病気とパワーゲーム | ヒーリングルーム Angel touch

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ヒーリングルームAngel touchのブログです。
【より善く生きるためのヒント】
として、
癒しのステップに役立つヒントを綴っていきます。

 
 
このブログでは
『病気の本質』について理解するきっかけを提供しています。
 
そのため、
『キツイ話』『耳の痛い話』が多いと感じる方もいると思います。
 
当然だと思います。
 
それでもなぜ私がこういう内容を書き続けているのかというと、
 
『そこを理解して意識が変わらない限り、
何をやっても同じことになるから』です。
 
どんな療法をやっても、
 
たとえ病巣が消えて治ったことになっても、
 
『問題の根本』は変わらない
 
ということであれば、
 
やがてはまたそれが浮上してきます。
 
私たちは『わかるまで繰り返す』生き物なのです。
 
 
 
もちろん、わかっているつもりでも繰り返されるかもしれません。
 
でもその時に
 
『そういうことか』
と気づける場合と、
 
『なんでこんな目にあわなきゃいけないんだ』
と感じてしまう場合とでは、
 
学びのステップとしては、
天と地ほどにも差があり、
最終的には「良くなるかどうか」にも大きな差が出てきてしまいます。
 
 
(ニャンでワタシはこんな目に…?)
(自分で頭を突っ込んだからだよん)
 
 
 
 
 
 
病気には隠された理由があります。
 
病気になると、
まるでそれが急に空から降ってきたかのように、
自分とは関係のないものが湧いて出てきたアクシデントであるかのように、
他人事のように捉えてしまう方がまだまだたくさんいます。
 
でも、それは真実ではありません。
 
病気を手にした自分
それを握りしめている自分 には、
隠された理由があります。
 
その状態で自分は何を表現しているのか。
 
そこが問題です。
 
不思議に思いませんか?
同じ「風邪」を引いても症状は人それぞれ、
同じようなストレスを受けたとしても皆が同じ病気になるわけでもなく、
たとえ同じ病名であっても状態は様々。
 
ワタシとあの人、一体何が違っていて、
こうなったりああなったりするのでしょうか?
 
裏に潜んだ真実をみることでしか、
その理由は明らかにはならない上に、
 
良くなりたい、
同じことを繰り返したくない
 
と思うなら、
 
そこを見るしかないのです。
 
 
 
病気を握りしめているとき、
表面的には
『病気で辛い』
『病気で困っている』
という状況を演じることができます。
 
人や社会は病人には優しくしてくれるようになっていますし、
色々なことをゆるしてくれるようになっています。
 
身近な人であれば、
良かれと思って色んなことをしてくれますし、手を貸してくれます。
 
 
つまりは、
 
どこかでそういうものを欲している自分がいる
ことに気づかなければなりません。
 
 
一方で、
病人を相手にする側の場合には、
「病気という現象の罠」にハマりすぎないように気をつけなければなりません。
 
『優しくすることばかりがその人のためになるわけでもない』
ことを理解する必要があります。
 
 
そもそも、
親切の押し売りにならないようにしないといけません。
 
なぜなら、本当は治りたくないのかもしれないからです。
 
病気でいれば、
優しくしてもらえます。
 
病気でいれば、
気にかけてもらえます。
 
嫌なことはやらないで済みます。
 
病気でいれば、
ワガママもワガママだとわからずに通すことができます。
 
 
病気でいることには、
ちゃんと利点(メリット)があるのです。
 
そこを手放したくない思いが本当は強かったとしたら、
無理に早くよくなろうとすると抵抗が起きます。
 
「良かれと思って」いろいろ言ってあげたりやってあげたりすることが、
かえって悪化を招く場合もある、
ということです。
 
 
いつも書いていますが、
だからといってそれがダメだと言っているわけではありません。
 
例えば風邪を引いたら、
それを理由に休んでいいし、
サボっていいし、
家族や周りに労ってもらえばいいのです。
 
「今はそうしていたい」
ということを、自分でわかっていればいいのです。
 
自分が何をしているのかをわかっていることが大事なのです。
慢性的に病気を抱えているなら尚更、です。
 
「慢性的に病気を抱えなければ実現されなかった何か」
があるからです。
 
 
 
 
(本当のところは、見えないところに隠れている)
 
 
 
ここで少し別の話をします。
 
私たちは常に『パワーゲーム』をやり続けている、
ということをご存知でしょうか。
 
私たちは様々な関係性の中で、
パワーの奪い合いをしているのです。
 
自覚がなくてもやっています。
無意識のうちに人からエネルギーを奪う癖がついているからです。
 
それは
親から何らかのパワーゲームを学んだことにより、
子どものころに染み付いてしまったものです。
 
承認欲求、
自信のなさ、
嫉妬、
怒り、
 
全てパワーゲームに繋がります。
 
手を変え品を変え、
他人から無意識にエネルギーを奪って、
それを自分のエネルギーにしようとして、
奪い合いゲームをしているのが、私たちです。
 
 
子どもが駄々をこねたり良い子でいることで
大人の注目や称賛を浴びようとすること然り、
 
大人が子どもに対して威圧的な態度や冷たい態度で支配したり、
子どもがゴキゲンを伺うように仕向けること然り。
 
大人同士でも同じです。
家族、パートナー、仕事の人間関係、SNS、
 
いたるところで私達はパワーゲームを繰り広げているのです。
 
 
そしてこれは病気にも当てはまります。
 
病気は人をコントロールする最大の武器
です。
(過去記事参照)
 
 
『病気なので私に優しくしてください』
『病気なのでいろいろ勘弁してください』
 
というメッセージが含まれています。
 
そして要求が通らなかったり、
あまり相手にしてもらえなかったら、
『あなたは病人に対して優しくない、ヒドイ人である』
と、最もそうに相手を責めることができます。
 
つまり、
病気があると、
闘わずしてパワーゲームに勝つことができるのです。
 
病気とは、ジョーカーのような切り札なのです。
 
 
世界はパワーゲームで満ちています。
 
外側で起きていることを見て、
あっちが悪いの、こっちに非があるのと言ったところで
それが止むことはありません。
個人の中ですらそれを終わりにできないのだから、
地域や国で紛争がなくなることはないのは当然であるといえます。
本当に世界に紛争が起こるのを止めたいなら、
私たち自身が、自分や他の誰かとパワーゲームをするのをやめにしなければなりません。
 
平和を望むなら、
自分の内側を平和にすること、です。
 
 
あなたは今日、
誰とパワーゲームをしましたか?
 
「自分がやっていること」に気づけるようになりましょう。
ほとんどの場合、自覚がないからです。
 
まずは枯渇している分を他人から奪うことで賄うのをやめて、
自分のエネルギーは自分でまかなえるようになること。
 
それが病気が治っていくことにも繋がります。
 
自分が奪わないことも大事ですし、
奪われない自分になることも大事です。
 
むやみにエネルギーを奪われることのない、
パワーゲームの的にならない、しっかりとした強さを身に着けましょう。
 

自分ができるようになれば、

自分の周りの人もそういう人が増えていくはずです。

 

「パワーゲームをやらない人間関係」

を意識して、構築していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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【過去記事】

ヘルスケアコラム

https://angeltouch-healing.jp/healthcare_column.html

 

ヒーリングコラム

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