<【石巻・南三陸】旨いだけじゃない。被災地の課題を知る「漁師の鍋三昧」ツアー>に参加しました(3 | コン美味食文化論2

コン美味食文化論2

東日本大震災被災地を中心に、食べて復興応援!
時に風味舌禍な「いけずな京女」のブログです。

三陸ほやっぴーの赤ほやセット
¥3,150
楽天


 東日本大震災で被災した中小事業者を応援する「セキュリテ被災地ファンド」
 
http://oen.securite.jp/


 の企画<【石巻・南三陸】旨いだけじゃない。被災地の課題を知る「漁師の鍋三昧」ツアー>に参加しました。
 ※ボランティア等ではなくJTBのツアー商品の形となっており、それなりの旅行代金を支払っております。


コン美味食文化論2-6


 宮城県石巻市十三浜の大指(おおざし)という集落にて。
 「セキュリテ被災地ファンド」で事業再建を目指しておられる皆さんとランチ交流会「漁師の鍋三昧」が開催されました。
 前半はこちらをご覧ください。
 
http://ameblo.jp/ani-054983/entry-11442925247.html


 心尽くし…という言葉では言い表せないおもてなしは、続きます。
 (JTBさんにこっそり聞いてみたところ、伝えていた予算より…と驚いておられました)


コン美味食文化論2-16


 「今朝獲りに行って来た」という「ひらめの刺身」
 新鮮なのは当たり前過ぎ、コリコリしてお醤油とかつけんでも、甘味があって美味しい!


コン美味食文化論2-17


 「鮭汁」の鮭も、朝獲りなので身ぃがプリプリしています。
 辛~い塩鮭で育った京都人には、初めての体験。
 それに野菜が甘くって、味わい深いな~。


 鉄板で焼いてくださっていた「鮭のちゃんちゃん焼き」と「うにの貝焼き」が出来上がってきました。

コン美味食文化論2-33



コン美味食文化論2-18

 
 お味噌の風味が豊かなちゃんちゃん焼き。


コン美味食文化論2-19

 うにの美味しいところがぎゅぎゅぎゅっと濃縮された貝焼き。



コン美味食文化論2-20

 もうこれ以上食べられへん!と思ってるのに。
 小さくてもあわび、が出てきたり。



コン美味食文化論2-21
コン美味食文化論2-34


 ほたて(貝柱がマウンテンや~)も食べてみて、と嬉しそうに勧められたら、食べへんわけにはいきません。言い訳。


コン美味食文化論2-22


 三陸オーシャンの木村社長までもが。
 「これを食べずして、ほやを語るべからず!」とばかりに。
 自慢の「ほやの味噌漬焼き」を出してくるし。
 いや、これはホンマに美味しいです、人生50年目にほやを初めて食べた私が言うのですから間違いありません。


コン美味食文化論2-23
コン美味食文化論2-24


 「赤ほやの塩辛」もね、熱々ご飯にのせるととろけます!
 金属臭なんて一切ありゃしません、一体何をお食べになったので?←こういうのが「いけず」


 「三陸オーシャンほやファンド」募集中
 
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=297


コン美味食文化論2-25
コン美味食文化論2-26


 磯の香りあふれる「牡蠣汁」までいただいたらもうさすがに限界…。
  前日から2日がかりで奥様方が準備してくださったらしく、負担をかけてしまったなあ…と心苦しいながら、お腹も苦しいのでいったん休憩させてください。


 というわけで、ツアー参加者それぞれの自己紹介があって。


 

コン美味食文化論2-28


 タツミ食品の遠藤さんご夫妻。
 「ファンドで資金調達できたおかげで、加工場を再建し、新わかめの採集もできました。
 復興に向かっています、ただしまだまだ機械や資材が集まらず、ままならないことも多い。
 皆様の応援、気持ちを無駄にしないよう一歩ずつ進んでいきます。」


コン美味食文化論2-29


 木村水産さん。
 「少しずつ、前に進んでいます。以前のお客さんも戻りつつあり、新規開拓もがんばっています。
 これも、ファンドに出会い、沢山の人に支えられ、温かい励ましの言葉をいただいたおかげでがんばってこられました。」

コン美味食文化論2-30


 ここで消化活動(笑)を兼ねて、周辺の案内をしていただきました。

 鵜の助・西條武さんの自宅があった場所。
 この夏は、ここを昆布やわかめを茹でる場所とされていたそうです。
 しかし、炎天下での作業はきつく、衛生管理にも限界がある。
 中小機構の支援で仮設加工場はなんとかできたものの、正式な事務所や加工場を早期再建したい…。


 「鵜の助4人の漁師ファンド」募集中
 
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=328


コン美味食文化論2-32


 タツミ食品さんの、ファンド資金が活用された加工場。
 自分たちが出資したお金がきちんと役立っていることを自分の目で確認できる、これが「セキュリテ被災地ファンド」の利点です。
 わかめや昆布を茹でる機械の説明をしていただきました。



コン美味食文化論2-31


 港は未だ陥没したままで、満潮になると浸水している様子を目の当たりにし、何とも言えない気持ちにもなりましたが…。
 それよりも、明日はもっと良くなる!震災前よりもっと良くしてみせる!という皆さんの言葉に、また気持ちがぱあっと明るくなりました。


 励ますつもりが、いつも励まされているのです、私。
 17年前の、あの日からずっと。


 (もうちょっとつづく)



●こちらもご覧ください
いけずな京女のジコチュウな日々を綴る
「いけずな京女のwagamama日記」
本日は「大豆とこんぶ」
http://blogs.yahoo.co.jp/taka24562002


●本日のお友だちのアメブロ
Two Pumpsさん「AKAGIDAN(AKG):@アピタ伊勢崎東店(速報版)」
http://ameblo.jp/iio0907/entry-11443390967.html


太ったオオカミさん「まちの駅新鹿沼宿」
http://ameblo.jp/bkyugurume/entry-11443665249.html


●ほやおやじの「ほやのつぶやき」
http://www.musicsecurities.com/blog/community_news.php?ba=b10820a31922