今回は最も効果的な目の覚まし方と、他者を意識する事で上がるパフォーマンスについてのお話です。一見すると全然繋がらない様に思るでしょうがちゃんと繋がります。
皆さんは朝は強い方ですか?私はどちらかと言えば弱い方です。時間通りに起きること自体は出来るのですが、その後ちゃんと頭が働くまでにとてつもなく時間がかかります。
普段の仕事の時も大体いつも朝6時半くらいに起きるのですが、その後出勤しても眠気が取れません。作業が少なく時間に余裕がある日だとほぼ午前中は潰す勢いで仕事をしているふりで乗り切ります(笑)
そんな私ですが先日普段より朝早くかつハッキリと目を覚ました事がありました。何があったかと言うと物販ビジネスの問い合わせ対応です。しかもお客様の意に沿えない可能性が高い対応でした。
お客様にとってあまり良くない情報であるなら出来る限り早く回答をしなくてはいけません。しかし、普段の仕事もある訳で、その最中に副業を行う訳には行きません。
結果として出勤する前の時間を使って回答を行わないといけなかったのです。さらに言うとこちら側の確認事項が朝6時にならないと確認が出来なかったので前日の夜のうちに回答を準備することも出来ませんでした。
というわけでその日の朝、私は普段より15分だけ早く起きて家を出るまでの30分弱で問い合わせの回答を行ったのです。
この時は本当に自分でもびっくりするほどに目が冴えて頭も働き、可能な限り迅速な対応が出来ました。
そしてその時の頭の働きは1日維持することができました。今までエナジードリンクやコーヒーでは得られなかった経験です。
仕事は朝に済ませて後に時間が余るようにした方がパフォーマンスが良いというような話はどこかで聞いた事があったのですが初めてその実感が湧きました。
とはいえ、この朝早くに行動するというのは、私もそうでしたがなかなかこの知識だけで実践しようとは思えないのではないでしょうか?
正直私もこのまま習慣づけようとするのは簡単じゃないなと思っています。それはなぜかと問われれば自分に甘いという自覚があるからです。
分かっていても意外と自分の為にという意識だと目先の楽を取ってしまいがちな所があります。
では何故私が早起きかつ仕事に取り組めたのか。ここで冒頭のテーマである他者を意識するという事に繋がるのです。
商売は当然ながら相手が居て成り立つ事です。その上で相手が質問してくるという事は、その情報が無くて困っているという事になります。
これは私の主観によるところかもしれませんが、自分自身が少し困るくらいなら楽を取る場面でも、それで誰かが困るまたは逆に何かすることで喜んでもらえるという事なら行動力が生まれやすいのです。
大事なのは利他的な思考です。自分自身の為のモチベーションはその目的を自分自身で放棄出来てしまいますが、誰かの為に何か「してあげたい」というモチベーションは利己的な物と比べ強く残ります。
間違えてはいけないのが依存心が根底にあったり、何かをしてあげたことに見返りを求めてしまうとそれは自分自身の為と同じなので意味がないという事です。
正直な話、今回もあくまで体験が出来た程度で、本来は自分自身に余裕があってかつ視座が高い状態でないと、常時その境地に居る事は出来ないと思います。
しかし、そういった境地を知り、ぼんやりとでも目指すのは有意義だと思います。でっかい人間を目指しましょう。