アトラクターフィールドと意識のマップについてのヒント | ヒーリングルーム Angel touch

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ヒーリングルームAngel touchのブログです。
【より善く生きるためのヒント】
として、
癒しのステップに役立つヒントを綴っていきます。


少し前に、

デーヴィッド・ホーキンズ博士の著『パワーかフォースか』

についての記事を書きました。


すると翻訳者である愛知ソニアさん、エハン・デラヴィさん、

そしてアシスタントの山本さんまでもがシェアしてくださり、
その結果多くの方がこのブログにお越しいただいたことに、

心からの感謝を申し上げたいと思います。

そしてなんだかすごくたくさんの方があの記事をシェアしてくださったようです。
まさかこんなにたくさんの方に読んでいただき、

共感していただけるとは思っていなかったので、びっくりしました。

皆様本当にありがとうございました。

今回は、その記事の補足的な話題になります。
普段からこのブログを読んでくださっているクライアントさんたちから、
先日の記事に関して質問が出ていたので、それをもとに書きました。

 

私もまだまだ十分に理解できているわけではありませんが、

ホメオパシーの考え方とも関連した私なりの理解をお伝えします。

 

少しでもわかりやすいイメージを持つきっかけにしていただけたらいいなと思います。

 

 




【意識のレベルは移動できないのか?】


(意識のマップ 『パワーかフォースか』より)
 

 

私たちは自分が生まれた時にいる意識レベルがあります。
でもだからと言ってそれ以上の意識レベルを体験できないのかといえば、そういうことではありません。

私たちは日々、意識のマップの感情レベルを上下して、

色々な体験をしています。

「ベースがどこにあるのか」という問題と、
そのベースとは離れた高い意識レベル、低い意識レベルを

「体験する」ことのは別の話です。

私たちは、自分がベースとしているレベルよりも高い意識も経験することができます。
ただ、そこに「とどまる」ことができないのです

一瞬そこを体験できても、

すぐに「自分のベース」に戻ってしまいます。
そしてむしろ「油断していればすぐに下がっていく」傾向にあるということを念頭に置かなければなりません。

もちろん、ベースのレベルが高ければ高いほど、下の方には行きにくくなるでしょうし、

下のレベルで停滞することも少なくなると思われます。

でも、油断をすればすぐに下に落ちます。
これは蟻地獄のようなイメージかもしれません…(笑)


問題は「自分は基本的にはどこにいるのか」ということです。
どこにいるかで、幸福度、平穏さ、他人に対する態度などに差が生じることになります。
ベースが怒りや恐怖のレベルにあるのであれば、
その人の「平常の状態」はその感情に囲まれている状態である、
ということであり、
幸福や落ち着いた気持ちで過ごすことを「普通」にはできません。

物事の考え方もその感情がベースになるため、
「何かが起きたとき」には、そこで反応をするのです。

中立のレベルにいるならば物事を中立的に見られますが、
怒りのレベルにいるならば、目の前で起きていることを「怒りの対象」として見ることになります。

これが人によって目の前の出来事に対する見方や感想が異なる理由です。
「なんでそんな風に思うの?」
「なんでそんな態度に出るの?」

と感じることがありますが、
それは自分とは全く違うフィールドにいるからであるといえます。


ホメオパシーでは精神・感情レベルの健康も扱いますが、
病気の状態にはレベルがあり(ヒエラルキーとも呼んでいます)、

状態によって病気の深刻度を推し量ることができます。

例えば、
感情レベルの病気は、

おおまかに以下のように進んでいくと言われています。

(大まかな例)
イライラ⇒不満⇒不安⇒恐怖症⇒苦悩⇒

  ⇒悲しみ⇒無感動⇒鬱⇒自殺願望


意識のマップを見ると、
200以下に書かれている状態はすべて、「病気のレベル」の状態であることがわかりますし、
ホメオパシーにおける感情の病気のヒエラルキー(病気が深くなっていく順番)と、
意識レベルの順番(下がっていく順番)は似ていることがわかります。

つまり、
200以下の意識は、健康な意識ではないということです。

だからこそ私たちは200の臨界点を突破することを目指さないといけないのだと思いますし、
200以上になることができれば、

より健全な社会へと移行することができるようになるのだと思われます。

一方、病気の状態として見た場合には、
適切なケアを行っていけば、
鬱が改善したり深い悲しみから立ち直ったりということが起こります。
もともとのベースが「恥」や「恐怖」にあるわけではないのであれば、

少なくとももともといた自分のレベルに戻ることは可能であり、

取り組み方によってはそれ以上のレベルに行くこともできるわけです。


しかし、最終的にはアトラクターフィールドを移動していく必要があるわけなので、

そこには波動レベルでの働きかけが必要であると言わざるを得ません。
カウンセリングだけでは働きかけられないフィールドがあり、

別のレベルからの助けがないと、移行できないのです。

だからこそホメオパシーは役に立つのだと言えると思います。
(ホメオパシーはライフフォース(生命エネルギー)に働きかけるものだからです)



(惰眠をむさぼるレベルにいるニャ)

 



【アトラクターフィールド】
アトラクターフィールドってよくわからない、ということで…(苦笑)
そうなんですよね。

私も物理学は苦手なのですが、
アトラクターフィールドというのは、

「そのレベルの状態を引き寄せる場」であると言えます。

翻訳者のエハン・デラヴィさんは

「アトラクターフィールドとは磁石のようなものである」

と言われています。

ぜひ一度こちらの動画をご覧ください

 

『「意識のマップで検証するパワーの新定義」』

『パワーかフォースか』の翻訳者であるエハン・デラヴィさんが意識のマップについて解説されている動画


アトラクターフィールドとは、

磁石のようにその状態に引き寄せられる「場」なのです。

嫌だと思っても、そこにいたくないと思っても、
磁石があると鉄がそこに否応なしに引き寄せられるように、
私たちは「そのレベル」のアトラクターフィールドに引き寄せられてしまいます。

下のレベルに行けば行くほどその吸引力が強く、「フォース」が強く、
私たちはあっという間に引き込まれます。

皆さんも、

イライラしている人を相手にしていると、

あっという間に自分もイライラしてくる、
という経験をしたことがあるのではないでしょうか。
それがまさに「アトラクターフィールド」です。

それだけ低いレベルのアトラクターフィールドの方が吸引力(磁石の威力)が強いのです。

よほど高いところで自分を維持できるのでない限り、
その影響から逃れることができません。

だからこそ下がってしまうとなかなか上がれない、

という状態が起こりますし、
高いレベルを維持することがいかに難しいか、

ということもわかると思います。

「わかっていてもネガティブな思考から離れられない」
というのは、

そのアトラクターフィールドに磁石のように引き寄せられてしまっているということなのです。



【一生で5ポイントしか上がらないの?】
ここで、
とあるアトラクターフィールドに磁石のようにくっついた状態から

どうやって離れていけばいいのか?
ずっと離れられないのか?

 

という問いが生じます。

もちろん、ずっとそのままでいるしかないわけではないし、離れられないわけではありません。

ただ、あまりに低いところにいた場合には、

離れていくのが「難しいこと」であることも事実です。


そして『パワーかフォースか』では、
自分の意識レベル(自分がベースとしている意識レベル)は一生で5ポイント程度しか上がらないと書かれています。

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人々が生涯かけて、 一つのレベルから別のレベルへと移るのは珍しいことです。 
生まれたときに測定された意識のレベルのエネルギーフィールドは、生涯を通して平均約5ポイント増加するだけです。


(デヴィッド・R・ホーキンズ. 
 『パワーか、フォースか』 改訂版 より引用)

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ここで「なんだ、5ポイントしか上がらないのか・・・」

と思うかもしれませんが、そう単純な話ではありません。

この数字は対数表示なので、
300レベルということは10の300乗ということになるのだそうです。

つまり、300が305になったら、
10の300乗から10の305乗になる、ということで、

増大するパワーは実際には「1」違うだけでも、

ものすごい違いがあることになりますし、

その増大する大きさは、レベルが高いほど大きく増していくわけなのです。

つまり「1」上がるだけでもものすごく大きな意味があります。

だからこそ上がるのは大変なことですが、
多くの人が「1」だけでもそれぞれでアップできるならば、

世界全体の意識レベルは大きく飛躍することになります。

稀ではあっても、

「次のレベル」に移行できることがないわけではありません。

ところが私たちは多くの場合、

人生のいろいろなことにより、上がるどころか「下がって」行きます。
何度も言うように、下がるのはとってもとっても簡単なのです。
しかも下がってしまうと今度は上がるのは容易ではありません。

だからこそ自分の状態を「意識する」こと、
できるだけよい状態でいられるようにすることにフォーカスすることが大事だなのだと思われます。


(どこにフォーカスする?)

 

 


【キネシオロジーの誤解】
さて。

『意識のマップ』を作成するのに使われたキネシオロジーの筋反射テストですが、
筋反射テストで真実がわかる、という話を聞いて、

「本当にそうなの?」と思う方も多いと思います。

そもそも、筋反射テストを受けたことがない方は

キネシオロジーの筋反射テストで色々なことが調べられることを、
最初はなかなか信じてくれません。

でも、

自分の名前を言ったとき、
他人の名前を言ったとき、
好きなものや人を思い浮かべたとき、
嫌いなものや人を思い浮かべたとき、

それぞれ筋反射テストの結果に違いがあることを体験すると、

感覚として理解できるようになります。

きちんと体験できれば、「力比べ」ではないことも理解できます。
 

色々なことに応用できるので、

カイロプラクターや整体師が調整ポイントを調べるのにも使うだけでなく、

自分に合うサプリメントや、

今必要なメッセージカードなどを選ぶこともできます。

でも、残念ながら

「誰がやっても絶対に正しい答えが出る」とは限りません。
怪しんでいる人が感じているように、

間違った答えが出ることもあるのは事実です。

それはなぜなのか?
そこにはちゃんとからくりがあるのです。

『そもそも200以上の意識レベルのある人が測定をしないと真実は出ない』のです。

これは『パワーかフォースか』にはしっかりと書いてあります。

当然と言えば当然なのです。
200以下のレベルではジャッジやエゴが増大しているため、
それが無意識だったとしても、テストに影響を与えてしまい、
ニュートラルなテストを行うことができないのです。

あなたがキネシオロジーをきちんと勉強したならば、
検査をする人もされる人も、「ニュートラル」になっていることが大前提であることを学びます。
しかし一般にはその点が理解されずに、
「キネシオロジーでなんでもわかる」というようなことばかりが独り歩きしている状況があったと感じています。


私たちが
「今、筋反射テストをしようとしているまさにその時」に
「何を考えているか」
で筋反射テストの答えは一瞬で変わってしまいます。


だらこそ、

検査をする人が「ONにしよう(ONだろう」と思って腕を押せばそうなってしまうし、
検査をされる人が「ONだ(ONにする、したい)」と思っていたらそうなってしまうということが起こります。

純粋な結果を求めるならば、
ONでもOFFでもそれをジャッジしない、どちらでもいい、
というニュートラルな意識でいなければなりません。


でも200以下のレベルの状態では、
そもそもそのニュートラルな状態になることが難しいのです。


もう一つ。
パワーかフォースかの意識レベルとはすこし別の話になりますが、


私たちが筋反射を取った時に「自分の真実がわかる」というのは、
それは「自分の中でバランスが取れているか」がわかるだけであって、
どこかにいる「神様」や「ガイド」からの「指示」が来るわけではない、

ということを理解してほしいと思います。


そういう誤解をしている人を時々見かけますが、
オラクルカードであろうと、

「AにしようかBにしようか」の答えであろうと、
それは今の自分にとって、

「どちらを選択したら生体のバランスが取れるか」
あるいは「崩れるか」がわかるだけ
、です。

ガイドやら神様からの「こうしなさい」ではなく、

「今の自分からの答え」でしかないのです。

本当はどちらでも構わないことや、
自分で決められることをいちいち筋反射テストで確認する必要はないのです。

答えは自分でわかっているはずなのですから。

確かめないと居られないのであれば、
「確かめなければ不安」「自分の意志で決められない」
という状態そのものが問題であることに気づかなければなりません。

『どちらにしなければならない』

わけでも、

『どちらにするべき』

なわけでもありません。
自分がこうしたいと思う方にすればいいだけですし、
それが筋反射テストの結果として出るだけです。

それでも何かの答えを求めたい場合には、

やってもかまいませんが、
答えがどれなのかわからない状態で筋反射テストを行える方がベターです。
(それでも結果が揺れることはあります。

 そもそもの自分の意識がブレているからです)


オラクルカードなどを調べたい場合にも、
裏返しにして「どれだかわからない」状態で調べることをお勧めします。
その方がエゴが入りにくくなります。

でも、中途半端に筋反射を取るのなら、自分で考えて決める方が良いでしょう。

たとえばフラワーエッセンスやホメオパシーのレメディに対して、
やたらに筋反射を取るよりも、
「何に困っていて、何のためにこれを摂りたいのか」

ということをしっかりと分析した上で、

エッセンスやレメディのことをよく調べて、
それに合ったものを選ぶ方がよほど効果があるものを選べるでしょう。


筋反射テストの使い方を間違えると、

エゴの増大につながる、
ということを知っておくとよいと思います。


(にゃるほど。。。)

 

 

 


【私たちはすぐに引き戻される】

意識のマップを学んでいくといろいろなことがわかるのと同時に、
いかに自分のレベルを引き上げていくことが大事かということに気づかされます。

前回の記事にも書きましたが、

意識レベルが本当に上がれば、病気も困った社会現象も、

すべてが解決してしまうからです。
(そのレベルに行くのはもちろん大変ですが…)

 

本を読むとわかりますが、
低いアトラクターフィールドから抜け出す一番の方法は、
高いアトラクターフィールドに触れること
です。

高い意識レベルの人たちの中に自分が身を置くことで、
おのずとその影響を受けていき、

自分の意識レベルが引き上げられていきます。

低いところにどっぷりと浸かってしまっている場合には、
場を変えて、高いフィールドの中に自分を完全に浸してしまうこと。


そうすることでアルコール依存症の方が治ったということが本の中で紹介されています。

でも、多くの場合、

高いフィールドの中にいる時には良くなったように思えていても、
そこから離れるとあっという間に引き戻されてしまうということが起こります。


このような病気の状態ではなくても、
同じような経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

特にセラピストやヒーラーの方は、
セミナーに参加して自分を高めていこうとしていた場合などによく起こる現象だと思います。

セミナーの間は気づきも深まり、良い状態になっていたとしても、
セミナーが終わって日常生活(現実)に戻るとあっという間に元に戻ってしまうのです。


そういうことが起こったのだとすれば、
その時にはすごく効果があったように思えたとしても、

高い状態を維持できるほど安定したわけではなかった、

ということがわかります。

現実は低いアトラクターフィールドであふれかえっており、

そこに自分が再び浸かってしまうと、
よほど安定していたのでない限り低くて強いフォースの力には勝てないからです。

日常の中でそれ(高い意識レベル)を維持することがいかに難しいかということがわかります。

それでも私たちは、

できる限り意識を上げていくことにチャレンジしていかなければならないと思います。

それが自分のためだけでなく、

世界のため、地球のためになるからです。


みんなが少しずつ上がれば、

地球の波動そのものが上がりますし、
低いところでうごめいていて混乱している人たちも、

知らず知らずのうちに少しずつ底上げされ、

知らないうちに抜け出せるということが起こり得るからです。

そんな思いを込めて、

先日の記事『弱いアトラクターフィールドから脱出せよ』を書きました。

 

このことを知る人が増えるほど、

世界全体の意識レベルが上がっていく助けになると思います。

 

とても素晴らしい本なので、

多くの方がこの本の内容に興味を持っていただけることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

参照図書:

『パワーかフォースか』改訂版 

著者/ デヴィッド・ R・ホーキンズ

訳者/ エハン・デラヴィ、 愛知 ソニア

株式会社ナチュラルスピリット

 

 

※翻訳者である愛知ソニアさんとエハン・デラヴィさんのサイト

 

 

 

 

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【過去記事】

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ヒーリングコラム

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