最近「舌」のことに注目していて、いろいろ調べていると、「舌(ぜつ)はがし」というものがあることがわかりました。
「舌(ぜつ)はがし」とは、本来は口腔内の上部にあるべき舌が、下に落ちてしまっているのを、正常な位置に戻すことをいいます。
低位舌になれば気道が狭くなり、口呼吸になりやすく、睡眠時無呼吸症候群、歯周病その他、様々な問題が起きるのだそうです。
「舌はがし」とは、その低位舌を予防、改善するための、口腔内のマッサージです。
・・ですが、これが、悲鳴をあげるほど?・・涙を流すほど?・・痛いらしいんですよねー! (^◇^;)
話は変わりますが、インド神話に登場する大蛇ヴァースキは「舌」の比喩じゃないかと(勝手に)思っていて・・
その件はこちら
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インド神話には「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」というお話があります。
乳海攪拌では、神々とアスラ(魔人)たちが、不老不死の霊薬「アムリタ」を得るため、マンダラ山に大蛇ヴァースキを巻きつけて、両側から引っ張り大海を掻き回します。
大海は乳海になり、その中からさまざまなものが生まれ、最後にようやく天界の医神ダヌヴァンタリが、「アムリタ」の入った壺を持って現れる・・
・・というお話です。
そしてその時、引っ張られたヴァースキは、あまりの苦しさに毒を吐いています。
痛いわ!!
これって、「舌はがし」のようですよね!! (・Д・)
「舌はがし」=「舌を引っ張られて痛い」
「乳海攪拌」=「蛇が引っ張られて痛い」
「舌はがし」 = 「リアル乳海攪拌」 !? ( ̄∇ ̄)
「舌はがし」で毒を吐き、アムリタが出るのかもしれません・・?? ( ´ ▽ ` )