カツオドリ(カツオドリ目カツオドリ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

鰹鳥 L73cm W145cm 留鳥として伊豆や小笠原・八重山諸島に分布

何故か冬になると長崎の島周辺に姿を見せる。(11月~3月)

大きく円錐形のクチバシは魚やイカ類を捕食するのに適している。

頬の裸出部はオスが青味、メスに黄味がある。 

水面に頭から垂直に豪快に飛び込む姿は、すごい迫力。

カツオが追い込んだ小魚の群れの上空を飛びまわるので、

昔からカツオの群れを見つけるための鳥として重宝されていたのが名前の由来。

注意:決してカツオを食べる鳥でも、カツオのような味がする鳥でもありません。(^_^;)

 

ツルの渡りが始まったそうで、

冬を長崎で過ごしている鳥たちがどうしているのか気になって、

久しぶりにカツオドリを見に行ってきました。

 

と言っても、一昨日は久々の寒波で雪が降る最悪の天気・・・。

 

にも関わらず、強風を物ともせず海上を我が物顔で飛び回るカツオドリたち・・・。

 

ポーカーフェイスですが、実に色々な飛び姿を見せてくれます。

 

魚がいっぱいいたようで、何度も何度もダイビングをして楽しませてくれました。

 

この日はさすがに釣りをする人はほとんどいませんでしたが、

どうかすると、釣り人が撒き餌して集めた魚を目指してドボンなんてこともよくあります。

 

自由自在な飛行術は見てて飽きない面白さもありますが、

なにせこの日は直前まで吹雪だったので、寒いこと寒いこと・・・。(´Д`;)

 

潜る鳥は、身体が重たいのか、飛び立つのも一苦労のよう・・・。

助走するみたいにバタバタと足ヒレで水面を叩きつけながら飛び立ちます。

 

捕らえた魚を喉元に溜め込んでいるようで、少し太めになったカツオドリ君です。

長崎では鳥が遠いことが多いですが、

人目を気にしないカツオドリだけは特別のようです・・・。ヽ(´▽`)/

 

でも、撮影に夢中になって、あなたが海にドボンなんてことにだけはならないように、

くれぐれもご注意ください・・・。(^_-)-☆