前回、またまた砂糖について取り上げました。
↓
この砂糖「Sugar(シュガー)」の語源は、サトウキビを表す「Sarkara(サルカラ)」です。
「サルカラ」・・エジプトの「サッカラ」を連想するような・・
( ゚д゚)
「サッカラ(Saqqara)、サッカーラ」は、エジプトにある広大な古代の埋葬地(ネクロポリス)、王墓群のことをいいます。
サッカラの階段ピラミッド
そしてこの「サッカラ」という地名は、エジプトの葬祭神「ソカル (Sokar) 」に由来するといわれています。
「ソカル(Sokar)」「ソカリス」または「セケル(Seker)」は、エジプト神話のハヤブサの神のことです。
(右は創造神プタハ、冥界神オシリスと融合した三位一体の姿)
「ソカル」
この「ソカル」については、あまり詳しくわからないのですが、とりあえずわかったことを書いてみます。
「ソカル神」
=「冥界の神」「死者の守護神」「肥沃と大地の神」
「金属職人の守護神」「葬祭と地下世界の神」
「メンフィス墓地の守護神」
冥界、地下世界の入り口、不毛な砂漠の洞窟に住む。
(自ら砂の上にいるもの)
死者の復活に関係がある。
冥界から地上へ出る門の番人。
ロータスのように開花し、太陽になることがある。
農耕神オシリスと同一視されることから、ホルスと関連づけられる。
「冥界」「死者」「墓地」「地下世界」「砂漠」・・というワードが出ています。
「肥沃な大地の神」+「冥界神」とされていることが、他の神話などの「農耕神」+「冥界神」が同じなことと、似ているような・・
( ゚д゚) (「農耕」=「冥界・死」)
「砂の上にいる者」「不毛な砂漠」というワードも、「砂」「砂漠」と強い関わりがある、ということですね。
砂漠の象徴「Sokar(ソカル)」
砂糖の語源「Sarkara(サルカラ)」
・・なんとなく、似ているような気がして、前回のようにムリヤリ?「砂糖」と「砂漠」を関連づけたくなっちゃうのでした。( ´ ▽ ` )
(もちろん、勝手な思い込みです!)
また、この神さまのことについてもっとわかれば、書きたいと思います ♪(・∀・)
(「エジプトの神々事典」より)