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・私(あん)：約40歳、ワーママ。
・夫くんの：約60歳、クセ強め。
・娘ちゃん：3歳、お喋り大好き。
夫と別居しながら、2人目の妊活中です。
別居や妊活、育児、二世帯同居、介護のことなど、いろいろ書いています。
詳しい別居事情は、こちら
過去の話を書いています
私と付き合っていた時点で、元嫁と婚姻関係にあったことを隠していた夫。
しかも、未練タラタラで元嫁と離婚したくないと粘っていたらしい。
にも関わらず、全てが公になっても、なお真実を認めようとしない夫を、私は軽蔑し始めていました
もういいや！このまま離婚にむけて前向きに進んでいこう！と、思い始めた週末の午後、
テレビを見ながらボーっとしていると、インターフォンが鳴り来客が
モニターを見てみると、夫と義叔母
ちょっ！！
アポなしかい！
居留守を使おうかと逡巡するも、夫は鍵を持っているので、入ろうと思えば入って来れる
逃げられないと腹を括り、仕方なくモニター越しに、返事をすると、
義叔母が明るい声で「久しぶりやねー。開けてくれるー？」と返してきた。
義叔母に応答させるなんて、卑怯な男だぜ。と重ねて夫を軽蔑する
ドアを開けると、そこには、義叔母と夫に加えて、義父と義母の姿が！
え！？
総出？
「あー。あんちゃん、久しぶり」
「元気しとったん？」
「これ、お土産やで」
なんて、わちゃわちゃ言いながら侵入してくる遠慮のない義家族
嫌やわー。
「私に任せとき！」っと、やけに張り切り気味の義叔母がお茶を準備してくれ、頂いたお土産をお供に、食卓を囲む。
何しにきたの？
やっぱり和解させようとしてるんだよね。
なんにしても、この人たちを含めて話し合いをするのは嫌！
どうしたら、この人たち帰ってくれるのかしら。
そんなことばかり考えていた。
ふと思いたち、改めて義家族を見渡すと、義父と夫はスーツ、義母と義叔母も綺麗め系のニットを羽織っている。
私だけパジャマ
しかも商店街の福袋に入っていたヤンキーが着るようなキティちゃんのやつ
恥っず！！
この気まずい空気と、恥ずかしい格好に消えてなくなりたくなる
そんな中、１番最初に口を開いたのは、義母。
「○○（息子）から、全部聞いたで。あんちゃんに嘘ついとったんやろ。ごめんな。うちの子が」
うちの子って！！
もうアラフィフのおっさんですけど
義母「あんたの気持ち分かるけど、○○（息子）も、ものすごい反省してるから許したってくれへん？」
私「せっかく来ていただいたのに、申し訳ないんですけど無理です。それに、この話は2人で話し合いたいと思っています」
ちょっと言い方強すぎたかなと思いつつ、ちらりと夫を見る。
我関せず的な顔で、目すら合わない。
なんなのこの人ー？
ってか普通さ、夫婦喧嘩の仲裁を親に頼む？
アラフィフだぜ！
やっぱ、マザコンなの？
義母との埒の明かない会話を、何度かやり取りしていると、
義父が優しく口調で話してくれた。
「分かった！あんちゃんの気持ちはよーく分かったよ」
良かった！話が通じる人がここにいた。
と思っていたのも束の間、
義父が長々と語り始めた。
義父母の出会いから、結婚、その後の生活の波乱万丈物語みたいな感じだったと思う。
どんな話だったか忘れた！
それくらい興味もなく、とにかく長かった！
途中、ツッコミ待ちじゃない？っていうくらい辿々しく、つまらない話が続いた。
(ごめん。お義父さん
でも、本当に何言ってるか分かんなかった。笑)
っていうか、義母も夫も制止しない不思議。
これ、ずっと聞くのー？
体感で30分は優にあった。
もう、いい加減よくない？
と、話を遮ろうとした時、義父が徐に封筒を出して来た。
「とりあえず、これで許したってくれへんか？」
分厚っ！
ま、まさか！
金で和解させようって？
＜続きます＞
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