勝ちたいんや!!!!

久々、勝ったんや!!!!

 

全然関係ないけど、仙一に捧ぐ!


◇◆

2018年1月16日、直木賞が決定した。

 

<芥川賞・直木賞>直木賞は門井慶喜の「銀河鉄道の父」 セカオワSaori受賞逃す 芥川賞はダブル受賞 まんたんWEB

 

第158回芥川龍之介賞(芥川賞)と第158回直木三十五賞(直木賞)が16日に発表され、芥川賞は石井遊佳(いしい・ゆうか)さんの「百年泥」(新潮11月号)と若竹千佐子(わかたけ・ちさこ)さんの「おらおらでひとりいぐも」(文藝冬号)が受賞。直木賞は門井慶喜(かどい・よしのぶ)さんの「銀河鉄道の父」(講談社)が受賞した。(略)

 

◇◆

 

門井さん、おめでとうございます!!
またもや(まるでホームランを連発してるかのように言う)オジチャン受賞時に当ててしまった。

 参考記事→『本物の直木賞選考会(第154回)~結果・講評~

 参考記事→『本物の直木賞選考会(第151回)~結果・講評~

 

そんな逆オジチャンキラーあもるによる直木賞選考会について、早速答え合わせと参りましょう。
模範解答はいつもどおり、産経ニュースから。

 

【直木賞・講評】伊集院静選考委員「門井作品が圧倒的」「作家なら世界は終わらない」

第158回直木賞は、門井慶喜さん(46)の「銀河鉄道の父」(講談社)に決まった。16日に東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれた選考委員会の後、委員の伊集院静さんが会見に臨み、選考経過について説明した。
 
 
今回の講評はあもちゃんと相性の悪い伊集院静かあ・・・まあいいんだけどさ・・
さ、この伊集院静氏の講評に照らし合わせ、逆オジチャンキラーあもるの解答↓を見て行こう。
 
 
先に言っておくが、ビビるくらい伊集院氏の講評が短いです。
この後に大事な予定でもあったんかっていうくらい短いです。
 
※ >はあもちゃんの選評、「」は本物の直木賞選考委員の選評です。
 

「投票の結果、門井さんの作品が圧倒的で、約7割を占めました。(直木賞の選考としては)久しぶりの圧勝ですね」

 

やはりあもちゃん妄想どおり、圧勝でしたか。

どおりでちょっとうたた寝してる間に結果が出たわけだ。

 →『ホームラン速報(第158回直木賞)。

 

以下、あもちゃん妄想。

 

>おそらく1回の投票で門井さんの作品に決まると思うのね〜。

>この作品が直木賞で文句なしだと思います。

 

結局わかったのは、圧勝の時じゃないと当てられない、ということである。

イェェーーーイ!直木賞を愛しー、直木賞から愛された(かどうか知らんが)おんなーー!

としてはなんとも情けない。

ちなみに圧勝の時でも当てられない、情けない女でもあります。

 →『本物の直木賞選考会(第156回)~結果・講評~

 

 

>私のように彩瀬さんの独特な作風や今後の活躍について触れる人がいたり、澤田さんの「火定」の勢いと力強さに賛辞を与える人がいるにはいるであろうが、じゃあ直木賞として投票するのか、と言えば多分、否、でありましょう。

 

約7割が門井さん推し、ということは、多分3割がこういう感じだったのであろう。

 

「門井さん自身、初めて『父と子』というテーマを書かれたと思います。歴史的な事実だけではなく、人間の感情が非常によく描かれています。弾力性や愛情が細部に宿った点が、小説としての成功だったと思いますね」

「門井さんは、短い文章で端的に一つのことを表現することに優れています。それとユーモアがありますね。“門井ワールド”といってもいいです」

 

直木賞受賞者である門井さんについての講評が、ななななんと!これだけ!!!!

さすがに目を疑った。。。

答え合わせしたくてもしようがないんですけど・・・。

とにかく門井さんが圧勝過ぎて言うことがなかったのかなあ・・

それでも受賞者に贈る言葉はたくさんあるはず。

少なくとも私には贈る言葉はたくさんあったぞ!だからあもる一人直木賞選考会でも長々とくだらん記事を書いたんだしさ。

(あんなに門井さん喜んでたのに〜。

 それにしても、風がきた、飛ぶだけだ・・・って一体なんやねん笑)

 

歴史的な事実だけじゃなく人間の感情がよく描かれている、という伊集院氏の指摘はごもっとも、あもちゃんもそう言っております!

 

>お父ちゃんは哀しい人ではあったが、子どもたちを愛する愛の人でもあった。(略)このビミョーな感じがいい!!!

>どこまで本当なのか、どこからフィクションなのかはわからない。ただ、まさに「父でありすぎた父」を最後まで描ききった良作でありました!!

 

そして文体についても、伊集院氏の言ってることとほぼ同意見である。

 

>前回、多少気になった(前々回は特に気になった)文章のザックリ感は全くなくなり、かといって目が細か過ぎて息が詰まるでもなく、呼吸のしやすいとてもバランスのよい文体であったと思う。そういったことも高ポイントであった!

 

私の言う「呼吸のしやすい文体」とはすなわち、伊集院氏のいうところの「短い文章で端的」ということであります。

 

で、おしまい・・・ほんと、短すぎっっっっっっ!

そして話題は今回の直木賞の台風の目(?)、セカオワのサオリへ。

 

「今回は音楽(業界)の方から、藤崎彩織さんの『ふたご』が出てきました。選考委員の評価は、『才能がある』『感性もいいのでは』といった感じでした。ただ、藤崎さんは『ふたご』が初めての作品です。小説としては『まだ完成度が足りない』という意見もありました」

 

まあ、そう言うでしょうね。

どんな褒め言葉にもとりあえず「初めての作品にしては」が枕詞としてつくのだと思う。

伊集院氏の話の感じからすると、

選考会が始まる前にこれはとりあえず選外に置いておきまして・・・

という選考会だったご様子。

初めての作品にしてはよく出来てる〜、という評価を与えた私以上になんとも辛口!!!

 

「(ミュージシャンやお笑い芸人など、違うジャンルの方が小説を書く流れについて)

私は『文学は高尚』という発想はありません。いろいろなジャンルの方がこの世界に入り、思う存分仕事をしてもらい、切磋琢磨することがいいことだと思います。さらに、若い人、若い編集者が力を合わせ、いい作品を作ることをわれわれは期待しています」

 

出た、編集者(笑)!

私も選考会スタート時に編集者の存在に目をつけていた。

 

>そんな私はこの藤崎彩織さんには全く否定的ではなく、むしろ期待していたりする。

>というのも、藤崎彩織さんの作品は文藝春秋からの出版されていて、おそらく文藝春秋も直木賞を意識して書かせていると思われる。ということは相当優秀な編集者がついていると思うんだ〜。

>社運をかけた作品と言っても過言ではないレベルのバックアップ体制じゃないかと勝手に思っているのである。

 

思えば作家、音楽家、俳優、芸人・・どの世界も境界線が曖昧になって混ざり合ってきた。

テレビに出てる人、それを見る人、も曖昧だし(YouTuberとかさ。)、今はその過渡期なのかもしれない。

今後はそれに特化した職業・職人、というのはいなくなるのかもしれないなあ。

 

「(藤崎さんにアドバイスを・・)小説がいかに面白いかを藤崎さんが気づかれたら、とんでもない作家に成長するかも分かりません。作家の方が(ミュージシャンより)生活しやすいですよ。作家の場合、世界が終わるってことはありませんね(笑)」

 

誰がうまいこと言えと。・・別にうまくはないけど。

とんでもない作家に成長するといいなあ。世界が混ざり合い、混沌とする世界を見てみたい。

 

さて、その他の作家さんにもちょこっと伊集院氏は触れている。

最後にそれを見ておこう。

 

「(門井作品の次に評価が高かったのは)澤田瞳子さんの『火定』ですね。澤田さんは非常に力のある書き手。ただ、選考委員からは、(天然痘が蔓延する)奈良時代に果たして、あのように大衆に薬が広まることがあり得るのか、歴史的事実とエンターテインメント世界の乖離(かいり)は大丈夫か、といった意見が出ました」

「その次に、彩瀬まるさんの『くちなし』と、伊吹有喜さんの『彼方の友へ』が並びました。どちらもいい作品ですが、『くちなし』の場合、彩瀬さんが文学というものを意識しすぎたんじゃないか、という意見がありました」

「『彼方の友へ』についても、非常に文章力があります。(伊吹さんは)これからいいテーマが見つかったら(いい作品を)書ける方だと思います」

 

>まず

>▽伊吹有喜「彼方(かなた)の友へ」(実業之日本社)

>が落ちるであろう。

 

はい、はずれ〜。彩瀬さんを推しすぎたかしらん。

ただ、この澤田さん、伊吹さん、彩瀬さん3人の評価はほぼ同列、初ノミネートの彩瀬さんは奮闘したのではないだろうか。

ただ、文学というものを意識し過ぎた・・という彩瀬さんに対する講評は間違っとる!!

この人はこういう作品を自然に書いてるんだー!・・多分。

 

>他の作品を私は知らないので何とも言えないのだが、きっと相当考えられて作られたものにちがいない、とは思うのだが、それをこの彩瀬まるさんはわりとふっつーにやっているような気がする。

>そういう世界観を普通に持っていて、普通に表現できちゃう人っていると思う。

>努力していないとかそういうことではなくて、書こうと思って簡単に書けるファンタジー作品ではないのだ。

(『くちなし』より)

 

というかー

意識し過ぎたっていいじゃない!

「自分の中の文学」を目指した繊細な世界観があったっていいじゃない!

 

というかー

いつもの「次回に期待」を言わんのんかーーーーい!!!

 

というわけで、最後は結局、伊集院静氏への文句と相成りました。

 

◇◆

 

講評が短過ぎるせいもあるが、結果がホームランだと筆が遅々として進まないわ〜笑

だって特に書くことがないんだもん〜。

怒りが私の原動力!ってか?

 

今回は直木賞候補作となったおかげで、普段ならぜ〜ったい読まないであろう「ふたご」も読めたし、何より彩瀬まるさんという作家さんを知ることができた。

あの無国籍な感じがいいんだ〜。きゅ〜ん。

 

ふたご ふたご
 
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くちなし くちなし
 
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門井さんもこれで直木賞卒業かあ〜

(これで直木賞について考えなくてすむ、と安堵していた門井さん、よかったね。)

次は誰が卒業するのかなあ・・・彩瀬まるさんであってほしいけど、でもまだ卒業してほしくないような・・←不吉!!

 

なんだかんだで今回は実りあるあもる一人直木賞選考会であった。

 

すばらしい作品が私を待っていると信じて、また半年後、灼熱地獄の7月にお会いしましょう!
さよーならー。