身体の不調を読み解いて 

毎日の食を通して

未病のうちにバランスを整えるお手伝い

 

 

和学薬膳®博士

薬膳食療法専門指導士 

かみのかよ です

 

 

 

先日の記事の続きです


お料理を口にした時に
使われている素材の味がどんどん湧き上がる
そんなふうに書きました

 

全て解るわけではありませんが
いままで食べたことがない食材なら
〇〇に近い味 とか
△△に近い食感 

そんなふうにインプットされていきます

 




小さな頃から
お鍋がコトコトいう音や
まな板で野菜を刻む規則正しい包丁の音
フライパンからジュージューと立ち上る香り
すりこ木であたる炒りごまの香り
オーブンから漂ってくる香ばしいパンのにおい

鼻をクンクンさせながら
今日のご飯はなぁに?と

母の横にくっついて
お手伝いという名目の
お味見をさせてもらうのが大好きでした



カチャカチャと心地よい音をさせる食器や
ピカピカに磨き上げられたカトラリー
その全てに心躍らせながら


夕食時の忙しさのなか
台所に立つ母や祖母の
手元で作り上げられていくお料理を眺めては
わたしもそれしてみたい! と言うので
子供に出来る作業がある時は
声をかけてもらってお手伝い邪魔をしていました

 



いまならばわかります
夕ご飯の準備で忙しい最中に
大して役にも立たない子供に
手伝わせることが
どれだけ忍耐のいることか(笑)


菓子パンを焼くときには
私たち用の生地を作って
動物の顔を作らせてくれたり
三つ編みパンをつくらせてくれたり

クッキー生地を作って型抜きをさせてくれたり


幼いころからお料理やパン、お菓子と
色々な体験をさせてくれました

 

 

 

母方の祖母は
お料理の上手な女性で
年季の入ったお料理の本や
新聞のお料理コーナーの切り抜きを
スクラップしたものを参考に
いつも美味しいものを作ってくれました

そんな祖母や母が
私の味覚をどのように育ててくれたのかというと
 

幼稚園児のわたしを
お味見役にしてくれたのは祖母でした

おかずが出来上がるタイミングで
おてしょ(手塩皿)に少し取り味見をして
頷いたり、首を傾げたりしながら
足らず分を調整する
その姿がとてもかっこよくて
 

わたしにもさせて!と言ったような記憶があります



私が担当するのは汁物
お味噌汁やお澄ましなど
祖母が仕上げをしたあとに
【お味見してちょうだい】と私を呼んでくれます
おてしょを傾け口に含み
お塩が足りない とか
これでいい! とか


お塩が足りないといえば
これぐらい? と聞きながらお塩を足し
お醤油が足りないといえば
お醤油を足し
私が言った通りに調整してくれました


みんなが食べるお味噌汁の味だと思うと
幼稚園児なりに
何が足りないんだろう?
何が多すぎるんだろう?と
毎回まいかい
真剣に向き合っていました


私ね嫌な子だったんです

お祖母ちゃんが私の見ていないところで
味を調え直してないか

扉に隠れて
ずーっと見張ったこともありました(笑)


祖母がすごいなと思うのは
私に聞いたあとは手直しをしない
それを徹底させたことです


いくら味覚が鋭いといえども
幼稚園児ですよ?
美味しく整うこともあれば
あれ?と思う時もあったはず

それにもかかわらず
味見をお願いしたんだからと
私の味を手直ししなかった祖母のお陰で
【味】 に対して真剣に向き合うなかで
味覚を育ててもらっと感謝しています

 

 


長くなりました
母がどのようにしてくれたのかは
また次の機械に書きますね
 


良き週末をお過ごしくださいウインク

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

 

 

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