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夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。



 腹の中で、牛を放牧している。
 縦横無尽に走り回るのに、放牧犬は姿を見せず、牛が暴れておる。カルビにロース、タンにハラミ、千切れそうである。
 重たくなった腹では思考に耽ることすらままならず、ただ犬の鳴き声は聞こえぬか耳を澄ますのみである。

 兵庫県帰省2日めの今日。ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきます。雲の多い空なので、日射病の心配はないがそれでも気をつけたいと思う。
 今日は何を喰らうのか、いやテーマパークを楽しもう。


 都会の蝉は一匹で鳴いている。
 昔ながらの飲み屋街、居酒屋発祥の地ともいわれている新宿三丁目の店先で、外販に立つ。
「冷たいビールはいかがですか?」
 腹から声を出しながら、伝える客は通らない。自分の喉の調子を確かめるために声を出し、通りの様子を確認する。煙草屋のおとっつぁんも、末廣亭のおとっつぁんも、毎日同じように立っている。中華屋の壁に蝉が止まっていて、鳴いている。一匹の声が虚しく響く。ああ、恋人探しは難儀なのかと思う。客のいない通りで、喚く私と何が違うだろう。
 兵庫県の蝉はさながら鳴き声の異種格闘技戦だ。対抗する相手がたくさんいると、張り上げる声にも力が入るだろう。
 都会とは違う蝉の声や、涼しい風(灼熱のアスファルト照り返しは此処にはない)、繋がらないWi-Fiに、長閑だなぁと感じながら、慣れない携帯電話に向かって文字を打つ。

 1週間の帰省です。とりあえず初日の今日は親戚一同集まってくれるのだそう。
 長閑だなぁ。

※長閑で「のどか」と読みます。最近はあまり聞かない熟語ですね。


 私はアニメ漫画ヲタクなので、中学時代は声優さんのラジオを聞いていました。
 学校で作った緊急用ラジオのチャンネルをあわせて、雑音が少ないように窓際の絶妙な位置に固定する。頑張れば北海道を中心に流れているラジオも聞けて、雑音が混じるなか、憧れの声優さんの番組を楽しんでいた。
 それが今やネットラジオの時代だ。雑音も入らず、リアルタイムでなくてもタイムシフトなんかで好きな時間に番組を聞くことができる。リアルタイムにコメントを書き込んで、コミュニケーションをとったりもできる。
 今の時代、ラジオを聞く人は少なくなっているだろうと思う。ラジオを聞いていた私には、凄まじい時代の変化なのだが理解は示されないだろう。
 ラジオの出演料は安いらしい。それでも声優さん的にはラジオのメインパーソナリティーは、芸人さんの司会番組と同じ出世街道が今もなお、見える気がする。
 ネットラジオというものを聞きながら、時代の変化に感謝する。声を届ける、お仕事。



 言葉探しというものは、砂遊びに似ている。
 白い砂浜に手を差し入れて、指の隙間から零れ落ちる砂粒を凝視する。零れていく砂の中、一段と輝く星屑を探すのだ。日光に背を焼かれ、汗の伝うこめかみを手の甲で拭いながら、ただひたすら砂浜に目を凝らす。星屑は一番星を砕いたかのように発光して、広大な砂浜に潜んでいる。
 地平線に真っ赤な太陽が溶けていくかのように水面に浮かぶまで、砂浜に目を凝らし続ける。
 美しい表現を探すというものは、真夏の砂浜に佇んでいるかのような、根気と集中力を強いてくる。時間をかけて増えていく小瓶の中の星屑が太陽の光を受けて輝くのを、「なんて美しいのだろう」と眺めながら、私は今日も言葉を探し出すのだ。
 自らの言葉が美しき文章になると信じて、ただひたすらと身を焼くのだ。

 うん、よく分からないですね。比喩表現の練習でした。
かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)/集英社

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【かくかくしかじか】著:東村アキコ

 海月姫や主に泣いています等を描かれている漫画家さんの初エッセイコミックスです。
 東村さんは私のお姉ちゃんが大好きでよく買ってきてくれるので読んでいるのですが、ギャグ面白い。そんでもって、必ず美人や美形が出てくるんですが、いと美しい!

 エッセイということで、何を語られているのかなぁと思ったのですが、少女漫画家を目指す女の子が美大を受けるためにお絵かき教室でしごかれるお話でした。

 事実は小説よりも奇なりという言葉がありますが、本当に実存している人間たちは自分たちの思いもつかないような物語性や個性に満ちているんですよね。
 東村アキコさんが学生時代に出会ったお絵かき教室の先生は、まぁ実力のある容赦ない人で、ここまでしなくちゃいけないのかという気持ちを抱えながら、絵を描き続ける訳です。

 それで、今漫画が売れてドラマにもなっているのだから、その凄まじい努力がなかったらと思うと、やはり縁というものは不思議なものです。

 今回、漫画を読んで受けた感想は、自分の夢を叶える為の努力とはという部分でした。
 努力の上にしか成功はないのでしょうなと当たり前ながら思うのです。作家になるための条件は4割の執筆と6割の読書といわれています。
 私はまだまだ自分の書きたい表現が見つかっていません。
 8月になりました。いよいよ執筆を始めていきたいと思っているのです。