新人ライター奮闘記 -28ページ目

新人ライター奮闘記

自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

皆さん、明けましておめでとうございます。


今年もよろしくお願い致します。


2011年、やって来ましたね?皆さんの心境は、どんな感じでしょうか?


きっと、「やった、新年だ!!」と喜びの声を上げている人もいれば、「ああ、2011年、ついに来ちゃったのね・・・」と、しんみりした雰囲気になってしまった人もいるのではないでしょうか?


僕の場合は、喜びよりも、どちらかと言えば、覚悟を決める気持ちの方が強いです。


「やった!!」というよりも、「ついに来たか!!」という気持ちの方が強い。


いつからでしょうか?新年を喜べなくなってしまったのは?(笑)


クリスマスも正月も子供の頃は、ごく普通に楽しめたのに、20代後半にもなると、なぜか不安の方が強くなってしまう。


それは、やっぱり、年齢を重ねるたびに、目に見える結果を出していかなければいけないというプレッシャーが強くなって行くからなんでしょうね。


でも、そんなプレッシャーに勝つためには、全力で企画書を書いて、じっくりと自分の作品と向き合って行くしかありません。


そして、企画書や作品を書くために必要な第一歩が営業です。


どこかの局の飲み会や集まりがあると知れば、なるばく参加するようにして、必ず名刺を配り、作品を書くチャンスを掴まなければなりません。


そうなんです、作家やライターが仕事を貰うために、最初にする事って、名刺を配らさせて頂くことなんですよ。


だから、今年もバシバシ名刺を配らして頂きたいと思っているんですが、でも、この名刺って、作ろうとする時、毎回、何て書いたらいいか悩やみます。


今、このブログを読んで頂いている方の中で、「あんた、シナリオライター志望者なんでしょ?じゃあ、シナリオライターって書けばいいじゃん」と思った方いませんか?


仰る通りです。確かに、僕はシナリオライター志望者であり、脚本家志望者です。だから、べつにシナリオライターとか、脚本家と書いてもいいわけなんです。


しかし、ここが問題なんですが、まだデビューしているわけじゃないんですよ。


テレビドラマの企画書を制作会社に送っている段階なので、プロじゃないんです


そうすると、何て書いていいか悩んでしまう(笑)


会社に就職している方は、自分の部署と名前を、名刺に書けば良いと思うんです


でも、僕のようにフリーで仕事をしようとしている人は、意外に何て書いたらいいか難しい


「フリーライター」と書いてもいいけど、それでは雑誌に書いているライターの方と思われてしまうので、違う気がしますし、だからと言って、リサーチャーと書くのも違うような気がします。


悩んだ挙句、去年、僕が名刺に書いたのは、「プロットライター」でした。


プロットライターって言うのは、映画、テレビドラマの企画書を書いて、プロデュサーに読んでもらい、デビューのチャンスを伺う人の事を言います。


今まさに、僕がやっている事なので、これなら間違いないと思ったわけなんです。


しかし、大不評でした(笑)


もし、僕と同じようにシナリオライター志望者の方がいたら、名刺に「プロットライター」と書かないでください(笑)、先輩のライターさんやプロデュサーにめちゃめちゃ怒られます(笑)


「シナリオライターになりたいんだろ?プロットライターになりたいんじゃないだろ?」とか、「プロットだけでいいの?」などなど、様々なお叱りを頂くことになってしまいました(笑)


そこで、僕は逆にチャンスだと思い、前に書いた悩みを相談してみたわけなんです


「でも、デビューしてないのに、シナリオライターとは書けませんよ」


すると、先輩ライターとプロデューサーは、こう答えました。


「じゃあ、ライターでいいじゃん!」


「えっ?」と思いました(笑)、確かにライターである事は間違いないので、正解ではあります。でも、あまりにもシンプルなので、最初から考えていませんでした。


しかし、悩む事に疲れた僕は、先輩達のアドバイスに従って、7月ぐらいから名刺にライターと書いていました。


さて、今年はどうするか?またも悩みましたが、今年は思い切って、「シナリオライター」と書く事にします。まだデビューしていないので、自称ですが、それでも今年はシナリオライターにします。


やっぱり、自分がアピールしたい事を名刺に書いていないと、目標に近づけない気がして来たんです。


「なんだよ、結局、シナリオライターって書くんじゃねぇか?」と思われたかもしれません。


ですが、どんなふうに自分を主張して行けばいいのか?を真剣に考えたという意味で、名刺に何て書けばいいのかを悩んだ事は無駄ではなかったと思います。


そんなふうに思えたのは、年末にある本を読んだからなんです。


上坂徹さんが書いた


「書いて生きていく プロ文章論」という本です


文章が長くなるので、詳しい内容は省きますが、一言で言うと、全国のライター志望者に勇気を与える本です。


取材の仕方、文章を書く時の心得が書いてあって、文章の本であると同時に、コミュ二ケーション論にもなっています。


上坂さんのアドバイス読んでいるうちに、やっぱり自分が人と向き合う時に、本当に自分がなりたいと思う事を名刺に書いたほうが良い。そのほうが、相手に対しても失礼にならないのではないか?と思うことが出来たんです。


という事で、シナリオライター、ビリーを今年もよろしくお願い致します。

今年もいよいよ残り僅かになりました。


皆様、やり残した事はありませんか?


まぁ、今さらやっても間に合わないかも知れませんが(笑)、せめて、一週間ぐらいで出来る事は、やっておきたいですよね?


という事で、僕が考えたのは、絶対に見ておきたい映画を今年のうちに見ておくという事です。すいません(笑)


僕が今年中に観ておきたい映画、それは「相棒 劇場版2」です。


もはや、日本を代表するテレビドラマになった「相棒」の劇場版2という事で、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?


観てみた感想は、「相棒」らしい映画だったという言葉につきます。


「相棒」という人気シリーズだから出来た映画です。


もっと言うと、脚本を担当された輿水泰弘さんの好みがよく出ているストーリーでした。


今回の映画は、戸田山雅司さんと言う脚本家の方も参加している


んですが、戸田山さんが一人で書いた劇場版1よりも、輿水さんが加わった事によって、より実験的な要素が強まっていました。


戸田山さんの作風であるはちゃめちゃな娯楽性と輿水さんの作風である変化球さがよくブレンドされた作品だったとも言えるかもしれません。


でも、「相棒」ファンは、楽しめるかもしれませんが、「相棒」をそんなに観ていない人達は、難しい映画かもしれませんね。


それほど、渋い作品でした。もし、「相棒」、初心者の方がいたら、最初に、劇場版パート1と昔に放映された元日スペシャル「バベルの塔」を観る事をお勧めします。


そのほうがシンプルに楽しめると思います。


でも、映画としては、「セブン」や「LAコンフィデンシャル」のように渋い刑事映画になっているので、ぜひ観てほしいと思います。


さて、僕が「相棒」のファンになったのは、実はシーズン4からでした。


未だに、僕はシーズン4が一番面白いと思っているんです。


それは、古沢良太、櫻井武晴、戸田山雅司、輿水泰弘と言った「相棒」の黄金期を作り上げた脚本家達がこの時から参加しているからなんです。


とくに、古沢良太さんと櫻井武晴さんの脚本は娯楽性の高い作品ばかりで、文句なしに楽しめます。


予測不可能なストーリーと奥が深いキャラクター、そして、何より右京さんがカッコイイ!!(笑)


個人的に、「相棒」って、ドラマファンだけではなく、脚本家志望者にとってもエネルギーを与えてくれるドラマなんだと思っているんです。


何でかって言うと、脚本の面白さがすべてのドラマだから。


よくテレビドラマの世界では、スポンサーが車の会社だと車の事故のシーンが描けないとか、役者の事務所側から、もっと役者の出番を増やしてくれと言われて、無理やりつくらなければならなくなるとか、そんな理不尽な要求があったりするんです。


だけど、この「相棒」というドラマに関しては、そういった大人の事情で脚本がめちゃくちゃになるという事がないんじゃないか?と思うんですよ。


純粋に脚本の面白さから始まっているドラマというのは、もはや「相棒」だけかもしれません。


しかも、日本を代表する刑事ドラマとして、大ヒットしている。


これは、もう奇跡と言っていい(笑)


これからも、「相棒」の奇跡を追い掛けて行こうと思います。


良いお年を!!

あなたの今年を表す漢字は? ブログネタ:あなたの今年を表す漢字は? 参加中
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今年を表す漢字は、「暑」でしたね?


今年の夏は猛暑であった事から、「暑」という言葉が選ばれたわけですが、僕がもし今年を表すとしたら、もっと気持ちの部分を表したいと思います。


「難」です


プロのシナリオライターを目指して、この一年間、プロットライターをやって来ました。


プロットライターって言うのは、ドラマや映画の企画を考えて、企画書の形にし、プロデュサーに提出するライターの事を言います。


企画書が認められ、企画が通ると、ドラマのシナリオを書かしてもらうチャンスが出て来るというわけなんです。


これは何も特殊な事ではなく、今、活躍している大御所のシナリオライターも、必ず新人の頃、プロットライターを経験し、デビューへの道を模索していたのです。


だけど、これが、なかなか難しい(笑)、何度も企画書を書いても、なかなか通りません。


ほとんどの人がプロットライターのまま辞めて行きます。


僕はなんとか耐えながら今まで続けていますが、日本映画学校時代に、同期だった友人達の中には、すでに辞めてしまい、他の仕事をしている人達もいます。


という事で、今年を表す漢字は、「難」です!!


でも、ただ、難しい、難しいと言っているだけでは、来年のエネルギーにならないので、ここは一つ、来年の目標にする漢字も書いてみたいと思います。


それは、ずばり、「根性」の「根」です!!


やっぱり、ライターや作家と名のつく商売は、最後には「根性」が重要になって来るんだなと改めて思う一年でした。


僕にもう少し根性があれば、もっと早くに企画書を書いて、局の打ち合わせに参加していたかもしれないと思う事が二度ほどありました。


だけど、一つは風邪をひいてしまい、締め切りを遅らせて頂く事になってしまったり、もう一つは、頂いた原案に面白さを見い出す事が出来ずに、プロットを書くまで時間がかかってしまっりしたんです。


そうして、みすみすチャンスを逃してしまったわけなんですよ。


これは、はっきり言って、「根性」が足らないですよね。


脚本家の君塚さんも、あるインタビューでこんな事を言っています。


「シナリオライターに必要な資質ですか?基本的には、シナリオ書くには気力の勝負だと思うんです。たった一人で連続ドラマの長いものを書くって、テクニックだの何だのより、最後まで書き通せる気力だと思うんですよ。


僕なんかそうだったけど、最初の頃、シナリオを書こうと思っても、途中までしか書けない事が凄く多いんです。


それは、やっぱり気力の問題なんですよ。書き通せる気力をつねに充実させておく事が必要なんです。人間の本質的な強さがないと駄目ですね」


書き通せる気力をつねに充実させておくって、ナイスアドバイスですよね?


君塚さんの言う気力は、根性と言いかえても間違いではないはずです。


でも、書き通せる気力をとねに充実させておくって、どうすればいいのか?と考えてしまいます。


具体的にこれだと提示するのは難しいかもしれませんが、僕はこう考えます。


気力を充実させるとは、アイディアの原液をたくさん集めておく事だ、と。


もちろん、ドラマや映画の原作になりそうな小説、本をみつけら、とりあえず2、3枚の企画書にする癖をつけるとか、そういった実践的なことも大事だとは思いますが、長期的に見て、大事にしたいのは、やっぱりドラマや映画をたくさん観ておく事なんだと思うんです。


自分の中に、物語の型をたくさん入りれておくのは、長くライターとして仕事をして行きたいと考える人にとって、やっぱり大事だと思います。


なので、引き続き映画、ドラマをチェックして行きたいと思います。


という事で、今年は「難」、来年は「根」で、お願いします(笑)