PPバンドで編む、はけごの作り方
※現在は全て一本取りで編んでます 。二本取りより〆が容易で形も整えやすく、軽くて丈夫です。当初は丈夫かなとも思いましたがあまりメリットはありません。一本取りのほう軽くて使いやすいです。材料を半分にして編んでみて下さい。(2022/6/5)
インターネットを見ながらかご作りを覚えた私ですが、なかなか最初はうまくできませんでした。私のように型紙を使用せず、一段編み進んだら横ひもを引っ張りあげ締めてゆく方法なので型崩れはするし、ゆるゆるの編み方になるため完成してもあまり良い作品にはなりませんでした。そのため私なりに工夫し、やっとほぼ同じような形に仕上げることができるようになりました。私の編み方は、型紙を使い、一段一段、一編み一編み締めながら洗濯ばさみでとめ、更にビニールひもで底面と入口面を締めていく方法をとっていますのであまり型崩れも起きにくく一定の仕上がりになるようになっています。そんなに難しくはありませんのでぜひ挑戦してみてください。はけご一つ作るのに通常の市販されているPPバンド一巻き（100ｍ）あれば出来上がりますが完成品を買おうとするとかなり高くなります。値段は一巻き500円前後から1000円前後のもあります。荷造り用の3000ｍまきのを利用すればかなり安くしあがりますが、私は使用していません。安いPPバンドは色あせが激しく、また裂けるのが激しいため編みづらくなります。私もフリマに出品していますが販売手数料や送料がかかり、2350円から高いもので3700円いただくようにしています。はけごは、つぶして送付することができず必ず箱詰めにするため送料だけで安くて1100円から1200円位かかります。
さあ、それではさっそくご紹介します。
まず出来上がりは、こんな感じです。
材料
15mm幅のPPバンドを使用します。
青 115cm 16本、1m 34本 計5240cm
黄 90cm 18本 計1620cm
緑 90cm 16本 計1440cm
黄又は緑 85cm PPバンド合計 8,385cm
ビニールひも 5m弱
針金 85cm
綿紐 165cm
ビニールテープ 少々
はさみ、洗濯ばさみ、竹串、ボール紙の型紙 30cm×13cm
1.はけごの底面作成
115cmの青のPPバンドを型紙にそって二本一緒に8組張ります。
100cmの青のPPバンドを二本一緒に17組、横に編みこんでいきます。
ビニールひも250cmで横編み終了後端をおさえます。
2.はけごの側面作成
90cmの緑と黄いろのPPバンドを二本組にし交互に15段編んでいきます。ここでは緑のほうを先にあみます。もし、黄色を先にする場合は材料の量を逆にしてください。一編み一編み締めながら洗濯ばさみで押さえてください。
3.入口の処理
横編み15段編み終えたらビニールひもで端を締めながらおさえます。
縦ひもを引っ張りながら網目のゆがみを整え返します。引っ張りすぎないようにしてください。こうするとその後の処理がしやすくなります。
針金と黄又は緑の85cmのPPバンド一本と針金を中にいれ縦ひもの青のPPバンドで覆い、中の横のPPバンドの中に挟めます。
4.入口部分の紐付け
綿の紐の先にほつれ予防のビニールテープをまきます。
入口部分の処理の途中でPPバンドとPPバンドの間に綿の紐を通します。穴をあけてひもを通す方法もありますがPPバンドは裂けやすいので私はこの方法をとっています。
5.入口部分の処理
表と裏の入り口の端に黄色のPPバンドを通します。その後裏の横のPPバンドに縦の青のPPバンドの端を入れ処理します。余った縦のPPバンドははさみで切ります。綿のひもをひと縛りして完成です。
PPバンド製はけごの作り方（補足） 2020年5月19日ブログ
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