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アメリカに住んでいて一番困るのが教育が日本とずれてしまっていることなんですよね。
日本に住んでいるときのように小学校→中学校→高校→大学のどこで受験するのか、といったことがわからない。
情報をいかに取得するのか、これが最も重要なのが異国の地での教育です。
というわけで、今回ご紹介する子どものパターンはこちら。
①アメリカ(英語圏)現地校と週末日本語補習校
➁英語が強く、日本語は苦手
➂長期ステイを想定
①海外大学を想定したプランを立てる
まず、日本か海外かとか、何を学ぶかとかは本人が決めればいいのですが、とにもかくにも日本語で何かを考えるという能力が高くないことから、海外での進学を想定する必要があります。
もっと言ってしまえば、苦痛ですらあるんですよ。
皆さんも英語で何かを考えるってしんどくないですか
話すことができたってその何かを考える能力がなければネイティブの言葉でない場合はしんどいということをまずご理解ください。
で、その進学ですが日本は専門学校やらがあって、やりたいことを大学以外で学ぶというパスもあるのですが、
アメリカは何か専門性を出そうとすると、アカデミックなアプローチが必要になります。
例えば料理人でしたらこちら。
ファッションだったらこんな感じ。
従いまして別にビジネスであれサイエンスであれ、クッキングであれ、大学に進学するものとして想定しておくことが大切です。
➁奨学金の獲得を目指す
その場合にネックになるのが学費。
アメリカの場合は入学そのものの競争率は一部を除きそれほど高いことはないのですが、なんせ学費が高い。だから入ってから頑張ればいいのですが…
ちなみにどれぐらい高いかは、こちらで一例を出していますがとにかく高い。
その辺のサラリーマン家庭で何とかできるって話じゃないんですよね。
ですので、学費は自分で奨学金、もしくはローンで何とかするのがアメリカの大学に入るには必要。
で、それに必要なのは学力+課外活動実績+社会貢献実績
この話の肝は、どんな場所でも実績を出すことができるという証です。
だからスポーツでも芸術でもネタはなんでもオッケーです。
ここのプロセスはこんな感じかな?
①得意分野、好きな領域を見つける
②キャリアパスを知る
③ステップバイステップで実践
この二番が実は一番きつい。
学校の勉強じゃないから、自分で情報収集して決めていかないといけない。
もちろんゴール設定も自分たちでやります。
しかも乗りたいレールが決まってもそこに乗って次のステップまでに挫折することも多いですし
また、これも日本にはない感覚ですが、社会貢献も必要。
だからアメリカはみんなボランティアするんですよね。
うちも高校入学ぐらいからやれるように情報集めをしないといけないと思っています。
でも、確かにそういった活動はのちに役に立つし人間性に差がでるなと感じるので、別にアメリカの大学に進学のパターンでなくても、本人がやりたくない場合を除き、やらせておいて損はないです。
ちなみにそういった情報は下記のようなサイトから見つけます。
・アメリカ在住の方
Volunteer opportunityのタブから検索することができます。
ニューヨーク限定ですが、頻度が高く募集をかけていますし、低年齢から参加が可能なのでコネクション作りや情報収集の場探しでも有効です。
・日本在住の方
子どもから参加できるプランもありました。
いかがでしょうか。
日本でインターに通ってる子も多くなっていますし、日本の大学に進学するケースもあれば海外を目指す場合もあると思います。
グローバルな視点ではどんな人材が求められているのか
これを知ることが今後、進学を目指す際には理解していければいいなと感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
なお、バイリンガルの子どもシリーズは他にこんな記事があります。