『まつげパーマのお客様の意識が高い理由』

サロンブログでアップされている上下パーマの施術写真です　　まつ毛パーマに向いている人について書かれています　　まつ毛パーマは健康的な自まつ毛あっての仕上がりになりますので、40代に入るとパーマができる方が激減します　　若かりし頃はまつ毛がフサフサでまつ毛パーマで十分だった方も、少しずつまつ毛が寂しくなり、エクステに変更される方が増えていきます　　もちろん、50〜60代になってもまつ毛パーマができる剛毛様もいらっしゃいますが、ごく稀です　　圧倒的にF1層（20〜34歳の女性）がターゲットの施術です　　当然、おしゃれなカール感が何通りもできて当たり前だったり、確実な似合わせができないとすぐそっぽを向かれる方々が対象客となりますね

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2018年7月～9月の単発講座の募集中です

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ナカシマです（ナカジマではありません）

ようやく時間を見つけて、スクールの画像処理をしようとしたのですが、あろうことか画像がない！

どこをどう探してもない！

スクール画像とはカメラもSDカードも違うのに、きままクッキングの画像までない！

こんなこと、スクール開校以来、そしてきままクッキングに通って以来、初めてのことです。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡

本当に申し訳ありません。。。

サロンで使用するミラーレスをやっと買い換えて、浮かれポンチになっていたとは思えないんですが、これも老化現象なのでしょうか、情けないです(つД`)ノ

いろんなことを後回しにせず、データの整理などは最優先でやっていかねば、ですね

今年53歳ですが、あと10年は現役で入客していきたいですから、ボケてる場合ではないんですよね

しっかりします！

さて、まつ毛パーマ関連の授業を行っていると、生徒さんから「まつ毛パーマのお客様はエクステのお客様に比べて意識が高く、細部にまでこだわっている人が多くて大変」、「まつげエクステよりパーマのお客様の方がクレームが多い」などの声を聞きます

それで、まつ毛パーマに対して及腰になってしまっている技術者の方も多いのではないでしょうか

せっかくまつ毛パーマの技術を習って、猛練習をし、メニュー化にまでたどり着けたのに、実際に入客してみると、思うような成果に結び付けられていなかったりするのは、別にまつ毛パーマに限ったことではないんですよね

どんな美容施術でも、お客様の外見を変えてしまう以上、かなりの責任がありますから

特に、まつ毛パーマのお客様がエクステのお客様と決定的に違うのは、「自分のまつげに自信がある方」ということです

もちろん、まつ毛がフサフサでも逆まつげなどのお悩みがある方もたくさんいらっしゃいますが、太さや長さ、本数などに問題がなく、下向きに生えていることだけがお悩みという方がほとんどです

「自分のまつげで勝負したい」（言い方はどうあれ、人工毛をつけることに抵抗を感じている方です）と考えている方が多いので、こだわりも強くなります

まつげにマウンテンがあるとして、頂点に君臨するのはまつ毛パーマのお客様ではないかと私は密かに思っていたりします

まつげエクステは、髪であればカツラですから、まつ毛パーマの上に行きようがないのです

もし、私のような性格の悪い人間だったら、「ふん、所詮、まつエクでしょ、私は自まつ毛だから！」なんてことを思うかもしれません

あ、アントスのお客様は上品で性格の良い方ばかりですので、そのようなことはありません（きっぱり）

まつげエクステの下が「ビューラー＆マスカラの通常メイク」、最下層が「まつげメイクなし」と言ったところではないでしょうか

ですので、ご自身のまつげを大切にされている方が多く、それに伴い、オーダーが細かくなるのは当然のことです

エクステをつけて、気に入らなかった場合、最悪、自分でむしり取ったり（時々いらっしゃいます・・・泣）、他店に駆け込んでエクステを取ってもらえば、自まつ毛に戻れます

ですが、まつ毛パーマの場合、上がり過ぎてしまうと、全部むしり取らない限り、まつ毛は上がったまんまですし、他店に駆け込もうにも、エクステに比べて圧倒的にまつ毛パーマができるお店が少ないので、最悪の状態で2〜3ヶ月を過ごすことになります

アントスにお越しになる、まつ毛パーマの新規のお客様の7割は他店のパーマ修正からです

ホント、まつげを上げ過ぎるのだけはやめましょうね。。。

パーマが緩かったら、かけ直し、もしくはご自身でマスカラやビューラーで調節できます

ですが、まぶたにくっついてしまうくらい上がり過ぎたり、マスカラが塗れなくなるくらいの丸みがついてしまうと、これはどうしようもありません

１度でもそのような経験をされたり、ご自身にはなくても知人がそのような目にあったのを見ていたりすると、オーダーが細かくなるのは当然ですね

ですから、せっかくまつ毛パーマの施術を習っても、失敗が続いたり、思うような仕上がりになるまでに時間がかかり過ぎてしまうと、いつの間にやらメニューからパーマが消えていくというパターンが多いのです

そう、美容室からまつエクメニューが消えて行ったのと同じように。。。

しかも、まつ毛パーマの施術単価が低い店舗がほとんどでしょ

まつ毛パーマの料金をまつ毛エクステよりはるかに低く設定にしているサロンオーナーのお考えが私には今ひとつ分かりませんが、お客様もしっかり見ていますよ

エクステとパーマの料金が違い過ぎると、「エクステに力を入れていて、まつ毛パーマはそうでもないのだろう」とか、「エクステのついでにまつ毛パーマをやっています」感が満載ですというように取られてしまっても仕方ありません

そのうち、まつ毛パーマのお客様の予約が入ると、「あ〜、まつ毛エクステのお客様だったら○○円になるのに」と思うようになります

そして、それは確実にお客様に伝わっていきます

また、エクステはつけるまつげを選べますが、パーマの場合は全てのまつげに液剤を塗布しますので、毎月かければかけるほどダメージが進行していきます

どうすれば施術時のダメージを最小限に防げるのかや、お客様のまつ毛のタイプ別に合わせて、ご自宅でのケアの仕方やアイテムのご紹介などもエクステ以上に行っていかなければ、3回は来てくださったけど、それ以降は自然にご来店されなくなるパターンになるのではないでしょうか

エクステに比べて、パーマのダメージはお客様にも明確に分かりますので、サロンの力加減が丸分かりなのです

まつ毛パーマはエクステに比べて、施術の基本単価は低いですが、アントスではトリートメントやアイシャンプー、コーティングなどのオプションを1000〜6000円程度加える方が99％、「まつげ美容液」「クレンジング」「マスカラ」のまつパケア３点セットの購入率は3割を超え、単品購入率は約8割となっていますから、お客様単価は約15000円となります

他店に比べて、お客様単価が比較的高めなのは、上記のこと以外にも、上まつ毛のみパーマをかけるお客様より、上下でかけるお客様の方が多いということもあるからです

逆まつげのお悩みは上まつげより、下まつげの方が悩みとしては深いですから、上下でオーダーされる率が高くなります

エクステは物理的変化、パーマは化学変化ですから、全く別物と考えた方がいいですね

お客様層も同様で、全く別です

よって、エクステのお客様の傾向や今までの自分自身の知識をベースに考えない方がいいです

今まで、エクステをやって来た年数と同じくらい、まつ毛パーマの攻略も時間がかかると心しておいた方がいいです

ですが、まつ毛パーマは、化学変化に強くなれば本当におもしろい施術ですし、意識の高いお客様と知り合えるチャンスがたくさんあります

エクステより、体力的にも楽ですから、アイリストの仕事を長くやっていこうと思うのでしたら、早めにエクステ同様の柱をまつ毛パーマで作っておくことをお勧めいたします

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