟の山幸彦は、釣り針を探しに海神の宮殿に向かい、3年後に戻ってきます。

 

山幸彦は海幸彦に釣り針を返しますが、その時釣り針に、海神から教わった「呪文」をかけました。

 

その呪文の中に「憂鬱になる呪文」があったため、海幸彦にはそれから不幸が続き、悩み苦しむことになるのです・・

 

 

                

 

 

 

 

 

 

 

  「呪文をかける」・・ 

 

 

  「呪文」とは「言葉」です。

 

 

・・それは「プログラム言語」といえるかも?

 

 

     

 

 

その人(の持ち物)に「呪いのプログラム」を入力?

 

 

          

 

 

 

そう考えると浮かぶのが「マトリックス リローデッド」のレストランのシーンです。

 

 

メロビンジアンはレストランに来ていた女性にケーキを食べさせ、その女性を意のままに操ります。

 

 

    

 

 

 

「私はあの女にデザートを用意した。 とびっきりの特別のデザートだ」

 

 「私が自分で書いた」

 

 

   

 

 

デザートには、女性がメロビンジアンの思い通りに動くプログラムが書かれていたのです。

 

(仮想空間内のため、デザートもプログラムです)

 

 

女性は自分の考えで行動していると思っていますが、実はメロビンジアンが書いたプログラムに通りに行動しているのです。

 

 

 

             

 

 

 

山幸彦の場合は「呪文=言葉」で、海幸彦の釣り針に「憂鬱プログラムを入力した」といえるのかも? ( ゚д゚)

 

 

       

 

 

 

その話はこちら

  ↓

 

 

 

 心に「憂鬱」を作っているのは・・

 

 

 その原因とは・・

 

 

「体液」「ふさぎの虫」、そして「言語(呪文・呪い)」・・?

 

 

 

・・そんな種類があるのかもしれません?(なーんてね( ´▽`) )

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

ちなみに「モアナと伝説の海」のマウイも、釣り針を一度失って、後に取り戻します。

 

 

        

 

 

同じような釣り針の物語は、インドネシアやミクロネシアにも存在し「失われた釣針型説話」と呼ばれています。

 

 

             

 

 

 

「釣り針」とは何かの象徴かもしれませんね? (・∀・)