【ブランディング】つけ放題から本数制に変える時のポイント
サロンブログでアップされている上下カールの施術写真です ちりつき＆毛先折れなしの理由について書かれています 結局のところ、毎月お客様がカールリペアに来られてもダメージが出ないようにし、ご来店のたびにまつげの状態が良くなることを実感していただけないと、リピートはされるのは難しいのです 特に、立ち上げ型ではなく、ラウンド型の場合、毛先まで丸くカールがつきますから、ちりつきや毛先折れを出ないようにするのは至難の技です まつげカールは、エクステ以上に、お客様との連携プレイによってダメージレスにできるのです
ナカシマです（ナカジマではありません）
生徒さんの技術チェックをしていると、つけ放題システムの弊害を感じることが多々あります
もちろん、そのような生徒さんばかりではありませんが、「〇本装着の中で△のデザインを作る」という目標がないまま、「入れられるだけつける」という数のゴールに向かってのみ進んで行くと、デザインは後回しになっていたり、本数最優先ありきのデザインになっていたりすることで，技術力やデザイン力のステップアップを阻んでしまうことが多いんですよね
アントスがオープンした10年以上前は、つけ放題といえば、大宮界隈だと80～100本ついていたらOKでしたが、今はその数だとお客様は納得してくださらないですよね
今は「1時間つけ放題〇本保証」とうたってあるサロンだけではなく、「○本までつけ放題」で上限を決めて、120～160本の数字が入っていることが多いです
短時間でたくさんのエクステが欲しい方には、とてもよい市場になったと思います
また、質を追求されるお客様にとっても、サロンを選びやすい環境が整って来たと言えます
つけ放題がないサロンを選べばよいわけですものね
ビールの飲み放題が好きではない女性もいるというのと同じですね
形の美しい冷えたグラスに、きめの細かい泡がぷっくりとグラス上部に膨らんでいるようなビールが少量飲みたい女性は多いと思います（私はそのようなビールを少量ではなく、たくさん飲みたい女性です・笑）
アントス もオープンから3〜4年くらいまでは、つけ放題のシステムを採用していました
私が開店時に、迷った末、唯一妥協して決定したのがこのつけ放題のシステム導入でした
120本を超える本数をつける方はつけ放題で料金のアップ打ち切りというシステムです
アントスがある大宮はつけ放題が当たり前の激安市場です
アントスの価格はオープン以来、上がることはあっても下がることなく、10年以上経営して来られたのは、つけ放題から本数制に切り替えたからだと考えています
つけ放題にすると、デザイニングする際に気をつけなければならないことが多くなります
また、スタッフの育成も、時間内に本数を入れ終わることが最大の目標になりがちです
もちろん、タイムに入れなければなりませんが、それはお客様との最低限のお約束で、本来はお客様自身に最も似合う仕上がりのお約束であるはずです
それを見失いがちになってしまい、技術力やデザイン力の停滞につながることを懸念してしまいます
さらに、目が大きいお客様は目幅が長く、たくさんのエクステをつけても、エクステが横はもちろん、縦方向にも並びますが、普通の目の大きさの方は「入れれるだけつけて下さい」と言われても限界があります
美しい仕上がりを無視すればプラス10〜20本くらいは入れられますが、濃く見せたいだけだったり、まつげが豊富な人のように見せたいだけの場合、つければつけるほどボサボサな印象になっていきます
目の形や自まつ毛の量によって、適正なエクステの本数がありますから、それを考慮してベストバランスのデザインをご提案するのが本来のアイリストの役割ではないでしょうか
また、つけ放題という言葉で「たくさんつけないと損する」とお感じになるお客様が数多くご来店されるようになります
ですが、つけ放題制ではなく本数制を採用していると、「つけ放題じゃないから安心」というお客様が来られます
極端な話、つけ放題じゃないというだけで、「ちゃんとしているサロン」と判断されるお客様も実際にいらっしゃるんですよね
飲み放題のチュウハイが薄かったり、食べ放題の焼肉のタレがまずかったりなどを経験されているのかもしれません
量と質のバランスはとても大切で、先述した通り、たくさんのエクステンションを装着する方がより美しくなるとは限らないですし、そのように希望されるお客様ばかりではないということに、気付かなければなりませんね
デザインではなく、持続性にのみ特化される技術力アップが限界に来ていることも、現在第一線で活躍されている技術者の方々でしたら、お分かりになっていると思います
ましてや、今はボリュームラッシュの選択肢もあるわけですから、まつげが少なかったり、欠損部分がある方などは、無理にエクステをたくさん入れなくても、自然にまつげが増えたように見せることも可能になっているのです
つけ放題のオーダーをいただいても、「そこに毛があるからつける」のではなく、そのお客様の適正な本数を知り、最も美しく見えるデザインのご提案を喜んで受け入れてもらえるようになると、もっともっと仕事が楽しくなるし、カウンセリング力を含めてスキルアップしていくはずです
「つけられるだけつけてください」とおっしゃるお客様に、そのお客様にとってのベストバランスのデザインをご提案し、なぜその本数とデザインが良いのかをご理解いただけるところからスタートです
確かに、市場的につけ放題のシステムでないと難しい場合もあると思います
ですが、上記にあげたようなことに気をつけながら装着するのか、そうでないのかでは、自分自身の技術力アップの実感も、お客様の反応も違ってきます
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【フレームラッシュ講座】 40000円/2時間 ※リフトアップ系技術講座です
【上まつげブラッシュアップ講座】 40000円/3時間
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