多元的ライフ
先週のテレビ番組「アナザースカイ」は、
元TBSアナウンサー・雨宮塔子のパリ案内だった。
彼女は今40歳。
30目前にTBSを退社して、頼る当てなどないまま単身パリへ。
日本人パティシエと出会い結婚、2児の母となったそう。
「恵まれた」と評された環境を離れた経緯や、
パリで感じるフランスの人生観を
語っていて。
印象的だった言葉の数々。
(メモレベルなのでやや実際の言葉とちがうかも)
「日本は母親か仕事かと二者択一を迫るけど、こっちはそれがない」
「子どもを持つというのは、今までの自分でそこにもう一つ役割が増えるだけ」
「自分も楽しまないと」
「こっちの社会はどんな個でも受け入れる」
「バランスよく何でも、より、ひとつ突き抜けた何かがあればいい」
テレビ観ながら何度うなずいたことか!
前も書いた気がするけど、
日本って本当に一元的だなーって度々思うの。
新卒のわずか22歳で就職したら一生勤めるべし、とか、
結婚したら女子は家庭に入るべし、とか、
そういう“見えざる手”が今も根強くて、
新しいことや変化への風当たりってすごく強い。
水嶋ヒロが、
「俳優やめてこれからは小説家になるんですか?」
ってマスコミに聞かれた時、
「執筆は活動のひとつです」
って言ってたのが印象的で。
その質問が残念すぎた、、、
「なんで1つにコミットしなくちゃいけないの?
1つにコミットする必要あるの?
1つの事しかやっちゃいけないの?」
って思った。
マルチな才能を生かす土壌がないんだなー
こうしてつぶされていく才能の芽がいっぱいあるんだろうなー
ってなんだか悲しくなったことを鮮明に覚えてる。
雨宮塔子の言葉に私が共感を覚え、
同時に惹かれたのは、
こういうところだと思う。
いろんな人生のあり方を許容する姿勢、
どんな生き方も認める懐の深さ、
人生を楽しんで生きようと高め合う声、
個性を伸ばす土壌、
そういうのが感じられないんだ、日本社会では。
あるところにはあるとは思うけど、
一般的に就活や転職といったシチュエーションでは
ことに感じることが多い。
実際私はそうだった。。
個性なんてない方がよくて、
いかに社会に順応に適応するか、
そこを求められていると感じた。
私が旅を愛する理由とは見事に真逆で、
「好きなように生きていいじゃん、自分の人生なんだもん」
っていうのを許容する雰囲気が無くて、
窮屈だなーってよく思う。
(あと、もったいないなー損してるなー、って。。。)
1回きりの人生、なんだから、
やってみたいこと全部やってみていいじゃん、
仕事もして結婚もして子どもも産んでまた仕事して子ども育ててって
いろんな顔を持っていいじゃん、
人生エンジョイしていいじゃん、
個性を発揮して十人十色でいいじゃん、
って、
旅で私はすごく自由になった。
自分がとらわれてた“社会”ってなんなんだろう、
世界はこんなに広くてこんなに自由なのに、
ってそれはそれは鮮烈に衝撃をうけた。
早く私もいろんなフィールドに身を置きたいな。
また最近仕事が楽しくなってきたけど、
この望郷の念にすら近い感覚は
実際に現実に起こさない限り、
ぜったい消えない。