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ANNEX324

都内在住30代。買いものや観劇の記録など

 

母の誕生日に、恵比寿のラ ターブル ドゥ ジョエル・ ロブションでランチをいただいてきました。

ラベンダーカラーで統一された店内で、壁際のL字ソファ席にしていただけて、最初はちょっと緊張していたのですが、リラックスして過ごせました。

こういうレストランで角のソファ席があるのってちょっと珍しい気がします。

 

こちらのお店は1階の少しカジュアル(といっても十分ラグジュアリーですが)なタイプ。

2階のガストロノミーはさすがに尻込みしてしまったのですが、いつか行ってみたいですね。

 

ロブション モダン・フレンチをより身近に

 

ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブションでは肩の力を抜いて食事を楽しみたい時、コース料理のみならず、
アラカルトとお好みのワインでカジュアルにご利用いただけます。
フロア全体はラベンダー色で統一。
併設されたテラスには色とりどりの花と緑で囲まれた開放的な空間が広がります。

 

 

 

キャビア、甲殻類のジュレとカリフラワーのクレーム

 

燻製した秋刀魚とナスのタルト仕立て

これとっても好みでした!

 

フォアグラのロワイヤル、バターナッツカボチャのヴルーテ

 

北海道産キンキは海藻バターを合わせて

大好きなモン・サン・ミッシェルのムール貝も

 

お肉料理は豚ロースのロティ

スペシャリテのマッシュポテトが本当に美味しかった…!

 

お誕生日仕様のケーキはこんな感じで

デザートも別であるので、持ち帰り用に包んでもらえます

 

口直しの巨峰のグラニテ

 

メインのデザートはプラリネのムース

 

現代的な雰囲気もありつつ、バターをしっかり使ってソースで楽しむ王道フレンチらしさに満ちていて、とっても美味しかったです。

ホスピタリティもさすがでした。

 

INTRODUCTION

『バクマン。』とは

2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた原作:大場つぐみ、漫画:小畑健のコンビによる大人気マンガ。
真城最高(通称:サイコー)と高木秋人(通称:シュージン)の高校生マンガ家コンビが、「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子を描いた作品。
「週刊少年ジャンプ」編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。

 

 

 

8月に続いてまたまた鈴木拡樹さん作品を観劇しました。

2.5次元舞台を牽引する鈴木拡樹さん、荒牧慶彦さんW主演、特に荒牧さん自ら企画し、キャスティングに拡樹さんを推したのも荒牧さんとあって、二人の息の合った演技、楽しそうな様子がとても印象的でした。

 

 

 

 

演出は2020年東京パラリンピックの開会式のディレクターを務めたことでも話題のウォーリー木下さん。

プロジェクションマッピング、舞台に水を張った水盤舞台と言ったビジュアル面で心惹かれる演出に加え、アンサンブルを入れず全てのキャラクターを主要9名だけで演じ切る小劇団っぽさも、青春感を加速させていてとても良かった。

 

個人的に、少年漫画系の2.5舞台って、漫画の全ての描写を拾おうとするあまりダイジェストみたいな話運びになりがちで、登場人物の感情の起伏とか、ある出来事に至るまでのエピソードの積み重ねや意味が疎かになりがちで、ただのヴィジュアルの再現ならいいけど単体舞台しては面白くないな…と思ってしまうことが多く。

そういう意味で、今回のバクマンはこの舞台一つで完結させるためにエピソードの順序を変えたり削除したり工夫をしていて、こういう舞台ならではなものを見せてほしいのよ、という気持ちがしっかり満たされた感じがしました。

 

初日はお友達のおかげで最前列で観劇したのですが、

 

 

テーマパークのアトラクションかなってくらい水がばしゃばしゃかかりまして楽しかったです。笑

 

個人的にはぶっとんだ天才漫画家、エイジを演じた橋本祥平さんが本当に漫画から抜け出て来たかのような素晴らしいパフォーマンスですっかりはまってしまいました…!

橋本さんは以前から存じ上げていたけれど、漫画の中の魅力的な男の子を再現させたら本当にピカイチだと思います。

 

 

 

 

 

8月は「王家の紋章」に続き、「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」も見てきました。

 

あらすじ

さびれた街の小さな花屋で働く冴えない青年シーモアは、店主のムシュニクに怒られてばかり。シーモアは同僚のオードリーに恋をしているが、彼女にはオリンという歯科医のボーイフレンドがいる。

ある日、シーモアは町で奇妙な植物を手に入れる。意中のオードリーにちなんで、“オードリーⅡ”と名付けたその植物を店に置くと、客の来なかった店がなんと突然、大繁盛!

しかし、“オードリーⅡ”には、人びとを魅了する不思議な力がある一方で、あるとんでもない秘密が隠されていた。“オードリーⅡ”によってシーモアの人生は一変し、一躍有名人となるのだが――。

 

 

 

元々は1960年公開のB級ホラー映画、それを1982年に脚本・作詞をハワード・アシュマン、作曲をアラン・メンケンというディズニーの「リトル・マーメイド」、「美女と野獣」、「アラジン」を手掛けたコンビでミュージカル化。

日本では1984年の初演以降度々上演されています。

今回は2020年に上演される予定だったものがコロナの影響で途中キャンセル、その分の再上演という形。

 

 

 

主役のシーモア役は鈴木拡樹さんと三浦宏規さん、ヒロインのオードリー役は妃海風さんと井上小百合さんのWキャストで、今回は鈴木・妃海さんペアの回を。

 

拡樹さんは无伝閉幕から2ヶ月ちょっとしか立っていませんが、三日月宗近の終始下半身に重心を置いた驚異の体幹!という殺陣と身のこなしから一辺、なよなよと芯がなく自身なさげなシーモアにすっかりトランスフォームされていて、飄々としている三日月と違って表情筋を駆使した感情表現も巧み。

コメディアンのように顔芸って感じでは全然なく、ちょっとした動きで細かく表現する方だなぁと改めて感じました。

 

一方で歌唱力はどうかなぁ…声量がそこまでないのと、クリエは狭くて、裏で鳴らしてるバンドの音が直接よく聞こえてくるので、拡樹さんの声だけ聞こえなくなっちゃったなと思うこともしばしばでした。

ペアを組んでる妃海さんが元宝塚女役の中でも歌唱力のある方だから猶更かも。

 

妃海さん、超絶美形というより少しファニーフェイス寄り、でも首がすらっと長くて細くてスタイル抜群で、ふわふわ不思議ちゃんなオードリー役にぴったりでした。

パートナーから虐げられていることを当然と受け入れてしまうほど自己肯定感が低く、献身的になりすぎるオードリーのキャラクターは「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のリサを彷彿とさせるなぁと思ったんですが、バートン監督はリトショを意識して作ったりしたのかな、どうなんでしょう。

 

 

シャンテとクリエを繋ぐ地下通路に掲示されていたポスター。

入場時は閉鎖されているので1階の正面入り口からしか入れませんが(コロナ対策かもしれませんが)、雨の日とかは地下からも入れるようにしてほしいな。

 

 

mizのmy Pick

 

吉田羊さん主演の『ジュリアス・シーザー』を見てきました。

 

 

演出は森新太郎さん、共演に松井玲奈さん、松本紀保さん、シルビア・グラブさん、久保田磨希さん。

箱のPARCO劇場は立地と駅からの道のりは好きじゃないものの、『首切り王子と愚かな女』以来、見やすくて気に入っています。

 

 

 

席はI列1桁番台と下手寄りでしたが、今回のセットは上手奥から斜め前に向かって出入りする通路があるタイプだったので見やすい位置でラッキーでした。

 

 

名前と関係性が難しいのでロビーに人物相関図あるのありがたい。

 

作品概要

シェイクスピアのローマ劇を、女性キャストだけで上演。
演出:森新太郎×吉田羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブほか出演決定!

『コリオレイナス』、『アントニーとクレオパトラ』と並んで、ローマ史に基づいて描かれたシェイクスピアの有名な「ローマ劇」の一つ、『ジュリアス・シーザー』。この男たちの陰謀と策略の渦巻く古代ローマの政治闘争を女性キャストだけの布陣で上演します。
 演出には、今年3月に上演された『Romeo and Juliet –ロミオとジュリエット–』に続いて二本目のシェイクスピア劇となる今や演劇界の重鎮と言える森新太郎を配し、女性が本来持っている、したたかさ、強欲さ、そして圧倒的な強さで鮮烈に炙り出す闘争劇です。
朋友たちとの友情、師と仰ぐ人物への信頼と憧れ、正義ゆえの裏切りなど、女性が持つパワフルさを存分に生かして、ローマ史実を基にした壮大な政治劇を描き出します。

 

 

 

 

女性キャストだけで描くということですが、よしながふみ『大奥』のように男女逆転というわけではなく脚本はそのまま。だけど恰好は男装ではなく全員ワインレッド系のすとんとしたワンピースで、自然に台詞や演技、仕草だけで男性に見せている演出。

 

 

 

 

シーザーを演じるシルビア・グラブさんの豪快なリーダーシップのあるベテランの風情も印象的だったし、なんといっても生で初めて見る吉田羊さんの演技が圧壊でした。

映画の「キャロル」とか「オーシャンズ8」で見せたケイト・ブランシェットのようなかっこよさというか、宝塚ほど極端に理想化された男性演技というわけじゃないのにとにかく凛々しくて格好いい。小姓にくっと顎をしゃくる仕草なんか特に素敵でしたね…。

台詞も難解なのに聞いていてとても耳に心地よくて、この人上手い人だ…と本当にびっくりするくらいはっきりわかる。

 

ただ吉田羊さんのパフォーマンスは素晴らしかったけれど、わざわざオールフィーメールでこの脚本でやった意味ってなんだったのかなというのはよくわからず。

上の概要にある『女性が本来持っている、したたかさ、強欲さ、そして圧倒的な強さで鮮烈に炙り出す闘争劇』というのも引っかかる言い方だなと思いますし、いっそ本当によしなが大奥のように男女逆転に脚色した本でやった方が面白かったんじゃないかな。

 

 

SEVEN TENのカーキのパンツを予約で購入したことも影響してか、着回しカレンダーで総括してみてみると、今年の夏はグリーン系のカラーをコーデに取り入れることにはまっていたようです。

 

 

 

 

 

6月は↓の記事でまとめ買いしている他にも、カラバリ豊富でたくさん持っているUNIQLO UのTシャツや、

 

 

 

ダークグリーンのトップスが欲しくて買い足した↓のTシャツが活躍しました。

 

 

 

 

 

 

 

7月も6月と似たような感じ。

夏らしく、ぱきっとした色のトップスや小物使いが増えました。

 

 

 

 

 

8月も同じく。

通勤の日は黒のバックパックなので、やはりベースカラーは黒が多め。

 

 

 

着回しカレンダーの中から、特に気に入ってるのはこの3コーデ。

 

 

 

こちらはTIARAの公式インスタでの抹茶色×黒の色合わせが可愛くて、手持ちで真似したもの。

 

 

 

ミキモトのパールを合わせると、Tシャツ+スカートのシンプルコーデもク手軽にラスアップ出来て便利。

 

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Tops: UNIQLO

Skirt: NOLLEY'S

Watch: Margaret Howell idea

Necklace: MIKIMOTO

Bag: MARNI

Shoes: Odette e Odile

 

 

 

空色×カーキもやってみて可愛かった組み合わせで、新たな発見でした。

 

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Tops: ESTNATION

Pants: SEVEN TEN by Miho Kawahito

Watch: Margaret Howell idea

Necklace: Tiffany & Co.

Bag: FURLA

Shoes: Jewel Changes

 

 

 

こちらも、普段だったら黒やベージュのかごバッグを合わせてしまいそうなところ、

ちょっとミントグリーン~ブルーの寒色系であえて近いようで違うトーンでまとめた色合わせ。

 

コーデ画像に入れ忘れたけれど、シルバーのバングルをつけていて、アクセは全てシルバー系で統一しました。

 

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Tops: Banana Republic

Skirt: martinique

Necklace: GALLARDA GALANTE

Bag: MARNI

Shoes: ZARA

 

 

 

mizのmy Pick

 

 

 

アサコ・イワヤナギの秋のパフェ。

今回は母が予約に成功し、母は好物のイチジクを、私は葡萄のパフェをいただいてきました。

 

奥がイチジクのパフェで、焚火をテーマにしているのだそう。

少しだけ小皿にとって食べさせてもらいましたが、お酒が効いてしっかり濃厚な味わい。

 

過去のアサコ・イワヤナギさんのパフェ記事は↓

 

 

 

 

 

 

 

葡萄のパフェ、パルフェビジュー レザンの構成は、こちら。

 

まず、パフェグラスに蓋をしたようなクッキー生地の上に、シャインマスカットとピオーネ、長野パープルといった大粒のぶどうたちが丁寧に皮むきされたそのままの状態と、求肥で包まれた状態でごろごろ乗っていて、食べ比べできるようになっているのが楽しい。

 

 

 

サラダセロリが合間合間に飾られていることもあって、まるで草むらの小石のようなデザイン。

 

中に進んでいくとエルダーフラワーやレモンのジェラートやジュレ、すだちソースなど基本的には爽やかなフレーバーの構成ですが、ラストにブルーベリーライチソースが来て、きゅっと甘酸っぱく濃い味で引き締めてくれる感じ。

 

 

クラッシュタイプのジュレと、薄くカットされたシャインマスカットが光を反射して、横顔もいつも通りとても美しいパフェ。

 

 

 

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sa

 

先日大千穐楽を迎えたミュージカル「王家の紋章」、8月に見てきました。

 

あらすじ

16歳のアメリカ人キャロル・リード(神田沙也加/木下晴香)は、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。頼もしい兄ライアン(植原卓也)や、友達や教授に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。

ある日、とあるピラミッドの発掘に参加するが、そこは古代エジプトの少年王・メンフィス(浦井健治/海宝直人)の墓だった。ピラミッドに眠っていた美しい少年王のマスク、古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロル。そんな中、アイシス(朝夏まなと/新妻聖子)という謎の美女が突然現れる。実はアイシスは古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによる祟りを起こすため、現代に現れたのだ。彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。キャロルは、エジプト人にはありえない金髪碧眼に白い肌。そして、考古学の知識と現代の知恵を持つ。やがて古代エジプト人達から、“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれ崇められる様になり、宰相イムホテップ(山口祐一郎)からも認められるようになるが、キャロルは現代を懐かしみ、帰りたいと願っていた。

しかし、メンフィスから求愛を受けるようになり、強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心惹かれてゆく。だが、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミル(平方元基/大貫勇輔)など、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。果たしてメンフィスとキャロルの運命は――。

 

 

 

 

お目当てはWOWOW放送のコンサートを見て、いつか生で歌をお聞きしたいなと思っていた海宝さん、ヒロインらしい澄んだ歌声が好みな木下さん、あとルカ役の岡宮さんとウナスの前山さん。

この4人揃っての回がなかなか取れなかったのですが、運よくゲットできて岡宮ルカの千穐楽に滑り込み。

 

今回初の帝国劇場で、先輩たちに囲まれながら挨拶する岡宮くん。

 

 

普段の雰囲気はほわっと可愛い感じだけど、役に入ると声の雄みがすごくて、歌も声が良く出てるし聞き取りやすくて上手。

そのうちレミゼのアンジョルラス役とか来そうだなと思っています。

 

内容としては、原作を読んでいないので、どこをどうまとめているかは正確には分かりませんが、おそらく原作の印象的なエピソードをハイペースでこなしているんだろうな…という感じの脚本。

私は漫画原作舞台で、とにかく必要な要素、人気のシーンを入れ込むことを一番にしたダイジェストっぽい脚本はそんなに好みではない…ので、面白かったかと言われればうーん、、でした。

 

メンフィス王は俺様系ヒーローなのだと思うのですが、その中に惹かれるような魅力はあまり感じなかったし、キャロルと惹かれ合っていく過程とかもちょっとピンときませんでした。

新妻聖子さん(生歌うますぎてひっくり返りそうになりました)演じるアイシスの悪事の顛末も尻切れトンボだったし…。原作ではちゃんと決着するのかしら。

多分こういうのは宝塚でやった方がツボを心得ているんじゃないかな?と思いました。

 

 

 

ロビーには来年上演される「千と千尋の神隠し」のキャストメッセージコーナーが。

この回は前山さん、岡宮さんがいて2.5好きなお客様が多かったからか(私もだけど)、ハク役の三浦宏規さんのところに人だかりができていました。

 

 

 

mizのmy Pick

 

 

 

さぼっておきながらあれですが、追いつきたいが為に3ヶ月ごとにまとめていきます。

 

 

 

 

 

3月はインナーにはニットやスウェット、そこにアウターとして、花粉がつくのが気になるので、つるっとしたUNIQLO+Jなどのアウターをよく使っていました。

 

 

 

 

 

4月も3月とさほど変化はなし。それにしても出かけていないな…。

 

 

 

5月は割にモノトーンが多い。

後半はようやく半袖トップスで過ごせるようになって、嬉しかった記憶です。

気に入っているTSURUのブラウス↓

 

 

 

 

 

着回しカレンダーの中から、特に気に入ってるのはこれ。

 

 

 

サーモンオレンジのツインニットに、買ったばかりのミキモトのパール。

バッグにレモンイエローのスカーフを巻いてカラーミックスが上手く出来たところも好きです。

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Tops: IENA

Skirt: ELFORBR

Watch: Margaret Howell idea

Necklace: MIKIMOTO

Scarf: manipuri

Bag: Charles &Keith

Shoes: GU

 

 

 

mizのmy Pick

 

 

 

6月なのでまたしても、そして3ヶ月も振り返りになりますが、応援している和田琢磨さんが出演されていたので、パルコ劇場に「首切り王子と愚かな女」を見に行ってきました。

 

脚本・演出は蓬莱竜太さん。

出演は井上芳雄さんと伊藤沙莉さんのダブル主演、脇を固めるのは和田さんの他は高橋 努さん、入山法子さん、太田緑ロランスさん、若村麻由美さんなど。

 

あらすじは↓

【STORY】

雪深い暗い王国ルーブ。
英雄であり人格者であった先王バルが早くに没して20年。女王デンは「永久女王」としてルーブを統治していたが、溺愛していた第一王子ナルが病に倒れてからは国のことを見なくなり、魔法使いを城に招き入れ、閉じこもるようになった。ルーブ国は統治者を失った国になっていた。国は呪われ、民は貧しさに疲弊し、反乱の気運が高まっていく。
そこで城に呼ばれたのが第二王子トルであった。トルは幼い頃から「呪われた子」とされ城から遠ざけられていたが、反乱分子を鎮圧するために再び城に戻される。使命に燃えたトルは、反乱分子の首を次々に落とし「首切り王子」として恐れられるようになる。
リンデンの谷に住む娘、ヴィリは死ぬことにした。これ以上、生きる理由が見当たらなかったからだ。最果ての崖にたどり着いたヴィリが目にしたものは白い空と黒い海と首切りの処刑であった。
首切り王子トルは死を恐れないヴィリに興味を持ち、召使いとして自分に仕えるように命令する。
城に連れられていくヴィリが耳にしたのは王子の歌であった。美しくも悲しい歌。ヴィリはトルに深く暗い孤独を見る。
こうしてヴィリは召使いとして首切り王子に仕える日々を送り始める。
そこに見たのは野心や愛憎、陰謀が渦巻く人間たちの姿であった。

 

 

 

あらすじの通り中世ヨーロッパ的なファンタジーで、キャストの衣装は白、時々アクセントに黒のモノトーンで統一。

セットはシンプルに箱足や平台を出演者が移動させながら場面転換を表すもので、ザ・演劇という感じで私はこういう演出がとても好きです。

加えてとても特徴的なのが、舞台上下手、奥に楽屋の鏡前スペースを模したような透明のブースが全キャスト分用意されていて、出番がないキャストは袖に捌けることなく終始そこで過ごすこと。

なのでお水を飲んだり、台本を確認しているところも全部見えるというもので、開演数分前から少しずつキャストがそこに集まりだし、休憩時間もしばらくそこにいるので、裏側を見ているようでとっても変な感じ。笑

 

 

 

 

お話も現代演劇という感じで難解なのかな?と思っていましたが、意外にコミカルで分かりやすく、面白かったです。

わがままで理不尽な芳雄さん演じる王子と、あの特徴的なハスキーな声で淡々とツッコミを入れたり肝が据わっている沙莉ちゃん演じるヴィリの関係性は「美女と野獣」的ケンカップルだし、浮世離れした王子様的な存在を雑にあしらっていくところはNHKでやっている「いいね!光源氏くん」も彷彿とさせていて、ハマリ役…というか当て書きなのだろうなという感じで、ばちっとはまっていました。

あちこちで道ならぬ恋的なラブコメディが勃発しているのも面白かったな。

皆さんそういうコミカルな部分と、ふっとシリアスに切り替わる塩梅が素晴らしく、特に若村麻由美さんの女王の威厳と、時々ぽろっと本音が漏れる感じの切り替えが絶妙で魅力的でした。

 

PARCO劇場はリニューアル後今回が初めての観劇。

座席の間のゆとりや傾斜も十分で、どこの席でもかなり過ごしやすく、そしてとっても見やすい!

カフェスペースもあり、休憩時間には屋外のテラスに出られる仕組みになっているのも良かった。

渋谷パルコの上階にあるので、帰りはエレベーターに人が殺到したら面倒だな…と思っていましたが、この屋外テラスから外階段で下に降りることも出来るのでストレスフリーでした。

 

 

「首切り王子と愚かな女」は今冬WOWOWで放送決定。

 

 

円盤の発売予定はないようなので、この機を逃さずまた観たいなと思います。

 

 

 

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帝国ホテルとフランスの絵本「リサとガスパール」のコラボアフタヌーンティーに行ってきました。

私、ではなく夫がリサガスのファンで、絵本も結構持っていて、会社に持っていくお弁当箱もリサガスなので、強請られて行くことに。笑

 

コラボの特設ページはこちら↓

 

上の画像の、ラウンジ入り口のデジタル掲示板にも乗っている、リサとガスパール、そしてホテルのシェフとの出会いのお話です。

 

 

 

ラウンジの中に入ると、席までの通路にかわいいデコレーションが。

 

 

 

 

 

 

 

 

この今回のコラボのイラストすごく可愛いかったので、ポストカードとか欲しかったな。

 

 

アフタヌーンティーのメニューはこちら。

リサとガスパールのアフタヌーンティー 旅”TABI”PARIS-TOKYO
【デザート】
・ヘーゼルナッツのサントノーレ
・カヌレ
・オペラ
・フランボワーズのルリジューズ
【セイボリー】
・ミートボールの煮込み リンダールーラーデン風
・華やかなサラダと彩りお豆
・パリジャンサンド
・キッシュロレーヌ
・ほうれん草とピスタチオのケークサレ
・リサとガスパールのピザパン
【ベーカリー】
・リサとガスパールのパン・オ・レ
・プレーンスコーン

 

 

 

スタートはまずウェルカムアイスティーから。

 

クランベリー、ローズシロップ、ソーダの入った爽やかでしゅわしゅわのアイスティー。

リサとガスパールがロビーで見つけたバラをイメージしているのだそう。

 

 

 

アイスティーを飲みながら待つこと10分ほどで運ばれてきました。

可愛い…!

 

 

 

ご飯代わりの時間だったので、まず一番下の段から。

ここはパリジャンサンドと、白黒のリサガスのようなピザパンがメイン。

 

サンドはハムもチーズもちょっと燻製がかったような風味があって、パンも当然とっても美味しい。

ピザパンも、キャタクターモチーフだからと侮るなかれでとっても美味しい。

真ん中の小さいサイコロ状のキッシュロレーヌとケークサレまでしっかり味わい深くて、さすが帝国ホテルだなぁと改めて感動。

 

 

 

 

中段はスコーンと、こちらもリサガスを模ったミルクパン、サラダにミートボール煮込み。

スコーンもねぇ…美味しいんですよねぇ…添えられたはちみつと、リンゴのジャムが甘さ控えめで、薫り高くて、すごく良かった。

 

 

 

そしてトップのデザートの段!

カヌレもオペラも、「修道女」を意味するフランボワーズのルリジューズも当然美味しかったのですが、やっぱりメインのサントノーレが最高でした。

ヘーゼルナッツと、アクセントにイチジク。

 

行くまでは、キャラクターとのコラボだから、オーソドックスで子供にも受けそうなメニューが多いのかな?と思っていましたが、蓋を開けてみれば味は甘すぎず、でもデザインはとっても可愛くて、大人が楽しむにぴったりの構成だったなぁと思います。

 

それと万平ホテルに泊まった翌々日くらいに行ったのですが、いらっしゃいませの挨拶の反応タイミングがばっちりだったり、少し足を止めただけですぐスタッフの方が声をかけてくれたり、万平ホテルさんが全然だめってことではないんですけど、やっぱり帝国ホテルはさすがだなぁと思う一日でした。

 

 

 

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