みなさん、こんにちは!
職場コミュニケーションの専門家 アンディ中村です。
今日は「言葉のキャッチボールは簡単?」というお話です、ハイ。
コミュニケーションは、「キャッチボールに似ている」と言われる事があります。
恐らく自分の言葉を相手に投げかけたり、相手の言葉を受け取ったりする事が、キャッチボールに似ているからでしょう。
「言葉のキャッチボールなら簡単じゃないか」と、あなたは思われたかも知れません。
しかし、ここで気を付けていただきたいポイントがあります。
実は、ボールを投げるあなたとボールを受け取る相手の価値観や立場、所属する業界が違うと、言葉のキャッチボールが成立しない場合があるのです。
それは「略語」を使う時です。
実は、私は過去に「略語」を使った言葉のキャッチボールで大失敗をしているのです。
それは私がとある異業種交流会に出席し、初めて知り合った方と世間話をしていた時です。
「PC」という略語があります。私が働いていたコンピューター業界では「パソコン」の事を「PC」と言います。
私は「今度、新しいPC(パソコン)が発売されましたよね」と相手の方に話しかけました。
ところが、相手の方は「えぇっ!?新しいPCが発売になるのですか?」と大変驚かれた様子でした。
私は「そうですよ(そんなに驚く事かなぁ?)PCなんて、半年ごとに新モデルが出るじゃないですか」と答えましたが、相手の方が不思議そうな顔をしていたのを今でも覚えています。
実は、異業種交流会で知り合ったこの方は、プラスチック等を扱う材料業界の方でした。
材料業界で「PC」というと「ポリカーボネイト」という樹脂を指すのです。
どうりで話が噛み合わない訳です。
実は「PC」という言葉には、次のように様々な意味があります。
Personal Computer : パソコン、
Prepaid Card : プリペイドカード、
Poly Carbonate : ポリカーボネイト樹脂、
Port Clearance : 出港証明書、
Pacific Community : 太平洋共同体、
「PC」という略語を1つとっても、これだけ違う意味がある事に驚かれた方も多いのではないでしょうか。
1つの略語について話しただけでも、価値観や立場・業界が違う人と、話が食い違ってしまう可能性があるのです。
このように、受け取る相手の価値観や立場・業界を考えずに言葉のボールを投げてしまうと、言葉のキャッチボールが成立しなくなる可能性があります。
しかし、あなたが相手の価値観が違う事を忘れず、専門用語や略語に注意し、相手の受け取りやすいボールを投げれば言葉のキャッチボールは自然と成立するようになります。
特に初対面の方と会話をするときは「略語」に注意することが重要なのです。
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