自閉症スペクトラムの息子(小学3年生)と
保育園の指摘で療育を受けていた
頑固娘(小学1年生)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
一昨日の奥田先生の特番。
前回のお子さん↓のその後も見れたのが嬉しかったです。
さやか星小学校の開校がいよいよ近づいていて、ブログで2023年開校予定&小学4年生まで受け入れるとあったので、息子も間に合う!長野に引っ越すか?佐久なら夫も転勤しやすいし。
なんて思ったのですが、2024年開校になってしまったようで、残念ながら年齢制限オーバーに。
間に合う子が羨ましいし、妬ましい・・・
なんて、どす黒い感情が渦巻いてしまいましたが、一晩寝たら冷静になれました
切り替えの練習
本題の特番について。
番組の前半は、前回のNONFIXの放送とほぼ同じでした。
その中で、小さな机に向かってシール貼りをさせるシーンがあるのですが、何故それをするのか?
そして何故それを何度も繰り返すのか?
前回見た時はここがよく解りませんでしたが、
今回それが
「オン・オフの練習」、「切り替えの練習」
であることが解りました。
えーん、もっと早く知りたかった。
切り替えの練習しておきたかったー!
独学だと理解も少しずつ過ぎて、
時間がどんどん経っちゃいますね。
でも、自分で考える分、教えてもらうより応用に繋げやすいのかなとは思いますが。
障害者雇用について
また番組の話に戻って。
今回は就労の話、障害者雇用のお話もありました。
ある大手企業の部長さん。
「正確性などの特徴、個性を活かすことができればもっと企業の力になる。彼らに優しい環境を理解することで自分たち自身にも優しい環境なると感じさせられる。彼らから学ぶことはたくさんある」
とおっしゃっていました。
もうここ!この部分!
うちの上司たちに何度も訴えているけど、全然理解してくれない。
だけどちゃんと解ってくれている人達もいるんだと嬉しくなりました。
さらに、
障害者雇用で数百人を雇う別の大手企業。
奥田先生が顧問をしているそうで。
奥田先生の介入後は作業効率が大幅にアップ。
その差が歴然のグラフも見せてくれました。
担当者さんは
「発達障害の人も定型発達の人と同じくらいのパフォーマンスが出てきた。
これは障害がシビアなのではなく、環境(職場側)がプアだった。」
と仰っていて、リタリコさんがよく言っている
「障害は人ではなく、社会の側にある」
まさにこれが繋がった瞬間。
リタリコさんも奥田先生と同じように企業側にアドバイスをして下っているので、この事実がもっと広く社会に知れ渡ると働きやすくなる人が増え、企業側のパフォーマンスも上がってより良い社会になるんじゃないかと。
今回の特番は単に自閉症の小さな子を改善するに留まらず、社会で生きるにはまで発展していて良い番組だったなと思います
奥田先生の本↓