アロマセラピーに夢中 -No.1

こんなにもアロマセラピーに夢中になるなんて

まったく想像していませんでしたし、もしかすると子供をもたなければ
一生足を踏み入れる事の無い世界だったかも知れません。
子育てと同時にはじめたアロマセラピーとの関りで
私が感じてきたことをお話しします。
2000年に次女を出産してからわずか10ヶ月で別居、
乳飲み子二人を連れて現在も住んでいる実家に戻りました。
経済的な自立を目標に仕事としてアロマセラピーを選んだのは
長女の出産に精油を使用した際の経験や、
子育て中の日常生活に密着する使い方、なかなか自由の無い身である
自分の感性・創造性を刺激し高めてくれる精油達に
『この良さは何にも代え難く・子供を産んだ人に必要!

と確信していたからです。
詳しく知りたい方※書籍名「わたし流のお産」:メタブレーン社
すでにバースクラスでアロマケアの講師をしていたこともありますが、
なにより女性として体験してきた事が子供に寄り添うように活かせる職業で、
仕事の第一条件は好きな事という私の考えにもマッチしました。
とはいえ、産後まもない身にただでさえ
二人の赤ん坊の世話に手のかかる時期…子供達を寝かせたあと
夜なべをして勉強やテキストの制作
自分なりの自信をつけるために書籍を読みあさり
勉強会には出来る限り足を運び常に新しい情報収集に努めました。
このように少々身体に無理をしても前向きさを失わず
その可能性を追求できたのは、常に励ましてくれる家族の支えと
仕事やクラブアクアの活動を通じて出逢う沢山の妊婦さんや
産まれたての赤ちゃんとお母さんに接し、同じ悩みや喜びを
共有する事で癒されエネルギーを頂いていたからです

(次回につづく)

秋のトラブルケア:全般



冷たい風を考慮して肺に効果のある
粘液(鼻水や痰)をとかしてくれるものもお勧めです

ユーカリプタスという精油は空気の浄化、虫よけ、
粘膜の強化、抗ウィルス作用など多くの効能で有名ですね。
使いやすく、値段もお手軽ですが、
熱(温/湿)を作り出す性質があるので
高い熱の時(胸の炎症が起きている時など)使用すると
咳きが激しくなるなどかえって逆効果です

ペパーミントやラベンダーなど
熱を散らす精油をブレンドして使います。
強くて望まれない作用をバランスしてくれるのです

逆に寒気がする時はどんどん温めると良いのです。
ちなみにジュニパーもパワフルに空気を浄化する森の香りですし、
ヘリクリサム(イモーテル)は肺のトラブル、
あらゆる咳きに効果があり、小さな子供から使用できる
数少ない精油の一つです

あざにも効果てきめん

湿疹にも使用出来るなど本当に便利な香りです。
マッサージオイルにいれて使用して下さい。
イタリアのコルシカ島に野生でのみ生息する貴重な植物です。

秋のトラブルケア:全般



精油には1つ1つに異なる香りや
薬のような作用をする成分が含まれています。
またそれぞれ温性・冷性・乾性・湿性のエネルギーをもち、
これらは効果的に精油を使用ための重要なポイントとなります

つまり身体の症状、体質、気質、不調の原因をつくった
自分をとりまく環境、季節のエネルギーを考慮して
精油選びや活用をするとよいのです

例えば秋に適す精油を選ぶなら、
温・湿性のものが疲れを癒し身体の組織の栄養となり、
寒くなる時期の不調に役立ちます

循環機能に働く免疫刺激性のある精油は、
レモングラス(冷/湿)とゼラニウム(冷/湿)
ジュニパー(温)ヘリクリサム(温/湿)などですが、
これからの季節ならばジュニパー、ヘリクリサムを選ぶと
より良いという具合です。
そして冷えは身体の端っこから始まりだんだんと拡がりますから、
足浴や足へのオイルマッサージをお勧めします。
※利尿にも効果があります

(次へ続く)
