前回、「舌を上顎につけること」について書きました。

 

 

 

 

 

 

その中で、舌を上顎につけることで「アムリタ」を出す?、 その他の効果を取り上げました。

 

(★アムリタ = 不老不死になれる甘い飲み物)

 

 

 

 

その最重要器官とも言える「舌」なんですが・・ ( ゚д゚)

 

 

 

 

「古事記と言霊」では、「舌」=「天沼矛(アメノヌボコ)」 と解釈されています。

 

 

 

(「舌を動かして言葉を発する」「人間が舌を使って音を色々に出してみることで、種々の現象(言葉)が現れ出て来ます」)

「古事記と言霊」より

 

  

 

 

 

 

「天沼矛(アメノヌボコ)」とは、天地創造神話で、イザナギとイザナミが海原をぐるぐる掻き回し世界を創ったとされる「矛(ほこ)」のことです。

 

 

  

 

 

 

 

この、ぐるぐる掻き回して世界を創る天地創造の物語・・

 

 

 

インド神話では「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」と呼ばれます。

 

 

 

乳海攪拌では、神々とアスラ(魔人)たちが、アムリタを得るため、マンダラ山に竜王ヴァースキを巻きつけて、両側から引っ張り大海を掻き回します。

 

 

 

 

 

 

1000年間攪拌が続き、大海は乳海になり、その中から太陽、月、神々など、さまざまなものが生まれ、最後にようやく天界の医神「ダヌヴァンタリ」が、「アムリタ」の入った壺を持って現れます・・

 

 

 

 アムリタの壺を持つ ダヌヴァンタリ

 

 

 

 

 

   この「乳海攪拌」の場合は、

 

 

「ヴァースキを巻きつけたマンダラ山」=「舌」

 

 

・・と解釈できるかもしれません?? (・Д・)

 

 

 

    

 

 「天沼矛(アメノヌボコ)」=「ヴァースキを巻いたマンダラ山」

 =「舌」

 

     

 

 

 

  この神話は、もしかすると、

 

 

 

「舌を上顎につけ、スライドすることで「アムリタ」を出せる」

 

 

 

・・ということを表しているのかもしれませんよね!? (・Д・)

 

(=な〜んて、超トンデモ論ですね!!! ( ̄∇ ̄))

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

「古事記と言霊」についてはこちらにも

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