鳥山明さんの「SAND LAND」見てきました!(・∀・)
とっても面白かったです!(オススメです ^o^)
砂漠の中の「幻の泉」を探す旅に出る、冒険ファンタジー。
・・そういえば「DUNE」も「砂の惑星」、砂漠のお話でしたね。
ここ最近よく取り上げている「砂糖」にも「砂」が入っています。
・・ということで、今回は「砂」と「食」つながりのお話・・^ ^
サンドイッチは英語で「sandwich」、カタカナにすると「サンドウィッチ」となります。
実はこの「サンド」とは、「挟む」という意味ではなく「sand (砂)」の意味です。
「wich(ウィッチ)」→「witch(ウィッチ、魔女)」に近い?
「砂の魔女」・・?? (( ゚д゚) 違うか)
(「サンドイッチ伯爵が由来」と言われていますが・・)
イギリスには「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ」という伝統的なケーキがあります。
ヴィクトリア女王がお気に入りだった、という由来を持つケーキです。
ザクザクと崩れる食感が、砂のようだから=「砂のケーキ」。
これは、小麦粉だけでなく、米粉、コーンスターチなど、別の粉の配合が多いからだそうです。
粉砂糖がかかっているというのも、よりザクザク食感を増しているのでしょうか (・∀・)
「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ」
「サブレ」というフランスのビスケットがあります。
この「サブレ」は「砂をまく」「砂で覆う」という意味を持つ「sabler」が語源だとする説があります。
こちらもザクザクしている食感が、砂が崩れるようなので「サブレ」と名づけられたそうです。
「不思議の国のアリス」シリーズにはよく、ケーキ、ビスケット、パンなどの食べ物が登場しますが、それらがなんとなく、
「砂っぽい」?、「ぱさぱさしている(乾燥している)」?
・・ような印象を受けるんですよね (・Д・)
アリスが気づいて驚いたことがあります。
小石は床にころがると、みるみる小さなケーキに変わっていくのです。(不思議の国のアリス)
次にやるべきことは、砂糖菓子を食べることでした。
小さな鳥たちは 喉につまらせ、背中をたたいてもらわねばならず、ちょっとした騒ぎになりました。(不思議の国のアリス)
赤のクイーン:「召し上がる、ビスケット?」
それを受け取ると、どうにかこうにか食べたのですが、とてもぱさぱさしていたので、生まれてこのかた、こんなに喉がつまったことはない と思いました。(鏡の国のアリス)
キングが声をはりあげました。「戦いはどうなっておる?」
ボゥシャは必死の努力をして、大きなバターつきパンのかたまりをのみこみ、「とてもよい感じです」と、つまる声で言いました。
(鏡の国のアリス)
「十分間、おやつの時間かぁぁん!」とキングが声をはりあげました。
ウシャギとボゥシャはさっと仕事にかかり、白パンと黒パンをのせた円いおぼんを持ってまわりました。
アリスはひとつ味見をしてみましたが、ぱさぱさに乾いていました。(鏡の国のアリス)
「小麦粉」、「砂糖」=「砂」?
砂糖に「砂」の字が入っているのも気になります。
その砂糖の語源は、「Sarkara(サルカラ)」で、古代インドのサンスクリット語で「さとうきび」の意味だそうです。
中国では「Sarkara(サルカラ)」語頭を漢字で「蔗(しょ)」と書き、甘味料という意味の「糖」をつけて「蔗糖(しょとう)」という言葉が生まれ、その後漢字が変化して「沙糖」や「砂糖」となり、日本に伝わったそうです。
その砂糖には、水分を吸着しやすい 「吸湿性」と呼ばれる性質があり、 空気中の水分(湿気)を吸い取るのだそうです。
そしてまた、「乾燥すると固まる」という性質も持っています。
外部の湿気を吸うと結晶が溶け、溶けた結晶が乾燥して固まります。
(そのため砂糖は、製造過程で糖蜜(水分)を吹きかけて、さらさらの状態を保持しているそうです)
砂糖は乾燥すると固まるんですね・・・(・Д・)
・・そんなところが、まるで「砂漠」の砂のようだなぁ・・と、思ってしまうのでした・・( ´ ▽ ` )
「砂糖」→「空気中の水分を吸着」→「乾燥して固まる」
=「砂漠」?
食事の最後の「デザート」と、砂漠を表す「デザート」が、同じ読みだということも、とても気になるところです・・( ゚д゚)
料理のデザート=「dessert」
砂漠のデザート=「desert」
美味しいデザートを食べすぎて、体の中が「砂漠化」?しないよう、気をつけなければならないのかもしれません・・??( ´▽`)