頭の後ろには、「盆の窪(ぼんのくぼ)」と呼ばれる部分があります。

 

首の後ろの中央、後頭部から首すじにかけての、くぼんだ所です。

 

 

盆の窪(くぼんだ部分)

 

 

 

うなじの場所、ツボで言えば「瘂門(あもん)」の辺りですね。

 

 

「瘂門(あもん)」についてはこちら

 ↓

 

 

 

 

「盆の窪(ぼんのくぼ)」は、江戸時代の子供によく見られた、首の後ろに髪を剃り残した髪型そのものを指す言葉でもあります。

(この髪型は「権兵衛」とも呼ばれます)

 

 

この部分に髪の毛を残します。

 ↓

「盆の窪(ぼんのくぼ)の髪型」「大江戸復元図鑑」より

 

 

 

 

「ぼんのくぼ」の語源・由来には様々な説がありますが、今のところ「坊の窪(ぼうのくぼ)」を由来とする説が有力のようです。

 

 

「坊の窪」の「坊」とは「坊主頭」のことで、頭を剃髪した状態において後頭部の窪みが顕著に見えることから、この名が付けられたのではないかと考えられています。

 

 

 坊の漥(ぼうのくぼ)?

 

 

「坊の漥(ぼうのくぼ)」→「盆の窪(ぼんのくぼ)」・・

 

 

なんだか「煩悩漥(ぼんのうくぼ)」「煩悩首(ぼんのうくび)」って言ってるような気がして・・・^_^;

(誰もそんなこと言ってない! ) 

 

首といえば・・

 

 

 

「煩悩(ぼんのう)」とは、身心を悩まし煩わせる心のはたらきを指す仏教用語です。

 

大乗仏教では「客塵(きゃくじん)」とよばれ、本来は 外来的なものであるといわれます。

 

 

外からやって来るもの・・なんですね ( ゚д゚)

 

 

 

「煩悩」の種々な作用の表現のひとつに「軛(やく)」というものがあります。

 

 

「軛(やく)」とは牛が首のところにつけている「くびき」のことであり、これで牛が車をひかなければならないように、心が縛られて自由でないことを表しています。

 

「軛(くびき)」

  しんどいわ💢

 

 

 

「軛(くびき)」は「頸木」とも書きます。

 

 

「頸(くび)」は「首」や「頭」のことですね。

 

 

「煩悩は首に乗る」ということわざがありますが、本当に首」に乗っている のかも? ( ゚д゚)

(ことわざの意味= 欲望は追ってもなかなか離れない)

 

 

 

さきほどの「盆の窪(ぼんのくぼ)」の場所は、最近気になっている「プラグ」の位置なんですよね。(映画の見過ぎ!!( ̄∇ ̄))

 

 

「煩悩プログラム」に繋がれているのか?

(そこから「煩悩」が発生?)

 

 

 

 

 

 

如来などの仏像の首には「三本の皺(しわ)」が見られます。

 

これは、「三道」と呼ばれ「悟りに至る三段階を表している」など、諸説ありますが、実は プラグを抜いたあとの緩みだったりして?

(超トンデモ論!( ̄∇ ̄))

 

 

 

 

 

 

自分が(勝手に)「プラグ」の比喩(?)に思えるものは・・

 

 

ツタンカーメン黄金のマスクの背面

ネメス(頭巾)の棒状の垂れ飾り

 

 

 

中国の「辮髪(べんぱつ)」

 

 

  

 

 

「辮髪(べんぱつ)」とは、後頭部に少し残して髪を剃り、そのわずかな髪を三つ編みにする髪型です(時代とともに髪を残す場所は広がります)

 

もともとは、中国の東北の民族「満洲族」の習慣だったそうです。

 

 

この髪型の理由については、兜をかぶるのに髪の毛が邪魔だったから  という説があります。

 

 

そして戦いの際、首に巻いた三つ編みで、敵の刀を防いだと言われています(すごい利用方法!^_^;)

 

首を守るのニャ!

 

 

 

(首を守るという点では、「鳥兜」のしころと似ているような・・)

 

 

 

 

何となく共通点があるような(?)「首の後ろ」に関するこれらは(勝手な決めつけ!)、何か関係があるのでしょうか??

 

 

・・全く関係ないかもしれませんが・・^_^;

 

 

 

・・ちょっと気になったので取り上げてみました。 

((辮髪(べんぱつ) も興味深いし ♡( ・∇・) )