メイクは楽です。半分隠れてるから。
でも、外した時とのギャップがあっちゃあだめ。
しょっくですから。
見た目って、大事です。一種の手がかりですから。
私小説、もんしろちょうは、私の心が、煽情的になり過ぎちゃうの
で、終わります。
ラストシーンは、火葬場へと、向かわんとする車の観音開きが、発
車間際に、バッと開いて、まるで、『私は、逝かない!!』と語りかけて
きた。で、おわります。
五十年前のことなのですが、あまりに、感情移入が過ぎましてね。
ありがとうございなした。
彼が彼女と知り合ったのは、彼の勤務先の小売店だった。 銀
座の恋の物語だ。 彼は、裕次郎ファンだったから。
彼女が、 その化粧品販売店へと、派遣されてきて三日目のこと。
「えー。ほんとですか?」と、まるで、新人の私一人残してお昼だな
んて とでも言わんばかりの目をして、しんじられない。とでも言
わんばかりの顔を見て。しかたなくなく、昼食は、我慢する。とし
たこと。 「すみませんでした。これ、後で食べてくださいね。」と、
ホットドッグ 2本入った紙袋が、 つづく
結婚を反対して、僕を感動したはずの人が。と、彼に疑問が。 し
かしまぎれもなく母親の顔だ。
兄姉が近郊にいるが、その兄姉が未だ顔を現さないのに、九州
にいるはずの、しかも、あれだけ、怒った顔で勘当と言い切られ
、にどと会えることはないであろうと思っていた、その母親が真っ
先に現れ、そしてちかづいて
返事を来、悲しげだが優しく「だいじょうぶネ
!」と問いかけてくれて初めて本物の母親だと理解した。 その瞬間
、彼の今にも切れんばかりになっていた感情の最後に残っていた
いっぽんの線が切れ、せき止められていた水を、放出する瞬間の
ように、涙という水になって止めどもなく零れ落ちた。 つづく
。
彼には、それを着せること、そのことが、これから旅立つであろう
死出の旅に、死に装束より彼女が喜んでくれるような気がしたか
らだ。 棺の彼女に持たせてあげようと思った思い出の写真や、
こまごまとしたものを入れながら、その彼女の表情をみていたら、
瞬間、棺の中にいる彼女が、ちょっとだけ嬉しそうに微笑んだよ
うな気がした。
告別式の時間になる前にとつぜん、斎場にいるはずのない母
親の顔が現れた。どうしてここにいるんだろう。 つづく
会社の人が手配してくれたらしく、葬儀社の人が人が来て、斎場
へと向かうために棺を運び入れ、その棺に彼女を入らせる為の、
死に装束を用意したのを見て、かれは、一かm月前に彼女が結
婚式で身につけたドレスを 着せてほしいと頼み、パールのネックレ
スをつけて、白色のハイヒールを履かせて、ベールも付けてもらっ
た。 その姿は一か月前の、あの結婚式の彼女が蘇って、ただ眠
っているかのようであった。 つづく
