幸せの国ブータンとは?
国民総幸福量(GNH)「国民全体の幸福度」を表す指標は、
ブータンで初めて提唱された尺度だそうです。
経済成長と、自然環境や伝統文化、家族や友人、
地域の連携との調和がとれたものでなければならないとする考え方。
日本の原風景漂うどこか懐かしい風景がありました。
実際ブータンを訪れてみると、国の9割が農業従事者で、
ほとんどの住民が自給自足をしていて、決して贅沢はしていません。
幸せの国ブータン。私は何度も、何度も、そうつぶやきながら、
町を歩いていました。
ホテルで働いている人やガイドさん、公務員
などは民俗衣装か、簡易な民族衣装を着なければ
ならないそうです。
女性はキラ、男性はゴという民俗衣装を着るのが正装。
一見、日本の着物のような感じに似ているが、インドのサリー
の影響を受けているそうです。
ブータンの人は皆民族衣装を着ているというイメージで訪れましたが、
実は、国民のほとんどが、セーターやジャケットなど、
現代の服装をして生活していました。
ゾンと呼ばれる古い城
お城の中に入るには、男性は、
白い布を羽織るしきたりがあります。
医療費も教育費も水道料も無料です。旅行者の医療費
もガイドさんの方のお話しだと、無料だそうです。
そんな事から、ブータンは、貧民街もありません。物乞いも居ません。
私が幸せの国とは??と
何度も考えながら、ぼーっと歩いても大丈夫な国なんです。
スパイス屋さん、お菓子やさん
ブータンではタバコが禁止されているので、
スパイス(グリーンカルダモン)などが小袋に入って
売っていて、ガムみたいな感覚で、
タバコのかわりにスパイスを少しづつ口に入れて咬んでいました。
こんな売店で売っています。
パロの町のメーンストリート、観光客が増えたので、
古い町並みに見えるけど、新しく建てた家もたくさんあるようです。
一階が商店や飲食店、二階が住まいになっています。
途中で立寄ったお店では、石の重りで毛糸を量って
売っていました。