極楽飯店 | ヒーリングルーム Angel touch

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【より善く生きるためのヒント】
として、
癒しのステップに役立つヒントを綴っていきます。

 



いつも当ブログをお読みくださりありがとうございます。

今回は本のご紹介です。

 

極楽飯店

雲黒斎著 小学館
 
 
 

 

みなさん、雲黒斎さんをご存じでしょうか。

雲黒斎さんの本は
『あの世に聞いた、この世の仕組み』
という本をご存じの方の方が多いかもしれません。



『あの世に聞いた、この世の仕組み』は、
まさに「この世の仕組み」を分かりやすく説明してくれる本で、
こちらもとてもお勧めの本ですので、

ぜひ読んでいただきたいのですが、

私が今日ご紹介したいのは、『極楽飯店』です。

これは物語として書かれている本で、
死んで「地獄」へ配属された主人公が、

仲間と一緒に「天国と地獄」の違い
魂の仕組みやこの世界の仕組みについて

学んでいくお話になっています。

 




(天国行く?地獄行く?)



物語は、極道で生きていた男性が「死んで」、
天国と地獄の門の前にいるところから始まります。

「閻魔様」のような人が
 

「あなたはこっちね(天国)」

「あなたはあっちね(地獄)」

 

と振り分けているのですが、
 

閻魔様っぽいといっても、

ちょっとチャラい口調でニコニコしながら話していて、
なんの怖さもない上に、
扉は天国と地獄で二つあれど、

扉の向こうは1つに繋がっていて、

まったく同じ世界に入っていく、

 

という状況から始まるのです。

主人公は本人も納得の「地獄」に振り分けられますが、
地獄だからって火あぶりにされるわけではなく、

グループ(班)に分けられて、
ただ工事現場での「簡単な労働」を課せられるだけ。

ホワイト企業のような残業もない仕事で、
住居もハイテクで快適なマンションを与えられます。

 

死後の世界なので「お金」はなく、

欲しいものは何でも手に入ります。


辛いことは何もありません。

ただ、一つの難点は、「食事」。
食事は与えられるけれども、

ムシ(虫)を調理したものなのです。


当然あんまり(できれば)食べたくありません。
目をつぶればなんとか、という味付けですが、

もちろんあんまりおいしくない。

死んでいるのに、

生きていた時と体感は何ら変わらない主人公たちは、
お腹が減ってきて、

なんなら『体重』まで減ってきて、

「おいしい食事を食べたい」と思うようになります。

ただ、一か所だけ、

地獄のエリアの中で唯一おいしい本物の食事(中華)が食べられるお店があります。

 

それが『極楽飯店』です。

ところがそこに行っても、
「鬼が見張っていて、

食べようとするとボコボコに殴られて食べられないし、散々な目に遭う」

という話を聞いてしまいます。

実は、極楽飯店で食事を食べるには、
「この世の仕組み」を理解し、

「天国にいる人たちの意識」に気づいて、

意識を変える必要があったのですが、

紆余曲折を経て主人公たちはついにそこに気づき、

極楽飯店に行くことになります。

 

そしてそこで主人公たちの身に起きたこととは……?

(ここからが、この本の本題といえます)

 

 

「なんか面白い話だな」と思ったあなたは、

ぜひ手にとって読んでみてください。
とても面白くて、スラスラ読み進めることができますよ。

 

 



(中華料理って独特のスタイルよね)


「死んだらどうなるの」と思っている人、
「死んだらそれでおしまい」と思っていたり、

死ぬのが怖い人、

 

あるいは

辛いことがあると「死にたい」と思ってしまう人、

 

そういう人にもこの本はお勧めです。

 

この世界のこと、死んでからのこと、

両方を理解することができると、

そういった思いにも変化が訪れると思います。

 

もちろん、この本に書いてあることが全てではありませんが、

一定の理解には繋がるはずですし、

やみくもに恐怖を抱くことも減ると思います。

 

死んだからといって問題が解決するわけでも

なくなるわけでもないことも理解できると思います。

 

 

 

 

私たちは、誰もが幸せに生きたいと思っているし、
天国のような場所に住めたらいいのにと思っていますよね。


でも、「願ってもそれは起こらない」

と思っている人が多いと思います。

「引き寄せの法則」がインチキだといわれたり、

この法則そのものを勘違いしている人が多いのも、
「願っているのにちっとも起こらないじゃん」

という体験をしている人が多いからです。

でもそれは

「ただ願えばいい」というものではありません。

法則をきちんと理解すれば、

なぜ「願いが叶わないのか」も理解できます。

私たちは、同じ世界にいても、
実際にはそれぞれが全く別の世界に住んでいます。

それはどうしてなのか。

「根底にある意識」が違うからです。



物語の途中で、

主人公と行動を一緒にしているグループの一人の

「おばあちゃん」が、
彼らが乗っているバスに向かって「メッセージ」をくれます。

そこには

「天国にいる人たちが理解していること」

が書かれているのですが、
その中の一つに

記憶と思いが、現実を創る

というものがあります。


私たちの現実はまさに、

私たちの「記憶と思い」によって作られているのです。


例えば、誰かから手を差し伸べられたとします。

それを「攻撃される」と思うのか、

握手をしようとしたり、

友好的な意図で差し伸べられたの考えるのか、

 

それは実は「その人次第」です。

 

そこには「思いと記憶」が関係しています。

 

 

このように、同じ出来事が目の前にあっても、

それに対して抱く「思い」は、人それぞれ違います。
 

これが天国にいる人と地獄にいる人の違いなのです。


過去に体験した「出来事」に対する記憶も、

天国にいる人と地獄にいる人では、その記憶をどう扱うか、

ということが異なっているのです。

もし自分が「地獄」のような場所にいると思うならば、
それを知ると、「なぜそうなのか」を理解できます。


この世の本当の仕組みを知ることで、
私たちがなぜ地獄のような場所に住んでいたのか、
どうしたら天国のような場所で生きられるようになるのか、
ということを、
この本は「物語」として教えてくれるのです。


今年のお正月休みに、ふと久しぶりに読み直してみて
本当に良い本だなと思ったのでご紹介させていただきました。

実はだいぶ昔にもコラムに書いたことがありますので、

良かったらこちらも読んでみてください。

【Angeltouch ヒーリングコラム】
【本の紹介】『極楽飯店』~強烈な思い込みが世界を創る~


『極楽飯店』、私のイチオシの本の一つです。
そのうち、『夢をかなえるゾウ』みたいに

ドラマになってくれたらいいのにな~と思っています。


是非皆さんも読んでみてくださいね。


 

 

 

 

 

 

 

 

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~いつもお読みくださる皆さま、

 シェアしてくださる皆さま、本当にありがとうございます~

 

【過去記事】

ヘルスケアコラム

https://angeltouch-healing.jp/healthcare_column.html

 

ヒーリングコラム

https://angeltouch-healing.jp/healing_column.html

 

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マカロンじゃないよ、シイタケだよ(笑)

#かもすの森(神魂神社)