共生 | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。


外で暮らす猫として誕生し、
成猫になって
なお外で生き抜いていること。

それは当たり前ではなく、
たまたま恵まれていることなんだなぁと
日々、痛感します




屋外で暮らす母猫から
仔猫が産まれてしまい

どうしよう。



ではなく、

産まれる前にどうしよう 


そんな風に考えてもらえることが
当たり前のことになったら

嬉しいですね😊







こちらは、猫かぜ治療中の兄妹



猫は一度の出産で
多いと5〜8頭産まれると言われます


この子たちがスクスク成長したとしたら
最初は
1頭だけお庭で見かけていた猫ちゃんが
あっという間に、5〜8頭になるのです…


そんな環境で産まれた仔猫兄妹
⬇︎(男の子2頭以外はご縁に恵まれました)

施設外保護の猫
里親さま募集中です
(6月16日のブログを見たとお問い合わせください)






外で暮らす猫。


野良猫ちゃんがあたたかくて雨風しのげる
安全な居場所を探す為に彷徨い、
車のボンネット🚗の中を寝床にしたり





お家の庭や畑🍆🍅で糞尿💩をしたり






猫ちゃんが生きる為に選んだ場所、
居着いた場所であっても
人の暮らす環境によっては、ご近所とのトラブルの原因になってしまうことも多いはずです。





ここにいると 

近くでごはんをもらえるのだからね。

ここにとどまるよね


猫ちゃんは、悪くないのにね…😢




私たち人間と猫たちが共生できる社会を
目指すには
人が介入して
外猫ちゃんの過剰な繁殖を抑制することが大事だと思います。







そのためには、現状と回避方法を

ひとりでも多くの人に伝えていくことが

大切なのです






私が企画している事のひとつは、

まず、保護依頼の多い厚木市内の野良猫たちが
これ以上増えないように
迅速に、且つ人と猫が共生しやすい地域にする為に効果のある方法を実施すること。

(厚木市内からの保護依頼、里親探しの相談、猫をめぐる近隣トラブル、野良猫が増えてしまって困っているなど、年間の相談件数は約1000件以上にもなります。)


保護や、里親探しのお手伝い、近隣トラブルの解決方法などアドバイスを行っておりますが、野良猫が増えてしまっている現状は歯止めが効かないほど深刻です。




飼い主のいない猫が増えてしまったことにより
交通事故や糞尿被害、猫同士の喧嘩や鳴き声等の騒音は近隣トラブルの原因となってます。





身寄りのない猫たちがこれ以上増えないように私たちは避妊去勢手術の取り組みを行っています。


昨年度、厚木市内で捕獲し避妊・去勢手術(TNR)の頭数は300頭近くにも昇ります。

手術を終えた子たちは一代限りの命となり、元いた生活圏へと戻りますが、実際に取り組み実施してきた地区の近隣トラブルは、大幅に減少しました。





地域住民はじめ、自治会単位、
各地区で協力し、今いる外猫の頭数の把握や、近隣トラブルの早期解決のための取り組みをサポートし、飼い主のいない猫と共生できる住みやすい社会を作り上げていきたいと思っています。






地域で暮らす猫を巡る問題は
行政、住民、ボランティア(個人や団体)の協力が必要不可欠です


環境省のHPより抜粋







厚木市では、地域ねこの登録制度はまだありませんが東京都、千葉県、大阪府、長野県、福岡県などでは地域ねこの取り組みが始まっています






全ての猫に家族を!

私たちの活動が命の大切さを伝えていけたらいいな、と思います。



人と猫が真の意味で共生できる社会が訪れるまで、私たちはTNR活動に取り組みます。

TNR活動を応援よろしくお願いします





しっぽ村 安川





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