異なる視点からの分類:英語講師の学習会と本日のレッスンで気づいたこと
昨日は、ある英語講師のための勉強会に参加しました。この日のトピックは、「生徒の国際性を育むために何ができるか?」話し合った内容の詳細は割愛しますが、ある先生が、外国の人に日本の物や事柄を伝える力をつけるためのおもしろいゲームを紹介してくださいました。カードに書かれている単語(たとえば、「ワニ」、「おにぎり」、「スマートフォン」など)を英語で説明するというゲームです。カードの上部には、そのもののカテゴリーが書かれていて、説明するときには、まずそのカテゴリーを最初に言う重要性を説明してくださいました。たとえば、「おにぎり」を説明する場合、1. It'sfood. (foodがカテゴリー)←まずこれを言うことが大事。2. It’s made of rice and seaweed.3. Its shape istriangular, round, or oval.4.You can buy it in convenience stores.説明を聞く側は、まず何のカテゴリーであるかがわからないと、そのものを連想するのに支障がありますからね。さて、その日の中学1年生のクラスでのレッスン。先週学んだ新出語彙をカテゴリー別に整理するというアクティビティー。(このクラスで使用しているテキスト内にあるアクティビティーです。)語彙:guitar, smartphone, tablet, laptop, comic books, skateboard, MP3 player, soccer ball, game console, inline skateカテゴリー:music, technology, school, sports, readingテキストでは、二つ以上のカテゴリーに分類される場合もあるという注意書きがありましたが、その日の勉強会が頭をよぎり、生徒たちにはちょっと意地悪な指示を出しました。「ひとつだけカテゴリーを選んで分類しなさい」という指示です。そうすると面白いことが起こりました。tabletやlaptopをtechnologyと分類する生徒、schoolと分類する生徒、そしてreadingと分類する生徒に分かれたのです。また、MP3 playerはmusicとtechnologyに分かれました。「なぜそのように分類したのか?」を生徒たちに尋ねると、その生徒がどの視点で物事を見るのか、つまり価値観、関心、経験、世界観によって分類が異なってくるということを私も生徒たちも気づかされたのです。この経験によって、"why?"と考えることの意味と、自分とは異なる視点について、生徒たちは自分なりに咀嚼してくれたでしょうか?一言で「カテゴリー」と言っても、その人その人の視点や考えによって変わるという事実。私たちは、自分からの視点のみで物事を分類し、それが唯一無二であると信じていはいないでしょうか?昨日は、そんなことを考えさせられる一日でした。