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新人ライター奮闘記

自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

ライター業をやっている人は、精神的に病んで行く可能性が高いような気がする。


それは、厳しい締め切りや外部からの理不尽な圧力などで、「もう、いいや!!」と思い、すべてを投げ捨てたくなってしまう人が多いという事なんだと思う。


僕もシナリオライターを目指しているので、その手のエピソードは雑誌や作家のインタビューなどで知る事があるのだが、そのたびに不安になってしまう。


「本当に自分がプロの作家としてやって行けるのだろうか?」と、自信を無くしてしまうのだ。


考えてもしょうがないのは解かっているのだが、ついつい、そんな事を考えてしまう。


多くのライター業をやっている人達は、精神的に病んでしまう時に、どんなふうに自分を立ち直らせているのだろうか?


僕は、気分が落ち込んで、書けない時やテンションが上がらない時は、必ず本を読むようにしている。


前にも紹介した斉藤ひろし先生の「斉藤ひろしのシナリオ教室」を、まず読む。


この本は、読んでいる読者のテンションを上げる事を目的として書かれているので、読んでいるうちに、だんだんと元気が出て来る。


それから、浅田先生や中村先生が書いた「シナリオ錬金術」と「シナリオの書き方」なども読んでみる。


この三冊は、とにかく楽しく書きましょうよ!!という事を、テーマに書かれていて、僕には、必要な三冊だ。プロになるからといって、書く事にワクワク出来ないのは悲しい事だ。


もちろん、仕事は厳しいものであるのは、充分承知しているのだが、好奇心だけは失わずにいたいものだ。


これまでに観た素晴らしい映画やドラマを思い出して、また毎日コツコツ書いて行きたい。

昨日、MAフィールドという制作会社のシナリオ講座に行って来ました。


今回の授業は、企画書の書き方についてでした。企画書は今まで制作会社で何本か書いていたので、好評価を貰うつもりで張り切って書きましたが、はっきり言って、惨敗でした(笑)


「なぜ今、やるべきなのか?が解からない」と言われてしまったんです。やっぱり、企画書って、なぜ今やるのか?というポイントがかなり大事になって来るんですね。


解かっていたつもりだったんですが、ついついプロットを書く事に集中してしまいました。


「なぜ今やるべきなのか?」というのは、簡単に言うと、売りがあるか?という事なんです。


売りって言うのは、つまりベストセラーを原作にしているとか、話題になっている社会の問題を取り上げているとか、あとは今まで何度もやっている題材、たとえば刑事もの、医療もの、弁護士ものとかの事ですね、その何度もやってる使い古されたストーリーを別の切り口から見ているとか、そういう事なんです。


これは、ライターとは関係なく企業の企画書とかでも、もしかしたら同じなのかもしれませんね?今の時代にあった企画を考えなければ、クライアントの心を動かす事は出来ませんもんね?。


今回は、自分の視点の甘さを自覚する講座でした。でも、それで、いちいち落ち込んでいてもしょうがないので、結局、どしどし書いて行くしかありません。


だが、しかし、なんでも書けばいいってもんでもない。そこが難しい。


今回の反省を活かしたうえで、どしどし書く事が大事です。課題は、今やるべき題材を探すこと、売りを探す事です。

僕が映像関係の学校に通っていた頃、授業で配られたプリントにこんな言葉が書いてありました。


「アートとは人間にとって必要な何か、しかし、現在の状況で反資本主義的・反コマーシャリズムな映画は成立するのか?」


この言葉を目にした時、心が踊りました。典型的な映画青年だった僕は、なんかもの凄い味方を手に入れた気がしたんです。


だって、反資本主義的な、反コマーシャリズム的な映画は成立するのか?という問い掛けを自分の中に持っているという事は、すでに自分の気持ちの中で、資本主義的な作品、コマーシャリズムな作品は駄目だと思いながら、こういう文章を書いた事を意味するわけですよね?


僕には、それがとても嬉しかった。それまで、映画ファンだと宣言する同世代の人達に会っても、その人達は「アメリ」や「タイタニック」、「スパイダーマン」は観ていても、ゴダールは知らない、ビリーワイルダーも知らない、ヒッチコックも知らない人達ばかりだったので、クラシック映画ファンだっった僕は、はっきり言って浮いていたわけです(笑)


だから、学校に入学した時、ちよっと期待しました。もしかしたら、僕のようなクラシック映画ファンがいて、話しが盛り上がっちゃったりするんじゃないか?そんな甘い希望を胸に抱いて、入学したわけなんです。


ところが、予想は裏切られました。誰もクラシック映画観てなかったんです。それも、そのはず、僕が入学した映像関係の学校って言うのは、もの凄く現場主義なんです(今はどうか知りませんが)。


現場で活躍する人達を育てるというのが、目的なので、誰も映画を見るべきだと思ってないところがあるんです。と言うよりも、今、思い返せば、僕のような映画マニアを敵対視しているところがあったような気もしました(笑)まぁ、昔の僕はかなり精神的に幼いところがあったので、自分のコミュ二ケーション下手なところが災いしたのかもしれません。


でも、これには、ガッカリしました。もちろん、現場で何が求められているのか?を勉強できたのは今も役に立っていますが、ここまで映画を観ていない人達だとは思わなかったんです。


結局、学校でも浮いた存在として、珍しがれる日々を送る事になってしまいました・・・ところが、2年生になって奇跡が起きました。


「とにかく映画を観なさい!!」と、生徒達にアドバイスする講師、E・Kさんが現れたんです。案の定、E・Kさんは僕のように他の講師の方達の中で、おもいっきり浮いた存在になりましたが(笑)、でも、E・Kさんの授業はとても面白かった。


かなり、たくさんの映画を観ているはずだった僕でも知らない映画を教えてくれた。これには、今でも本当に感謝しています。


しかも、E・Kさんは、ただ映画マニアで終わるのではなく、自分達が観た映画をどんなふうに自分の作品に活かすか?それを考えなさいと言ったのです。


そして、プリントを配って、冒頭に書いた言葉を自分達に提示してくれました。


今、僕はE・Kさんとは、違う道にいます。プロットライターをやって、反資本主義的な作品は無理である事を知りました。テレビの世界で、プロとして活躍する事を目指しているので、視聴率はやっぱり必要なんです。


それに、アート作品は、解からない人がいてもいいですが、エンターテイメントは解からない人がいていいとは言えません。それは、単純につまらない作品を意味するからです。だから、誰にでも解かる。しかも奥が深い作品を目指すと言う意味で、ある意味、アート作品よりもエンターティメント作品の方が難しいと言えます。


でも、それは、映画をたくさん見なくていいと言う意味じゃありません。むしろ、あえて、ちょっと先輩っぽい事を言わしてもらうと、プロのシナリオライターになるためには、たくさんの映画、ドラマ、小説を見ていなければなりません。


プロじゃないので、自信を持って言えるわけじゃありませんが・・・(笑)

だけど、それは、プロットライターをやっていても、実感するんです。たとえば、プロデューサーに、「三日で企画書出して?」とか「一週間で企画書出して?」とか、そんな事を言われた時に、既存の作品を参考にして書くしかありません。新たにゼロから、アイディアを考え出すと、絶対に締め切りまでに間に合わないと思うんです。


なので、既存の作品、自分が観た様々なジャンルの作品を思い出して、自分なりに参考にして行くのは、必ず必要なのではないか?と思います。


そんな事を思うと、僕のシナリオに対する考え方は、やっぱり学校に通っていた時に作られたんだなと思うんです。無駄な事はありませんね?


今日は、まもなく入学シーズン到来という事で、昔話しをしてみました(笑)