この始皇帝が主役のドラマ大秦帝国を全40話くらいで作ってほしい……
※画像ネタバレ注意!
第五集 焚書坑儒
・焚書について話している
しかし李斯の隣の臣下は誰なんだ、もう記憶にない。(……) →章邯か?
・始皇帝の長男の扶蘇はなかなかのイケメンです。
パパの焚書に反対しただけでなく、
秦の政治に国民が不満を抱いているということにまで言及しました。
この扶蘇の発言に対してキレた始皇帝はちょっと本人っぽかった!!(?)
そして扶蘇は万里の長城建設工事をしている蒙恬のところに左遷。
・焚書しまくってます。
古今の書物が……ああーもったいねえーーー
&連行→生き埋めにされる儒者たち。
ひ、ひでえ……
始皇帝大好きですが、これが自分の上司だったら出勤一日目で逃げます。
・意外とあっさり終わった焚書坑儒。
もっと始皇帝が悩んだり怒鳴ったり精神を病んだりする描写で
45分突き抜けるのかと思ってました……
・武器屋で偶然見かけた壮士(倉海君)の後をつけて
お知り合いになった張良先生です。
張良先生はこの倉海君に、巡幸中の始皇帝の暗殺を頼むのです。
良先生曰く「我らは荊軻と高漸離とは違う」らしい。
↑暗殺者を見送るだけで別れたりはしない、と言いたいらしい
そいえば荊軻が暗殺しようとしたのも同じ嬴政だったんですよね。
なんだか遠い昔のことのようだ……
ちなみに良先生は始皇帝のことをずっと“嬴政”と呼んでます。
秦の中華統一が受け入れられない以上“始皇帝”とは呼びたくないよなあ……
・趙高の人物像がすばらしすぎて
この人の来世が袁紹であることを忘れつつあります。
宦官独特の(?)抑揚でしゃべるので、
趙高のセリフはぜひ原語で聞いてみてほしいです!(笑)
・そうこうしてるうちに張良の伏兵と始皇帝ご一行様が対面しました。
てっきり張良と倉海君の二人だけで待っているのだと思ってたのですが
この↑上部の人たちみんな張良の伏兵らしいです。他にも大勢います。
経済版の画質だと何が起こっているか理解不能だったのではなかろうか……
途中で章邯と晨曦公主のラブロマンスを織り込んできながら乱闘してます。
倉海君は怪力でものすごく強いです。
この人もっと生き延びてぜひ楚軍に入ってほしかった~。
↑でも項羽と揉めて殺されそうですね……
・襲撃を受けた車に乗っていたのは皇叔だったそうです。
っておい!! それ于和偉本人だよ!? 当たっちゃってるじゃん! ダメじゃん!
スタッフたちはわざとやってるのか? 胡亥が葡萄食べてたりさ……
・この真っ黒な感じは秦っぽいですね。
五行では秦のイメージカラーは黒なので!
(↑これ説明が非常に複雑で、秦=黒が考古学上確実なわけではないので
ご興味のある方は「秦 五行 黒」などでGoogle検索してみてください……)
・隕石に書いてあった文を見て動揺して
「四方100里のものを老若男女問わず皆殺しにしろ」と言っちゃう嬴政さん。
この謎のお告げ(?)に惑わされちゃうあたりがもう……魅力的すぎて……
(すいませんここ本気で語ってます)
絶対的権力を持った皇帝なのに、神秘的なものに対してはすごく脆いんですよね。
それが一人の人間としての弱さを前面に押し出してる感じで……
秦王政と言ったらすごく強くてすごく厳しい人物だったのに
全土を統一してみたら得体の知れないものにコロッとやられちゃうなんて、
もう不安定すぎて人間味ありすぎて……
だから神仙思想に染まった皇帝たちは愛しくて仕方ない。(※病気です)
孫皓にもこういうところがあるから嫌いになれない。
・一方そのころ、劉邦は「泗水亭からは徭役に100人動員しろ」という
朝廷の要求にブチギレているのであった……
主な登場人物:
始皇帝、李斯、扶蘇、倉海君、張良、趙高、章邯、晨曦公主、劉邦、蕭何
次回(楚漢伝奇 第6話)
http://ameblo.jp/ancyon/entry-11519175012.html
前回(楚漢伝奇 第4話)
http://ameblo.jp/ancyon/entry-11514720221.html
耽搁:遅らせる。延び延びにする。引き延ばす。
打//猎:猟をする。
缉凶:凶悪犯人を捕える。
完//蛋:<口>くたばる。おだぶつになる。だめになる。