家族とは、『ある』ものではなく、手をかけて『育む』ものです。

~日野原重明~

 

 

 私を作りあげてくれたのは、母だった。母は私を理解し、性質が向いている方へ進ませてくれた。もし母が私を認めず、信じてくれなかったら、とても発明家にはなれなかっただろう。

~トーマス・エジソン~

 

 

世界的な作家といわれ、社会的な地位や発言力をもつことよりも、自分が接する家族と、文句なしに円満に気持ちよく生きられたら、そのほうがはるかにいいことなのではないか、そんなふうにぼくは思うのです。

~吉本隆明~

 

財産とは、お金だけではありません。 


家族は、とても大切な財産です。

家族の成長、活躍や発展、家庭の円満は重要な財産になります。

 

特に、自分に身近に関わる子どもや配偶者のしあわせは、何ものにも代え難い財産と考えて間違いありません。

口笛

 

 

 
 

 

 <海辺の公園で楽しむ家族のシルエットが綺麗でしたので、思わずシャッターを切りました!>爆笑
 
 

 

<陽光と逆光の景色がとても綺麗です。爆笑
 
 
 

 「必至の貯蓄システム」によって、


一時的な収入で終わらず、生涯を通じて永続的に貯蓄が増え、自分を向上させるだけでなく、家族も幸福感に満たされる「真の豊かさ」を得ることが可能です!!

 

そして、

 

目標は、

2000万+∞(無限大)

つまり、

1億超え!!  
爆笑


です。


前回までに、

「必至の貯蓄システム7箇条」として

第1条:収入の20%以上を天引き貯金すべし!

第2条:負債と資産を徹底分析!

第3条:公共サービスを賢く活用すべし!!

第4条:投資を始めるべし!!

 


第5条:全てを自己投資に転換すべし!!
 
 について説明しました。

 
 今回は、

 

 

 

第6条:家族はかけがいのない財産と考えるべし!!

 

 


について、説明します。

 


自分の幸せを考えるならば, 家族のしあわせを考える必要があります。


家族の幸せなくして, 自分だけしあわせということはとても不自然な状態であると考えます。


それは、家族は、少なからず時間や空間を共有しており, その関係が良好でない中で過ごさなければならないことは, できる限り避ける必要があります。

家庭は、本来, お互いにとって憩いの場であるはずのところ、 ストレスフルな時間と空間を過ごさなければならないことは, 生活の活力を減退させることになるからです。


ですから、 自分の幸せだけでなく, 配偶者, 子供, 両親や親せきなど, 一族が幸福感に満ちていることが、 引いては, 自分自身の幸福につながり, さらに, その幸福感が相乗的に膨れ上がると考えます。


もし、あなたが金銭的な貯蓄を目指していたとしたら, それは, どのような目的によるものでしょうか?

 「老後のため」

 「贅沢をするため」

 「優越感に浸るため」
など様々な理由はあるでしょうが、


 おそらく多くの方が,

 「家族を養うため」

「子どもの養育や学費等のため」

 という家族の幸福を目的とした理由を一つとしていることと思います。


有名な言葉の中に, 「どれだけの億万長者でも, お墓には持っていけない」 と
いう言葉が象徴しているように, 財産の貯蓄は「自分のために」 だけでは限界があります。 

おそらく,多くの財産を貯蓄して, 自分が去った後は, 配偶者や子ども, そして孫のために残すことになるでしょう。


そして、子ども,孫,それぞれの家族が幸福な人生を送ることができるよう, 

つまり, 永続的に一族において幸福感がつながっていけることを望みたいと考えます。


無論,莫大な財産があり, 大きな力のある方は, 家族だけでなく、 人類の全ての人が幸福になることを願い,貢献できることが理想であると考えます。


つまり,家族は, 大切な財産であることを改めて認識する必要があり、 家族に投資することは,永続的な幸福感を得ることにつながることを理解して欲しいと考えます。


ところで,家族への投資とは, 具体的にどのようなことを意味するのでしょう
か。


く子どもへの投資〉
1 良質な教育環境の提供

便宜上,「 投資」という言葉を使用していますが,実際には、「子どもへの愛情」 という言い方が適切であり, 実情にも合致しているものと思います。


以前説明しましたが、「学力の経済学」 という本において、 親と学力との相関関係が示されています。
ブログ「子どもを東大に入れる方法」において説明したように、 幼少期においては, 親が一緒に勉強やスポーツな, 読書, 会話などの親子で共有する時間と空間を作ることが大切な投資になります。 


どのような理屈を並べようと、 子どもが学校等で優秀であり, 活躍していたら,親は嬉しいものです。

幼少期にできる限り親と接する時間を持ち, 必ずしも高額な塾に行かせる必要はなく, 地域の図書館や公園等の公共サービスを活用して、本や自然に触れる活動やスポーツなどを親と共有させ, 良質な体験をさせることが重要と考えます。


誤解のないようにして欲しいことは、子どもが優秀というのは、単に勉強でいい成績を収めることだけをいうのではなく、人に優しかったり、性格が明るかったり、スポーツが得意であったり、特技があったり、我慢強かったりなど、その子の「生きる力」が十分に発揮できることであると考えます。


繰り返しになりますが、これについては、「子どもを東大に入れる方法」において詳しく説明していますので、ご覧ください。

 


2 基本的な物事の考え方の教授
子どもへの投資として, 生活する上で必要な基本的な物事の考え方を伝えていくことが大切です。 

それは, 

①物事にまじめに取り組み, 諦めずにやり抜く姿勢・態度

②人に対して思いやりを持って接する姿勢・態度

③無駄遣いをせず物を大切にする姿勢・態度

 

この3つが特に大切な教授すべき姿勢·態度であると考えます。

この3つの考え方は、子どもが大人になり、豊かな生活を送ることができるための基本的な習慣になります。

この3つの姿勢・態度は、子どもの能力を高めるだけでなく、周囲に良い人物が集まり、子どもが財産を形成する上で、必要不可欠なものになります。

そして、子どもの、このような姿勢・態度を育むためには、特別なことは必要ありません。

両親が日常生活において、このような姿勢・態度を大切にして、自ら範を示すことが一番の教育効果につながります。




3 生きる力の醸成のための機会の提供

 「生きる力」とは、どのような力をいうのでしょうか。

 

文部科学省は「生きる力」を身につけるための3つの柱として

 

「知識及び技能」

 

「思考力、判断力、表現力等」

 

「学びに向かう力、人間性等」

 

をあげています。

 

なぜ「生きる力」の育成が必要とされるのでしょうか?

 これからは


新しい知識・情報・技術が、政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として重要性を増す「知識基盤社会」の時代

です。

 

知識基盤社会においては


「課題を見出し解決する力」


「知識・技能の更新のための生涯にわたる学習」


「他者や社会、自然や環境と共に生きること」

 

などの

 

変化に対応するための能力

 

が求められます。

 

このような時代を担う子どもたちに必要な能力こそ「生きる力」といえます。

 

こうした「生きる力」を醸成するためには、


日常生活において、


幅広い知的活動



課題解決型の取り組み


人との協力的・協調的な態度


が必要となります。


これらは、幼少期からの生活環境において、自ら調べ、考え、問題を解決することを習慣付けることにより、また、周囲と力を合わせてやる活動を通して身に付くものと考えます。

詳しくは、

以前説明した「子どもを東大に入れる方法」のブログを参考にして下さい。


 

 

さて、今回はここまでです。


次回は、6条の続きとして、

「配偶者への投資」について説明します。

お楽しみに。