トーンの二重貼
こんにちは!マキやんです!
今日は最近良くあるトーンの二重貼りについて。
トーンを重ねて貼る時
しっかり擦ってますか?
↓の画像の様に上から貼ったトーンの透明な部分が
浮いてしまっていると、印刷にもこの部分は出てしまいます。
以前枠線の濃度
で話をした通り、グレーで見えてしまっている処は
印刷は綺麗には出ません。
必ず、しっかりと擦って重ねた境が見えないくらいにしましょう!
枠線の濃度!
こんにちは!こくさんです
マキやんです!
今日は最近良く見られるちょっとした落とし穴を紹介するよ!
主戦は墨や漫画用インクで描いてるけど、漫画の枠線は水性ペン等で描いている方、
最近良く見られるんです。
水性ペンが駄目と言うよりは、そのインクの濃度が問題なんです。
漫画用インク等で描いた線と水性ペンで描いた線に濃度の差はありませんか?
つまり、線がグレーになってたりしない?ってこと
仕上げに消しゴムをかけてしまったりすると水性ペンのインクは薄くなってしまうものがあるんです!
薄くなったまま印刷をすると・・・こんな感じに・・・↓
仕上げに入る前に線の濃度!注意してみて下さいね!
薄いかなって思ったらもう一度なぞれば大丈夫だよ!
小説のプリントアウト原稿について③
こんにちはマキやんです!
こくさんです!
アナログ原稿でご入稿の小説書きさん。
いつも、コピー用紙にプリントアウトした小説をわざわざ原稿用紙に貼り付けたりしてませんか?
そんな貴方にお得な情報です!
しまや出版では、プリントアウトした原稿をその儘ご入稿してOKな場合があります。
つまり、原稿用紙に張り込んだりしなくても大丈夫って事!
A5やB5、作る本の原寸サイズでコピー用紙にプリントしただけで入稿出来ちゃうんだよ!
その条件が、タチキリの位置まで画像や文字がきてない事です
↓の大丈夫な場合と駄目な場合を見比べてみて下さいね!
※原寸サイズにプリントアウトした例としてご覧下さい。
■大丈夫な原稿例
文字や飾り枠がタチキリに被って無いのでその儘ご入稿頂けます。
■駄目な例
飾り枠が断ち切りまでいってしまっているからドブが必要です。
この儘ご入稿されると周りに白い部分が出てしまう恐れがあります。
条件をきちんと守って貰えれば、原稿用紙の代金も要らない!
ちょっと得した気分だね!
ノンブルのお話。
こんにちは!まきやんです。
今日はノンブルの事についてお話しようと思います。
ノンブルって言うのはページ数の事です。
残念な事に、最近ノンブルを入れ忘れてしまっている方が多いです;
ノンブルが無いと、落丁や乱丁の原因になり易いです;
ノンブルは必ず印刷範囲内に…つまり
仕上がり線より内側に必ず入れて下さい!
↓の図の白い面になら何処に入れても大丈夫です。
赤くなっている処には入れちゃ駄目だよ!
たまに見える処にノンブルを入れたく無いって人が居るんだけど、
そんな時はちょっと裏技があります。
その名も隠しノンブル!
こんな感じでページのトジ側になる方の隅っこにノンブルを入れて下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ただ、この裏技、無線トジ(ノリトジ)の時にしか使えないので
ご注意下さい!
それとあんまり小さすぎる字は良くないから注意してね?
手書きで描くのが嫌な人の為に↓みたいなノンブルシールって
いうのもあるから試してみて下さいね!
貴方が重視したい点は?
「多少掠れても良いから線は細めに出て欲しい!」
「線は太っても良いからトーンがキレイに出る様にしてほしい!」
「トーンよりも主線を細かい所まではっきりくっきり出して欲しい!」
そんな主張はありませんか?
データ原稿と違い、アナログ原稿は皆さんの原稿によって何処を重視したいかを
版の製作の時点で少しだけですが、調節する事が出来ます。
皆さんの原稿から版を作る際、大きなカメラの様な機械を使います。
その際に使用する【光】一般的なカメラで言うフラッシュの様なもので
皆さんの好みに合わせた印刷に近づける様調節する事が出来ます。
この【光】に当てる時間を長くすると、細い線や薄い線等は消えてしまい安いです。その反面、トーンやシャープな線をよりハッキリと出す事が出来ます。
逆に【光】に当てる時間を短くすると、余りに細かいトーンや描写は潰れやすくなります。その反面、細い線や少し濃度が薄い線でも印刷に出す事が出来ます。
なので皆さん、もし「ここは出来ればこう印刷されて欲しい!」と言う拘りがありましたら、
入稿の際、是非受付のお姉さんに相談してみて下さいね!
ただし、極度にインクが薄かったり、トーンの線数が細かすぎたり等の問題があると、
希望の状態に近づける事が難しくなるから注意して下さいね!