サイエンティフィックアプローチ
ご無沙汰しています。前回の3月7日の日記を見ると、まるで別な人間が書いたブログのように感じます。ヒトは常に変化していて、昨日の自分はもうすでに今日の自分ではないと言ったりしますがヒトがいかに変化しつづけ、ゆらぎながら生きているかを実感します。おおまかに今までの流れを他の方の参考になることがある際に備えて念のため記録しておこうと思います。高校で勉強を辞めてしまい紆余曲折ありながら多くの先生や同級生に支えてもらい東京外国語大学へ現役合格するもかなり一夜漬け、学問と現実世界をリンクさせる思考が全く育っておらず実質的な学力、教養は中学3年生まで ↓常に「獲得」することだけを求め、社会、出会う他者に要求し続ける行動&思考パターンを繰り返す ↓いかに獲得するかを求めて、恋愛、オカルト、自己啓発、などあらゆるノウハウに極度に不健康的に依存 ↓果ては「念じれば現実になる」に固執し仕事をせず布団から出ることもおっくうになりようやく異常に気付く ↓いかに日々沢山の人が体を動かして働いていて、その働きの成果を享受して生きているかという至極シンプルな事実にやっと気づき自分も働きたくなる、働くことが義務ではなく、ごくごく自然のことだと気づく ↓ニューロマイノリティ(発達障害)の知識を大量にインプットする特に、吉濱ツトムさんと、早稲田メンタルクリニックの方と、ハーバード大学出身、インド系のDr Kの動画たちにかなり救われました ↓生物学的にも、①遺伝子を遺す ②他者に寄与する ことが究極的な目的(生物の共通点)と知り他者へ貢献することがごく自然でモラル的にも科学的にも、そして自分の体感としても、かなり理にかなったことだと納得する ↓シェアフルで2時間だけ近所の大繁盛のお菓子屋さんで働かせてもらうヒトとヒトの中で、群れで暮らす生き物として、他者に寄与できるという幸福感を強烈に自覚すると同時に2時間我慢したことで我慢料という給料をもらうという感覚が今までいかに病的だったかに気づく ↓さらに脳科学のことを学ぶため図書館で子供向けの絵本のレベルからスタートする川島隆太さん監修の、脳のひみつ図鑑みたいなもの ↓今まで中学3年生が33歳として必死に生きようとしていたのはかなり無理があったことにやっと気づくせっかく知性を授かったのだから、思いっきり学んで、社会の役に立ちたいと決意したらめちゃくちゃ楽しみになってきた自分に気づく ↓YouTubeでイーロンマスクのインタビューを偶然見つけ、日本人による解説があったのだがいまいち腑に落ちない所があり元動画を探すうちに、イーロンとサムアルトマンの昔のインタビュー映像を見つける ↓イーロンが「世界を変えるとか、リーダーになるとか、人類を救済するとか、そういうことではなくてただ人類にとって役立とうとすることが大切」と発言をしているのを聞いて激しく共感この世界にこんなヒトがいるんだ(イーロンってそんなヒトだったんだ)と感動する ↓さらに、科学的な考え方を深め、科学の学びを独学ながら日々深めていく ↓今まで文系の知識のみで感情たっぷりで生きてきたのが、理系の知識をフルに学ぶことでメタ認知が育ち毎日が新しく知ることの楽しさと、人類へ貢献したいという嬉しさで(辛いこと、大変なことはありながらも)いっぱいになる今ここです。。私は、アスペルガーの父と、アスペとADHDの母の間に産まれ、アスペと多動性ADHDどちらも強く傾向を持っていて、かつてパーソナリティ障害を大量発症していました苦笑最初この事実を知った時に初期段階では「自分は劣性なんだ、やっぱりこの世は弱肉強食の残酷な世界」という認知しかできませんでしたが学びを進めていくにつれて「文明が発達し戦争が減ったことで淘汰圧が低くなったので遺伝子の多様化が進んだ、遺伝子がコピーの過程であえてエラー(ニューロマイノリティ/発達障害)を生じさせるのは、生物としての生存戦略」と知りさらに、ニューロマイノリティの人々が、多くの発明をし人類の文明発達に寄与してきた事実を知りさらにさらに、超絶アスペルガーのイーロン・マスクが、実際はどういう人間でどういうことを考えて、スペースX、テスラ他の事業に全力で取り組んでいるかを知り素晴らしい、、と感動すると共にたしかに建設的な対策をとれないまま33歳になってしまったけど、今からでもいくらでも学んで、自分の持つ知性をフル活用して、この世界にできるだけas much as possibleなだけcontributeしたいと、もちろん、自分の脳の働きによる気分の浮き沈みに対応しながらも、日々精一杯過ごしています。(転職活動中)これが、何かしらの形、程度で、ニューロマイノリティ(発達障害)のケーススタディになれるよう、つぶさに書き残しておきます。毎朝、とてつもない不安とネガティブな思考、自責思考と共に目覚めていた(まじで地獄みたいな)状況から徐々に抜け出していったのですがうつから回復され社会復帰された方が、自分に「大丈夫、できる」と前向きな言葉をかけ続けていたそうで今までの私は、自分は勉強すると、まじめだとバカにされてしまう、あなたは頭がいいからいいよねと僻まれてしまうので勉強はやめて、できるだけ、本能的に生きたいと20代最初の方から思い続けていました。脳内でもそういう言葉がけ、思考がずっとなされていたと思います。ですが、バカにされてもひがまれても大丈夫、それより自分の知性で社会の役に立てることのメリットの方が、社会にとっては遥かに大きい、どんどん学ぼう、どんどん教養を高めて、社会に寄与しよう、と思えば思うほど、喜びのような感情がどんどん湧いてきました。イーロンのような存在は今までのピラミッド社会とはかなり違っていて、いわゆる精神世界の人々の言う、マルの社会に向かうような思考、アクションだとひしひしと感じます。生産性をあげるために社員を厳しく管理するのではなく自ら、工場のデスクの下の床の上でほこりだらけになりながら就寝する姿を社員に見せて、社長がここまでやるのなら自分たちも会社にgive it allしようと思ってもらう、ということができる世界ーの富豪は、おそらく人類史上でも(笑)イーロンだけだと思います。あなたが働いている会社の社長は、仕組みだけ作ったらあとは社員に任せ、自身は南の島でエンジョイというのが世の常だけど、そうじゃなくて、自分も身を粉にしてハードワークしているから協力して欲しい、と。(もちろん多くのスタートアップのリーダーがそういう働き方をしていますが、億万長者になってからはとてもじゃないけどやらないし、むしろパフォーマンスの保持のために、良質な環境で睡眠をとることの方が良いとされているので)さらに、ヨットを所有したりする派手な消費を控え不動産もほとんど手放し、今はスペースX近くで、ボックスブルというミニマリスト的なミニハウスと、450万円で購入した小さな家を所有するのみ。スペースXで育てた技術は、特許をとることなく、オープンソース化も。これも前例とは大きく異なり、人々を驚かせています。しばしばなぜ世界一の富豪なのに慈善事業をしないのかと批判されますが、イーロン本人の生き方そのものがいつも「人類にとって最善なのは」という動機からなんです。(日本語のメディアでは脚色がありますが、イーロンのインタビューを英語で大量に調べると世界1の富豪だとメディアで持ち上げられるはるか前10年以上前から、今日に至るまで一貫して同じことを語っています)そんな人が生きている時代に生きているってすごくエキサイティングなことで、日本ではよく奇人変人、人間的におかしいという文脈で語られることが多いですが完全にガラパゴス化されています、、(少数の方は理解してらっしゃいますが)ですが徐々に、フィルターのない情報に触れる機会が日本でもどんどん増えていくと思います。競争し合っているようで、奪い合っているようで、上手に共存し合いながら、文明を進めている、人類全体が、1つの生命体のように生きているのだと思います。(フラクタル構造のように)そんな素晴らしい視点を持たせてくれた、理系的な知識、サイエンティフィックなアプローチの素晴らしさに静かに感動する毎日です。そしてアメリカの大学で、理系も、文系も、どちらもバランスよく教養を持った人財を育てましょうという意図につくづく実体験を持って賛成します。日本の大学に進学される方も、ぜひ、理系も文系もどちらも学ぶことを重要視している大学が増えていますので、そういうポイントで大学を選んでいただきたいと強く思います。これからもまだまだ知らないこと学んでいないことがたくさんあり、たくさんの情報に触れて、紆余曲折していきますので一旦、途中経過として記録しておきたいと思います。