4月7日(日)に2023年度の発表会を開催しました。

 

昨年(2022年度)は会場の確保がうまくいかず、会議室を借りて1部2部の入れ替え制で実施しました。

 

コロナの影響がまだまだあり、発表会の準備期間が短かったせいで、発表するスピーチを十分に練習していなかったり、スピーチ原稿を読み上げる形での発表になってしまった生徒もいました。

 

また、2年間リモートでの発表会が続いたため、対面で発表する機会を知らない生徒も多く、他の人の発表中におしゃべりをしたり、発表者をからかったりと、「聞く」マナーを身に付けていない生徒が少なからずいることにがっかりさせられたりもしました。

 

しかし、今回の発表会は運よくキャンセルが出て、日曜日の日中に劇場を借りることができたのです。

 

開催場所は、川崎市アートセンター内のアルテリオ小劇場。

 

客席が200席ほどで、規模としては大きすぎず小さすぎず、英語の発表会を催すにはちょうどよい広さでした。

 

さて、今回の発表会について忘備録です。

 

今回は、音響さんや照明さんなどの劇場側の技術スタッフの方々がついてくださり、本格的な舞台演出。

 

そのような演出に背中を押され、生徒たちはどの子も本番が一番輝いていました!

 

中には言葉を間違えてしまったり、忘れてしまったりした子もいましたが、それもひとつの経験です。

 

舞台上ではどの子も主役です。こんな経験はなかなかできません。失敗も含めて、その子の人生の記録の1ページになってくれたらいいな、と思っています。

 

今回の発表会では、中高生が年間を通して参加してきたTED-Ed Student Talksプログラムの総集編で、それぞれがTEDスタイルのスピーチを披露しました。

 

このプログラムに参加した成果や感じたことなど、詳しくはまた別の機会にお話ししたいと思いますが、参加して本当によかった!

 

1年をかけてじっくりとアイデアを深め、クラスのメンバーと協力しながら個々のスピーチを作り上げ、仲間とともに練習をし、本番を迎えました。

 

本番での彼らのスピーチは圧巻でした!

 

もちろんまだまだ足りない部分はたくさんあります。でも、中学生、高校生であれだけの英語のスピーチを舞台上ですることができたのですから、自分たちを誇りに思ってほしいです。

 

TEDのプログラムのおかげで、彼らのスピーチの内容はオリジナリティーが際立ち、その子その子の独自のアイデアが溢れたものとなりました。

 

今年度もこのプログラムの参加申請をし、先日承認のメールを受け取ったばかりなので、新たにまた1年、このプログラムを進めていきます。

 

今年度は、6人の新中1生が新たな参加者として加わる予定です。

 

今回の発表会では、自分たちが出演者であるにも関わらず、中高生は朝9時から会場入りしてバックヤードを手伝ってくれました。

 

場内アナウンス、司会、パワーポイントのスライド操作やマイクの出し入れなど本番中の仕事の他にも、客席内の整備や下級生のお世話、後片付けなど、嫌な顔ひとつせず実にかいがいしく動いてくれました。

 

こちらからいちいち指示せずとも、自分たちで考えて自主的に動いてもくれました。

 

英語だけではなく、思いやりの気持ちや自主性をきちんと身に付けた中高生たちを本当に誇りに思います。

 

今回は2名の卒業生も送り出しました。

 

彼らにとって、Sunny English 英語教室で育てた芽が将来花を咲かせ大きな実になることを願いつつ、卒業証書を手渡しました。

 

卒業生からは素敵なお花をいただきました。

 

 

Sunny English 英語教室は今週から2024年度のレッスンを開始しています。

 

また1年間、生徒たちと切磋琢磨しながら、「英語はことば」をモットーにレッスンを頑張っていきたいと思っています。