”最新コーチングであなたの人生変えます!あなたの人生は思い通りになる!
になる!私の何十万コーチング受けてください系”のオカルト洗脳系業者さんのいいねほいほいになってしまいました。

薬物中毒になっていたと気づいて、今、リハビリ中です、っていう人に、この私の高い薬物買いませんか?!って営業する日本人っているんですね。これで、スピリチュアル、コーチングの実の姿がどんなものかご理解いただけるかと思います。

海外に行って、やっぱり日本人はモラル高いなと思っていたけど、全然そんなことないですね。

 

 

有名大学に入学することだけを指定されて、

2年間遊びほうかたかと思えば、

3年生になると、次は就職受験戦争が始まる

 

ここで大間違いをおかしてはいけないのが

大学には教育を受けに学費を払ってサービスを受けに行く

次は、社会の一員としてサービスを提供しに行くのに

それが受験戦争の次の戦争になっている

自分がどんなことを担当して社会の一員として働くかではなく

その所属する会社が有名かどうか、花のある職種であるかどうかだけが重要とされる

大きな会社受けて不採用になると

大抵大きな会社は、書類や話なんて見たり聞いたりしていなくて

コネで決まるんだとねたんだりする

社会が公正だったら、自分はあの有名企業に入社することで就職戦争を勝ち抜けたのに、と。

 

みんなそれぞれ働き合って、ものやサービスを買い合って生活しているのであって

不採用は、あなたの今の実力や、動機では、この役割は適切ではないという返答であるのに

いつしか、採用にならなかった自分は負けた、自分はダメだと被害妄想を膨らませる

よし、それならこういう資格を取ってみようとか、こういう勉強を取ってから再応募してみようとか

同じ業界でもう少し小規模な会社でなら働けるかな

なんていう発想はそこにはない

 

さらに就活業界は、ビジネス化して、「あなたの市場価値は」なんていう表現が当たり前のように使われている

資本主義という問題がないとは言えないシステムとはいえ、それぞれ働き合いながら社会が営まれているのに

あなたは、あなた自身を、会社に時給〇〇〇円で売っている、なんていう歪んだ捉え方が主流だ

そうすると、こんな仕事この給料でやってられない、という

根拠のない自信過剰からの不満をつのらせ

 

さらに拝金主義に拍車がかかって、好きなことで生きよう!と、再生回数を稼げれば正解とカメラの前で、突拍子のないことをひたすらしながら自分よりくらべものにならないくらい稼いでいる人たちをみると、ますますひたむきに働いたり、

何か辛い事を乗り越えるということがアホらしく、損した気分になってくる

カメラの前であほらしいことをしていても、あなたの動画を楽しみにしているとか、あなたの明るさに救われた

という人がいれば、これは立派な社会貢献だ、となったり

その稼いだ大金で、経費として派手な買い物をして、自分は経済を回して社会貢献をしているという主張がまかり通る拝金主義的潮流の中で

ますます物事の判断ができなくなっていく

 

不採用通知がこわいというのは

実力や努力が伴っていないのに、自分に自信がありすぎて、自分はこの会社、このポジションにふさわしい、と思い通りにしたがる、

そこに、そのポジションで自分が社会の1つの役割を果たすのに適しているなら採用になるだろう、適してなければ不採用だろう、という正常な、現実的な思考は無い

実力不足なのに採用されたって、社会の役に立てないのに、それでも構わない!自分はその会社に採用されることで、自分の価値を周りに証明したい!と病的なほど自己中心的な考え方しかできないからだ

 

というのはすべてかつての自分で、今の自分