企業に勤めている方の中で、商品の開発やイベントの企画に携わっている方もいると思います。
そんな方々は、きっと、企画書を書いて、イベントの面白さや商品の必要性などを主張し、プレゼンで発表する日々を送っているのではないか?と推測します。
それは、シナリオライターも一緒です。
とくに中堅どころのシナリオライターや、まだデビューをしていない新人などは、日夜、ドラマや映画の企画書を書いて、作品の面白さ、企画の売りなどをアピールし、作品をより良いものにするために努力しているのです。
僕も今、まさに企画書書きをする日々を送っていて、デビューを夢見て、悪戦苦闘しながらも、ワクワクする毎日を送っています。
でも、ワクワクするよりも悪戦苦闘の方が大きい(笑)、一番の悩みどころは、企画書の書き方です。
べつに企画書の書き方って、ルールがあるわけじゃないので、自由なんですよ。
むしろ、先輩ライターが書いた企画書を真似て、プロデューサーに提出したりすると、「これじゃ、マネだろ?」とか叱られたりするんです(笑)
難しいですね?(笑)、おそらく企業に勤める方々も同じように上司の方に怒られたりした経験があるのではないでしょうか?
本屋に行って、「企画開発」と書かれたコーナーを覗いてみると、びっくりするぐらい、「企画書の書き方」とか、「アイディア発想術」というタイトルの本がズラッと並んでいたりしますよね。
あれは、それだけ良い企画書を書く事に、多くの人が悩んでいるという証しでもあります。
そこで、今回は皆さんと共に、企画書について考えたいと思います。
一年ぐらい、ドラマや映画の企画書を書かして頂いて気がついた事があります。
それは、企画書って、結局、表紙がすべてだという事です。
つまり、最初の一ページ目って事ですね。その一ページ目が駄目だと下手したら、後のページすべて読んでもらえないんです。徹夜で書いた企画書が読んでもらえないと泣きたくなりますが、それが現実なんだからしょうがない(笑)。厳しいでしょ?(笑)
さすがに、企業に勤める方はそんな事はないと思うんですが、シナリオライター志望者だとありえるお話しなんです。
なんでそんな事が起きるか?というと、単純に読むプロデューサーが面倒なんですね(笑)
テレビ局のプロデューサーがテレビドラマの企画募集をすると、ありとあらゆる制作会社からたくさんの企画書が送られてきます。それは、本当にたくさん集まって来るんです。
だから、それを全部読んでると時間がいくらあっても足りないので、まず表紙を見て面白そうだなと思った企画書から読み始めるわけなんです。
そして、表紙を見て面白そうだなと思った企画書から読まれるという事は、表紙が、一ページ目が面白くない企画書は永遠に読まれないという事でもあります(笑)
だからこそ、企画書は表紙が命と学んだわけなんです(笑)
でも、そこでプロデューサーの、上司の目をひく表紙を書くためにどうしたら良いか?という問題が出て来る。
まずは、とにかく目立つ事でしょうね、「頼むから読んでくれ!」という願いを込めて、派手に書くってことですね(笑)
中には、写真をつけたり、絵を書いたりする人がいて、僕も最初はマネをしていました。
でも、それって、パソコンに詳しい人は、凄いカッコイイ表紙になるんですけど、僕のように詳しくない人は、めちゃくちゃダサい表紙になるんです。
なんと言うか、つけ焼き刃が丸出しになちゃうんですよ(笑)
それだと逆効果だから辞めにしました。
変わりに考えたのは、キャッチフレーズを考えるという事です。
これは多くの人が実際にやっていますが、自分で考えたキャッチフレーズは世界に一つしかないので、なかなか良い方法なんです。
作品の長所、アピールするポイントを一言で表現したキャッチフレーズは、それだけでプロデューサーの目をひくはずです。たぶん(笑)
皆さんもぜひお試しください。
ところで、キャッチフフレーズそのものを考える事を職業としている人達っていますよね?
そうです、コピーライターの方々です。
次週は、実際のコピーライターの方々がどんなふうにキャッチフレーズを考えているのか?というテーマで書いて行きたいと思います。
今回は文章が長くなるという悪い癖を逆手にとって、前編、後編に分けて書く事にしました(爆笑)
ご期待ください。