Writingの目標点を作る
先日、Writingコース101としてショートストーリーを書いてみる4週間集中コースを作成しました。
こういったWritingコースを私が重視する理由はあって、私もそうだったのですが、日本人の方が陥りがちだなと思うのが、
英語を話すことに対してのコンプレックスはすごいあるけど、英語の読み書きはできる、と思っている方が意外と多いこと。
こちらは子ども向けになっていて、課題図書も大して難しくないですし高度な英語を必要とするわけでもないです。
でも、受けてみるとわかるのですが、自分の意見や思っていることを英文にするというのは、本当に難しい。
文法がわかっていてもできないんですよ。
話すにしても書くにしても要するに、言いたいことをどのように言葉や文章にするのかという論理思考が必須になるのですが、
アメリカのWritingはまさにそのノウハウをみっちり、本当にみっちり教えてくれます。
そりゃ、日本の作文の比ではありません。
ですので、私はこのWritingは非常に価値があると考えています。
そして、学校の授業をなぞっていくのもよいですが、是非コンテストに参加してお子さんに目標点を作ってあげると、
その傾向と対策をしていく課程でWritingのノウハウを学べるのではないかなと思います。
Writingコンテスト4選
①Tadpole 100 Words Writing
Prize
1位:$1000
2位:Writingコーチパッケージ
参加費:$10
締め切り:2023年11月
こちらは、100文字でストーリーを書かないといけないので、かなり練り上げてかつ、表現力が求められるコースですね。
でも、この100文字で書けるようになるにはどうしたらいいかという対策をするというのは、
余計な文章をそぎ落としていく作業が発生しますので、本当に言いたいことは何か、と常に考えるくせ付けができますね。
参加費が高いわけではないので、気軽にトライしてみてはいかがでしょうか。
Prize
1位:$300
2位:$200
3位:$100
参加費:$20
締め切り:2023年10月14日
こちらは題材自由、ノンフィクションでもポエムでもOKですが、最大1,000Wordsとなっています。
Writingを学び始めたお子さんなどこのコンテストを通して少しずつ基本を固めていくことで成長を実感できるのではないのでしょうか。
また、ジャンルフリーなので、やっていくうちに自分の得手不得手が見えてくるはずですので、どこを強化すべきなのか、といった目安もできてくると思います。
とはいえ、年2回開催しているので、締め切り超えてしまったら次の機会に回してもOK笑
➂Engineer Girl Writing Contest
Prize
1位:$500
2位:$250
3位:$100
締め切り:2023年2月(締め切り済み。次回の要件が出るのを待ちましょう!)
英語は文系科目が得意な子のためのものではありません!
エンジニア領域が強い子たちが集うコンテストがこちら。小学生、中学生、高校生と世代別で競えるのも魅力ですよね。
ただ2023年については20人のエンジニアの物語を網羅しないといけない、といったテーマのように毎年英語と論理思考以外に知識を習得してからの執筆なので、
ある程度英文Writing上級者向けです。
Grand Prize:$10,000
TOP Prize:$1,000 in each category winner
他にも諸々マーケティングとかプライズがありました。
参加費:$75
締め切り:2023年6月30日
こちらはものすごく賞金が高いのですが、その分文章量が200,000Wordsと膨大です。
かなりの推敲が入るのと、間延びしないような表現力が求められますので上記のようなコンテストを経験して、ある程度Writingの基礎を習得してからトライするのが良いでしょう。
いかがでしょうか。
コンテストは受験同様、傾向と対策をしないといけないので確実に英語が身に付きます。
かつ、英語でどのようにモノを考えるのが良いのかといったことをしっかり教えてくれますので、是非トライしてみてください。
ちなみに私はEngineer Girl Writing Contestが面白いなと思って娘に進めましたが、勢いよく断られました。
まぁ、彼女はWritingは好きですがエンジニアリングが全く興味ないので仕方ないですね