映画と私 -602ページ目

沈黙から 塩田千春展

先月5日、神奈川県民ホールの塩田千春展をみてきた。
この人との出会いは、横浜トリエンナーレのあのでっかい服から水が流れてるのをみたときから。
あれは印象的だったけど、それから振り返ることはなかった。
それから2年後ぐらい、たまたまオペラシティでダムタイプの展示をみたかえり、
近くのギャラリーで塩田千春の作品と再会した。
錆びた鉄製のベッドに天井から水が漏れている。
心臓つかまれたくらい、がーんとなった。
なんか自分の生理的なもの全部を刺激された感じ。
それからはもう塩田千春に夢中になった。
だから、こんな大々的な展示を見逃す訳にはいかない。
大阪から、駆けつけた。
この大きな空間丸ごと塩田作品というのには、もう感動した。
あの神経症的なまでに、毛糸をはりめぐらせた部屋。焼けたピアノ。
そして夥しい数の窓枠。ケチ臭いとこがなく、徹底してやってくれるとこが好き。
この空間がもう何日かしたらなくなってしまうなんて!!とその場から立ち去りたくなくなる。
なんでこんな好きなんだろう。それは体が覚えてる記憶、
日常生活では潜んでて忘れてしまってる記憶を掘り起こされたような気がするからなのかもしれない。
大阪からくる価値大いにあり。そして来年は大阪で展示があるそうで、楽しみな限り。
そして、これまた驚いたのが、私の好きなピアニスト、ヴァレリー・アファナシエフが
塩田千春の美術でコンサートするですって!全く知らなかったのでびっくり。
しかし、その日から20日後。どうしよう・・・。
でもやっぱり見に行く!!次はこの二人のコラボについて。
  
                  

ご近所ランチ その4 ~ビストロ疋田~

先週の日曜日、「ビストロ疋田」に行ってきました。
いつも外を通る度、気になってました。お店の外観が独特だから。
前から見たのと横からみたのと全然違うので。
以前、お店の横にある疋田のチーズ専門店でゴルゴンゾーラのチーズケーキ買ったのですが、
ものすごくおいしかった。だから必然的に期待は高まります。
ランチのBコースを注文。オレンジジュースから始まります。
野菜のスープ、サラダと続きます。あんまり手のこんでないようなシンプルなかんじ。
そして、鳥を柔かく蒸したようなもの、最後にパスタ。どれも、ごちゃごちゃしすぎない
あっさりしたお味。デザートは、ジェラートでした。
これで2千円。いっぱいついてるのでお得です。
最後にシェフの疋田さんの軽快なトークもきけました。お店全体明るいかんじ。

ご近所ランチ その3 ~ラ・ミア・クッチーナ笠井~

今回はイタリアンの「ラ・ミア・クッチーナ笠井」です。またもランチですが。
こちらのお店は、これまでのところよりもちょっと敷居が高いかんじです。
予約して行きました。案の定満席。よかった。
メインディッシュ抜きの、レッジェーロコースを注文。
まず、突き出しがでてきました。そして、アンティパストの盛り合わせ。
野菜がおいしくて、いろんな味が楽しめます。パンもおいしい。
そしてスープ。そして、私はキノコのリゾットを注文。
メインディッシュたのまなくてもちょうどよい腹具合。
これで、サンペレグリノも飲んで2700円ぐらいでした。
ちょっと高めですが、それに見合うお味でした。ディナーも食べてみたい!