7月の終わりに飯舘村から新しいご家族の元へお引越ししたツトム君。
あれから1ヶ月半が経ちました
ボラKさんがツトム君のご家庭へ遊びに行きました
そのときの様子をお届させていただきます。
僕の名前は「ツトム」っていうんだ
その後のツトム君がどうしているかと思い、
飯舘村給餌ボラ仲間4名で里親さんである
Oさん夫妻宅へお邪魔してきました。
当初は様子を見るために、近くにかかりつけの獣医がある東京にいましたが、落ち着いた今は郊外の別荘で暮らしています。
ツトム君 元気にしていました。
窓際でくつろぐツトム君に久しぶりに会って、みなさん号泣でした。
獣医さんに診てもらったところ、
フェラリアに罹患していて、
毎月投薬を継続しています。
越してきた時は体重19Kgだったそうですが、現在では4-5Kg増えたそうです
まだまだあばら骨は浮いていますが、以前よりは体躯はしっかりしてきました
ただ足腰が弱ってきていて、あまり体重を増やすと負担がかかるので、様子を見ながら体重を増やすそうです。
家の中で粗相をすることもたまにあるそうで、本人はもよおしたことを察して、外へ向かおうとするのですが、途中で漏らしてしまうそうです。
ご主人もしょうがないよな〜と笑っていました。
先住犬のメイちゃんとの相性もばっちりで、同居する2匹の猫とも仲が良いそうです。
メイちゃんお得意のヘソ天ポーズ!
広〜いお庭があって、いつもそこを散歩しているそうです。
とても素敵な環境です。
人の後について歩くのが好きだそうです。
ご主人の後をついて歩くツトム君。
毎日運動しているせいか、後脚のナックリング(足先が丸まって上手く歩けなくなる)は全く無くなっていました。
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家の中の角には、ワンコがぶつかっても大丈夫なように、こんな工夫もしてありました。
誰もいなくなった飯舘村で、6年以上も独りぼっちだったツトム君。
冬の寒さに凍え、雨漏りのする犬小屋でびしょ濡れになっていたツトム君。
ガリガリに痩せて、あばら骨が浮き出てしまったツトム君。
ナックリングが始まり、まともに歩けなかったツトム君。
犬小屋の中で う◯ちまみれになっていたツトム君。
漆黒の闇夜で、独りぼっちでふたたびご主人と暮らせる日々を待っていたツトム君。
だけど、、、
今は、Oさん夫妻の深い愛情に包まれて、やさしい仲間と共にとても幸せそうなツトム君。
もう独りじゃないね。
素敵な笑顔だね ツトム君
最高の幸せのかたちですね。
Oさんご家族とKさん
そして ボランティアの皆さま
ありがとうございました。