自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
自閉スペクトラム症の息子。現在小学3年生。
WISC-Ⅳの結果の見方を心理さんに教えてもらいました。
まずは我が家の状況をまとめていこうと思います。
我が家の発達検査
息子が初めて発達検査を受けたのは2歳5か月の時。
この時は新版K式でDQは76(認知・適応は67)でした。
この当時、この数字が意味するものはよく解っていなくて。
思ったより年齢に近いじゃない♪
なんて思っていたら
「この数値を見てショックかと思いますが・・・」
と言われて、え?ショックを受ける結果なの?
と思ったくらいでした
この後、医療相談を受け、「もう一度発達検査を受けてから児童精神科へ受診をするように」と言われていたので、市にいつ受けられるのか聞くと、2回目は受けさせて貰えないとのこと。
(当時はうちの自治体では1回限りなのかと思っていたのですが、今ならその子によって対応が違うんだろうなと解ります。我が家はここでもはじかれたんですね。)
そこで、ケースワーカーさんから療育手帳の取得を勧められ、児童相談所で「帯幅」というものを聞いてくるように言われました。
最初、療育手帳には抵抗があったんですが、悩んでいても仕方がないので思い切って行ってみることに。
すると、
なんと結果はIQ109~124の帯幅に位置しているので、療育手帳は発行できません。
と。
ここで、検査の内容を聞くと、リタリコで練習していることが多く(リタリコに通い始めたのが3歳10か月で検査を受けたのが4歳3か月)、数値が伸びたのは単に療育で練習していることができただけで、元々の息子のIQとは違うのではないか?
これでIQが高くなっても意味がないのでは?
と、数値が伸びて嬉しいよりも、疑問の方が大きかったです。
だって、生活の大変さは変わらないから。
しかし!
今回WISCの話を書こうと思って色々調べていると、衝撃の事実を発見してしまいました!
田中ビネーの平均値って100じゃないんですってーーーー!
知ってました?
田中ビネーの4歳の年齢平均は118!
なので、もし息子が109だとしたら、平均以下ということでそこまで上がってないということになります。
ちょっと・・・
っていうかものすごく衝撃でした!
元々新版K式の説明の際に「100が平均です」って聞いていたので、他の検査も同じかと思い込んでたんですよね。
なので、平均以上の結果が出た!息子の実態にそぐわない!と思っていたんです。
田中ビネーは結果が他の検査よりも高く出ることは知っていましたが、そもそものIQの考え方が違うとは知らなかった
今までも平均以上だったってブログに書いていたと思うんですけど、違った。やだ、恥ずかしい
ただ、
100あれば年齢相当の発達と解釈して良いようです。
就学相談の際に田中ビネーの帯幅を伝えていて、その後数値としてはかなり下がったWISCの結果を伝えたとき、もっと低いと思ってたというような反応をされたんですよね。それがこういうことだったのかー!とようやく解りました。
で、6歳で初めてのWISCを受けました。
全検査IQ(FSIQ)はほぼ100。
WISCは偏差IQというものを使っているので、100が平均。
田中ビネーから大分下がっているので、下がっちゃったと思っていましたが、ここでようやく平均に追いついたことになりますね。
処理速度が凹で知覚推理が凸。
8歳で2回目のWISC。
間違い、失敗を嫌がるようになった時期で、それが関係したなというのがわかる結果でした。問題がわからなかったり、間違えたりすると中指を立てたり、固まったりしていたそう。
FSIQがほぼ90。
処理速度と知覚推理が凹で、言語理解とワーキングメモリが凸。
この結果、知覚推理が高いのか低いのかはわからなくなりました。
・ワーキングメモリは低くない。
・処理速度は低い。
この2つだけは間違いないよう。
自閉症の子はワーキングメモリが低いことが多いと本で知って、澤口式カードも購入したのですが・・・息子は最初から結構できてしまい、「???」という感じだったんですよね
その後WISCを受けて、あ、うちはワーキングメモリが凹じゃなかったからなんだと解るのですが。
いまやカードは娘の遊び道具になっています・・・
本題へつづく
2歳の時の発達検査↓
問題の田中ビネー検査↓
就学前のWISC↓
就学後のWISC↓
いや、ほんとにチョイチョイ平均の上って書いてある(笑)
は、恥ずかしすぎる・・・
時間があるとき直そう・・・