自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
自閉スペクトラム症の息子。現在小学4年生です。
KABC-Ⅱ検査
ずっと受けたかった検査を受けてきました。
KABC-Ⅱ検査。
2月に申し込んで、4月に受けられたので2か月待ちでした。
思ったより早かったです。
もう、発達系はなんでも数か月待ちなので、2か月だと早く感じちゃう不思議(笑)
KABC-Ⅱ検査は、知能検査の中で唯一基礎学力を計る学習習得度の評価を取り入れている検査。
これから、日本版K-ABC-Ⅱ検査の特徴を解説します。
教育・指導に直接的な働きかけができる
たとえば、習熟度と認知処理の能力のあいだに、大きな差があると、その教育や指導は合っていないことになります。
また、認知処理も習熟度も、さらに細かい検査項目があるため(後述)、子どもが勉強のどこでつまずいているかがわかります。
さらに、画像を見て覚えるのが得意、1つのことを聞いて自分で考えていくのが得意なのか。
こどもの得意な認知処理を知ることで、どのような教育・指導が子どもに合っているかがわかるという特徴があります。
発達障害のアセスメントに有効
KABC-Ⅱ検査は、とくに、発達障害によく見られる凸凹とした知能を深く理解するに適しています。
特性にあった支援、指導の具体的な方法を知るのに有効です。
また、認知処理と習熟度のあいだに、まれに見るほどの差があると、学習障害が疑われます。
知的障害とちがって、読みや書き、計算など1つの能力だけに大きな障害をもっていることを「学習障害」といいます。
知的障害や本人の努力不足と誤解をあたえることが多い障害です。
習熟度では、読み、書き、計算など詳細に測定するため、子どもが、どこに学習障害があるのかをハッキリさせることができます。
息子には
「大学病院で受けたのと同じようなテストを受けるよ」
と伝えて連れて行きました。
息子はそういう検査は嫌いではないので、すんなり受け入れ。
当日検査場所へ入るのもすんなり。
で、担当の方から、
「事前に3時間くらいかかるとお伝えしていますが、実はこの検査は何時間かかるか正直読めないんです。4問連続で間違えたら次へ進むというものなので、3問間違えて1問正解だとずっと続くのと、制限時間もないのでじっくり考える子も長くかかっちゃうので。早い子だと2時間くらいで終わるので、2時間後にどれくらいかかりそうかお伝えするので、電話に出られるようにしておいてください。」
ということは、
2時間で終わったら、4問連続間違いだらけ・・・みたいになるんだろうか???
なんて思いながら近くのドトールで待っていると、2時間かからず電話が鳴り、
「順調に進んでいるので、迎えに来てください」
と言われました。
え?
ということは、間違えだらけだったのかな???
迎えに行くと、担当者さんが
「まだやってるかもしれないですけど、部屋の前に行きましょう」
と連れて行ってくれました。
そしたら、既に帰る準備も終え、検査の方と雑談していました
いや、ほんと、正解した問題あった?
と心配になっちゃいましたよ。
「この検査はとっても疲れるので、今日は勉強しないでよいことにしてあげてください」
と言われると、
「全然疲れてないよ!楽しかったー!」
と言ってました(笑)
いや、ほんとに問題解いた?
気になる結果は2か月後だそうで、ズームで検査結果を教えてくれるんですって。
また遥々都会までいかなくて済んでありがたい♡