自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
小学3年生、自閉スペクトラム症の息子について、放デイ3か所で面談してきました。今回は2つ目。
放デイでの面談
寄り添い放デイでは
こちらの放デイでの面談でも、
「すごく落ち着いてきて、一皮というか二皮くらい剥けた感じだよね」
と。
初めの頃こそ、
「学校を休ませた方が良い」
「条件付けは良くない」
「気持ちに寄り添って」
というアドバイスに対して、私が全然言うことを聞かないので、「あまり考えない親」と言われていました(笑)が、
良い方向へ進んだことで、先生たちの発言が変わってきました。
ここの放デイは初めにみんなで意見を言い合ったり、音読をしあったりする「集まりの時間」があって。
こんな風に、大きくなるとこの時間に同じ特性の子同士で愚痴を言い合ったりするようになると聞いて、それがすごく良いなと思って通うことに決めたんです。
でも、息子がこの時間を苦痛だと思うようになってしまって。
理由を聞くと、
「考えたことを発表できない」
「音読がうまく出来ない」
って。音読、家ではすごく上手なんですけどね。
「集まりたくなければ、無理しなくてよい」
という放デイなので、他の子も全然集まらないし、そのことを気にもしないのに、息子は「やりたくないけど、やらなきゃいけない」という思考の持ち主なので、苦痛に感じてしまったんですね。
そうこうするうちに息子が荒れてしまい、先生たちが考えてくれた結果、このクラスを2つに分けて、少人数で過ごせるようにしてくれました。
このおかげで、息子も落ち着いて過ごせるようになり、先生との距離が近くなったことで、息子も先生に心を許し、先生も息子の特性をより理解してくれるようになりました。
そして息子も周りも落ち着いたことで、またクラスを1つに戻したところ、最初こそ拒否感が強く、集まりの時間を避けて通所していたのですが、徐々に参加できるようになってきて、最近は「集まりの時間も、嫌じゃない。まあ大丈夫。」と言うようになりました。
で、面談の日。
最近の学校や家での様子を話し、
落ち着いてきた理由を
「クラスの子と話せるようになったから」
と伝えると、
「お母さんの対策で暴言がなくなって、柔らかくなったから、周りの子が話しかけやすくなったんじゃない?で、本人もそれをわかってきたんじゃないかな?」
と言ってもらえて。
そうだったら良いな。
これが行動の変革の効果なのかな。
と思いました。
ここは、子供たち7人に対して先生が4~5人ついてくれていて。って今気づきましたが先生すごいいっぱいいる
療育後のフィードバックでもどんな様子だったか詳しく教えてくれるんです。
最近は集まりの時間に、自虐ネタをオチもつけて話してて、それを聞いてた皆が集まってきたとか、
SSTカードの「空気が読めない」モンスターを見て、「これ、俺もある。なんか皆がシーンとしちゃうんだけど、何が原因かはわからない。」って言ってたとか、へえ!そんなこと思えるようになったんだ!みたいな気付きを沢山くれます。
それと、最近の悩み。
最近ゲームをするようになって、暇さえあればゲームをしてるんです。
とは言っても、今はこんなスケジュール。
月曜日:放デイ
火曜日:学童
水曜日:学童が終わってから放デイ
木曜日:学童が終わってから放デイ
金曜日:学童
土曜日:そろばん&塾
日曜日:運動スクール&プログラミング
低年齢のうちが発達が一番伸びるから、本当は未就学児のうちから色々やっておきたかったけど、習い事なんて癇癪に立ち歩き等々で出来る子じゃなかったので、出来るようになった2年生から出来る限り詰め込んでいます。
(3歳~未就学の間は土日と平日1日置きに児発に通っていました。)
平日の帰宅時間は18時半~19時。
これに加えて、毎日塾の宿題とチャレンジ、学校の宿題をしてるので、平日は殆どゲームをする時間もないんですが。
4年生になったら塾と運動スクール、プログラミングの3つを辞める予定なので、ゲームしてばっかりになっちゃったら嫌だなと思って。
そんな話をすると、
「あ、お母さん、ゲームが嫌なタイプだね。私もそのタイプだったんだけど、療育仲間から一緒にゲームをして欲しいって言われてやってみたら、ゲーム内でコミュニケーションの練習が出来て、今は療育関係ない子たちとも出来るようになったんだよね。だから、ゲームもそんなに悪くないなって今はもうやらせちゃってる。」
と教えてくれて。
いつも参考にしているトマコさんのブログでも、オンラインゲームでコミュニケーションが出来たって読んでいたので、一緒にオンラインゲームを練習してくれる仲間が欲しいなと思うのですが、なんせ私が対人下手なので、そんな仲間がいないっていう
もう、最近本当に私は自閉症タイプなんだなと思うことが増えていて。続きを書くのをためらって1年以上書いていない話もまた書きたいなと思っています。
アート系放デイ面談へつづく