LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門
アマプラで未見だったこの作品が配信されていたので、勢いで観ることに。いやー、正直なところ、五ェ門がメインのお話はいまいち食指が動かぬでござる。というのも五ェ門はあまりに非現実的なスーパーマン過ぎて、制作者もルパンファミリーの中でもいまいち五ェ門の扱いに困るという話しを聞いたことがある。実際五ェ門が刀でぶったぎれば、どんな危機も解決しちゃいそうな、伝家の宝刀的存在だから。そんな五ェ門の好敵手となると、これまた人間離れした超人となってしまう。いや、戦場でおよそ2,000人を葬った元兵士って設定のやりすぎ感が…。そんな超人同士の物理バトルとなると、本来のルパンの頭脳戦とはかけ離れ過ぎちゃって、別物語みたいになってしまうのがどうも。超人同士のバトルものが嫌いな訳じゃないけど、ルパン三世のシリーズにはあまりそれは求めていないという感じかなー。