台湾でも毎年11月から翌年の3月頃までノロウイルスなど
ウイルス性胃腸炎流行の季節です。
ということで、現在その季節の真っ只中。

中国語でノロウイルスは諾羅病毒

臺北市衛生局(1月7日発表)によると、最近の4週間で
去年の同じ時期の2倍を上回るノロウイルス患者が報告
されているそうです。

ノロウイルスの潜伏期間は1日~2日。
水のような下痢に嘔吐、発熱、腹部の不快感や
胃痛、筋肉痛などの症状が1日~10日間続くそうです。
症状が持続する期間の長い短いは個人の免疫力によって
差がでてくるそうです。

ノロウイルスから回復した後、2週間以内でも患者の
排泄物などには感染力のあるウイルスが残っている
ということです。
手洗いは必須で、生のものは食べない、飲まない、
ノロウイルス患者の嘔吐物、排泄物による飛まつ感染も
あるそうなので、清掃や消毒して常にきれいにしている
ことが肝心ですね。

清掃消毒はSARSのときと同じ、
漂白剤1に対して水が50の割合。
また、嘔吐物などの清掃消毒の場合は濃い濃度にして
漂白剤1に対して水10の割合で薄めたもので、
汚れた場所を清掃します。
( 症状、経過、消毒溶液や割合など臺北市衛生局発表より)
清掃のときはマスクもしましょう。

まあ、こういう時に限らず、普段から同じように清掃して
いれば、家の中は問題ありませんね。
ただ、外の店などはどうでしょうか?
是非ともしっかりきれいにしておいて欲しいですね。
それと食品の管理もしっかりして欲しいです。

うちの主人も昨年末、急性胃腸炎になりました。
症状は上のと同じ。ウイルスがノロかどうかは検査が
なかったのでわかりませんが、今の時期、食べるもの
にも注意が必要ですね。

台湾は特に、夜市など屋台などもたくさんあるし、
お店屋さんもたくさん。衛生面で気をつける必要がある
ので、清潔なお店を選ぶのもポイント。

あと、食べたもので、ちょっとでも
変な味だなあと思ったら、吐き出すとか、飲み込まない、
引き続き食べないということも重要だと思います。

台湾に観光にいらっしゃるみなさんも
是非気をつけてください。


臺北市政府衛生局


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