前回の記事から始まった怠けの原因シリーズは、少し具体化してお伝えしようとしている関係でいくらでも例が出てきてしまいます。
そうするとブログのバックナンバーが凄い並びになってしまいそうなので、怠けの原因シリーズは不定期更新としようと思います(笑)
そして今回は怠けのテーマから一転して夢中になってしまうことについて書いていこうと思います。
皆さんは最近は何かに夢中になることはありましたか?仕事、趣味、遊び何でも可です。
私は最近は流石に減りましたが、学生時代の管弦楽部の楽器の個人練等は間違いなく夢中になってやっていて、気づけば時間が体感以上に過ぎていると言うことはありました。
見栄を張って趣味の方から紹介し始めましたが、最も多いのは間違いなくゲームや、漫画を読むことでしょうね(笑)
何に取り組んでいるかはさておき、この時間の感覚が変わるという体験は誰しも何かしらの経験があると思います。
実はこの感覚が結構大事です。
過去の記事でも述べましたが人間の認識はかなりテキトーです。
現実を正確に認識しているのではなく、主観に対して相対的に周りの事を判断しています。
それ故に楽しいことはあっという間に過ぎますし、それに関しての情報も拾いやすいようにフレームが形成されます。
逆に短時間に物凄い集中力を求められる事がある場合は、時間の感覚が延びるという事もあったりはします。
まず最初に人はその時の気分によって時間経過の感覚が大きく変わるということを覚えておきましょう。
実は抱く感情が違っても近い時間の感覚を覚える事はあります。
ゲームをしている時の時間の経過も早いですが、ブログの内容が思いつかない時にPCの前でうだうだしている時間経過も意外と早いです(笑)
ただ夢中になっている時というのは同じ時間の経過が早いでもパフォーマンスが大きく違うんですよね。
そして実はこのパフォーマンスの違いというのが第二のポイントなのです。
楽しいことは時間が早く、ハイパフォーマンスで作業が進みますが実はパフォーマンスが上がるのは何も娯楽的に楽しい事ばかりでは無いのです。
例を挙げると過去の記事のお客様対応がそれに当たります。
別に私は楽しんでお客様へマイナス情報を知らせる対応していたわけではありませんが、明らかにその瞬間はパフォーマンスが高かったです。
これに関してはコンフォートゾーンの記事でから説明するとマイナスの状況をいち早く処理して安心できる環境に戻ろうとしているのです。
お客様対応の時は逆に約20分の間に全てを完了させるという意識の元、情報処理の速度が上がったため体感時間は遅く感じました。
これも一種の夢中になって取り組んだことです。
必要な情報を求めそれ以外はシャットアウトしていたんですね。
さて、ここまでで何が言いたかったかというと
夢中=楽ではない
ということですね。
よく楽しいと楽は違うという話は耳にしますが、それに近いかもしれません。
大事なのは今の自分の状態の理解です。
なんとなくやることがあるのにボーッとあと少し、あと少ししたら始めるからとYou Tube等をだらだら見てしまうことはあると思います。
あれは楽の部類ですね。
そういう時は思考能力が下がっています。
こういった時に意志の力だけで仕事に戻るのは中々の苦痛を伴うでしょう。
「目の前に手を付けなくてはいけない仕事があるが、気が進まない」そんな時は目の前にあるものを分析するのです。
・今目の前にある仕事は自分にとってどれほどの重要性を持つのか
・今見ようと思っている動画や漫画、WEBサイトは今心から見たいものなのか
前者に関して、直接すぐにやるモチベーションが上がらないときは、仕事を行う目的や取り組んだ後に何が得られるかを具体的にイメージしましょう。
そこでイメージが出来ないのならば、目的を変えてみることをオススメします。
後者に関しては、ただの時間つぶし的な娯楽ならば確実に優先度が下がるはずです。
そちらに関しても一度「何故これを見ようとしたのか」もしっかり考えて、優先する理由が思いつかないなら手放すべきです。
基本的にTPOを間違えていないなら、夢中になって取り組む事が最もパフォーマンスが高いです。
ただ、「夢中かどうか」主観で判断するのは難しいです。
そんな時は時間経過とパフォーマンスに一度フォーカスして自分の置かれた状況を分析してみて下さい。