人を動かす3択提案法(職場の人間関係) | 職場コミュニケーションの専門家 アンディ中村のブログ

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都内の一部上場商社に勤める現役のサラリーマンでありながら、「職場コミュニケーション」をテーマに、副業セミナー講師として活躍している私 アンディ中村の、日々の出来事を書き綴ります。



みなさん、こんにちは!

職場コミュニケーションの専門家 アンディ中村です。


私は現在、東京都千代田区の商社に勤める現役のサラリーマンです。

平日はサラリーマンとして働きながら、副業として「職場コミュニケーション」をテーマに、講演講師の活動を行っています。

職場コミュニケーションをテーマに講師を行っていますと色々な質問を受けます。

先日も「何かを伝えようとすると、それを頭ごなしに批判する人への対応は、どうすればいいのですか?」という質問を受けました。


あなたの周りにも、とにかく相手を批判しないと気が済まない人がいませんか?

このような人を「何でもかんでも批判型」と呼ぶことにしましょう。

何でもかんでも批判型の人には、人の話を聞く時に「はぁ~」とため息をついたり、舌打ちをしたり、否定的な言葉を多く使ったり、「この仕事何年やっているの?」と相手を責めるなどの特徴があります。

こんな何でもかんでも批判型の人に、あなたが正論をもって反論しても全く受け入れてもらえません。逆に、くどくどと説教が始まってしまうので注意が必要です。


では、あなたの意見や提案を受け入れてもらう為には、どうすればいいのでしょう?

私がオススメするのが「3択提案法」です。

「3択提案法」とは、その名の通り「AとBとC」の3つの選択肢を相手に提案する方法です。


具体的には

「AとBとCの3つが考えられるかと思いますが、いかがなされますか?」

という具合に質問を投げかけるのです。


ただし、ちょっとしたコツがあります。

それは、3つの案のうち、最初の2つは「こりゃ、全然ダメだな」という案にしておき、残りの1つを「誰が考えても、まぁこの答えが妥当だろうなぁ」という案にしておくことです。

つまり3択提案をする際、何でもかんでも批判型の人が批判をしやすいよう、わざと最初にダメな案2つ作っておくわけです。

そして、その2つを好きなだけ批判をさせてあげるのです。

実は3択提案法は、見た目は3択式になっていますが、答えは最初から1つです(笑)

相手がよほどの勘違いをしない限り、その案を選ぶはずです。
そして、その案を選んだ相手は、3つの選択肢から「私が選んだ」「私が決めた」と思います。

これは、相手が勝手にそう思っているだけで、実際にはあなたの提案を受入れた事になります。

このように3択提案法を使えば、何でもかんでも批判型の人にも、あなたの伝えたい事(意見・提案)を受け入れさせる事が可能になるでしょう。

是非、お試しください。



公式サイト:http://1andy.net