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#2 タバコの煙考 (3月17日の続き)

●近くのトイレが満室の際には、廊下の北端のトイレへ遠征する。入ってみてびっくり、「トイレでの喫煙はご遠慮ください」との管理課長名の注意書きがあるのだ。もっとももはやタバコ臭はなく、貼り紙の古さから判断すると最近のことではなさそうだが、入院患者の中には禁断症状に耐え切れず、つい喫ってしまう人もいるようだ。そう言えば、最近二日続けてシャワー室がタバコ臭くて閉口したこともある。これはまるで中学校のガキだね。      ●この病院には禁煙外来もあることだし、入院したのをいい機会だと捉えてトライされたらどうだろう。
●五階の食堂兼談話室の壁には、絵入りの入選標語が貼ってあった。入院時のマナーに関する標語かなと思って見ると、すべて禁煙関係だ。最優秀作は「守ろうよ 吸っていい場所 悪い場所」だった。でも私はこれより優秀作の一つ「汚すまい あなたの肺とみんなの空気」を推奨したい。

53泊54日。

●札幌は曇、しばし小雪が舞っていたから外は寒いはずだが、完全空調の室内は低湿度に慣れてしまった今は超快適だ。  ●たった今、出勤前の見舞いに訪れたS氏の奥さんの重装備を見て戸外の寒さを実感。 ●廊下の東端からはJR新札幌駅方面が望め、千歳線を走る電車を見るのも楽しみの一つである。ところが、病室の窓からは別の電車が見えることに昨夜になって気が付いた。白石駅で千歳線と分岐して江別や岩見沢方面に向かうJR函館本線だった。 そう言えば眼下の国道12号と並行しているのだから、当然なのだが、窓の左の隅っこだったので気が付かなかったらしい。 ●本日退院のH先生があいさつにみえた。ていねいな先生だ。    ●私も明後日の退院が決まった。当院には1外泊を入れると36泊37日、苫小牧の17泊18日とを合わせると、なんと53泊54日にもなる計算だ。まさに感無量である。

三月も終わりというのにまた雪が!

●看護婦さんの明るい朝のあいさつで目覚めた。カーテンが開けられ「あっ、雨だね」とSさんの声。  ●洗面からの帰りに窓外を見ると、もう雪に変わってある。テレビを見ていた浦河出身のNさんが「太平洋岸の浦河は大雨だが、札幌では雪、帯広では大雪だ」と宣う。    ●すでに吹雪状態であり、五階の窓から見ると、眼下の歩道はすでに白くなってきた。名残の雪にしては大雪になりそうだなぁ。

ついに私が最長期間居住者に

●我が病室の最長期間居住者のX氏、病状がはかばかしくないとかねがね嘆いておられたが、本日、4階の他科へ突然の移転。「当分検査が続く」とのことだった。退院ではないのがまことに気の毒であり、また、残念。     ●同室者4人の中では最年少の私、実はまだ60歳代だが、がついに最長期間居住者になってしまった。他のお二人はまだまだお元気な78歳と75歳。      ●今の私はリハビリ疲れで、体のあちこちが痛く、閉口している。事前に「地獄のリハビリ」とは聴かされてはいたのだが、まさにその言葉通りだ。  

#9 私のリハビリ風景

☆リハビリ第2週目の金曜日、手足の筋トレが終わったら、突然、「杖なし歩行のリハビリ室内10周」と「練習階段の昇降10回」それに「相撲のしこ踏み20回」の指示が出された。前二者はともかく、「しこ踏み」は超難関だ。杖を前方に突いて3秒間右足を上げ、ゆっくり降ろす動作を5回続け、左足についても同様に行う。これを2セット繰り返す。バランスをとるのが非常に難しく、手に力が入りすぎて、杖がブルブルと震えるほどだ。でも、土日はリハビリも休みだし、せっかくの先生の指示だから、「まぁちょっとがんばってみるか!」  ☆それにしても、事前に友人が言っていた「地獄のリハビリ」とはこういうことだったのだ。

初外泊 47日振りに帰宅

●3月26日(日)~27日(月)、初めて外泊許可をもらい帰宅した。帰宅はなんと47日振り。路上の雪はすべて融けていたが、わが家の「ネコの額」にはまだ1~1.5mも残雪あり。 ●イヤフォンなしで気兼ねなく、テレビやビデオを見、シャワーではなく、風呂に入り、すっかりリラックスした。しかし、病院の快適空調に慣れた身には少し肌寒く感じた。 ●翌朝、数軒先のススキーノ(札幌のさる有名合唱団)の団友にあいさつに行き、妻の運転する車で病院に帰った。が、車を運転する元気はまだ出ないなぁ。

#8 私のリハビリ風景

☆リハビリの宿題だった「T字杖を使っての5階の廊下の散歩」については、付き添いの看護婦さんから「問題なし」とのお墨付きが得られた。       が、その途端、愛用の車イスは取り上げられてしまった。つまり、「昼間は杖で自立歩行とし、夜間は看護婦の見守り付きで杖歩行とする」「食事は病室ではなく、Day Roomと称する5階の食堂でどうぞ」と進化したのだ。    当然、5階の私の病室から1階のリハビリ室への往復も、トイレやシャワー室行きも杖による自立歩行となった。     ありがたや、ありがたや!

#7 私のリハビリ風景

☆リハビリ第2週目。手や脚首に1~2kgの錘を付けられて、手足の筋トレ4種をそれぞれ100回、黙々とこなす。さらにT字杖を使って室内を10周。    ☆「やれやれ、これで終わりか?」と思いきや、階段の昇降が追加された。表側は小学生用の低い5段階段で、裏側は大人用の高い3段階段という練習用の特別仕様である。初日は昇降5回だが、翌日には10回となった。踊り場部分での方向転換も決して楽ではない。☆極めつけは宿題だった。「看護婦さんの見守り付きで帰室後に散歩せよ」というものだった。かわいい看護婦さんとの楽しいデートという粋な計らいだと感謝。

恒例の朝の行事 札幌は再び雪

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6時20分、巡回のお気に入りの看護婦さんの声に目覚めた。体温を計り血圧を測定してもらい、体調について二言三言と言葉を交わす。恒例の朝の行事である。 カーテンを開けると、直下のクリオネ薬局屋上の駐車場は真っ白、積雪は5cm程度か... 北の窓から見える空は右半分は曇だが、左半分には青空が広がる。これなら雪はまもなく消えることだろう。

#6 私のリハビリ風景

☆リハビリの進行度合いは速すぎて「私のリハビリ風景」の記述はなかなか追いつけない状況にある。  ☆さて、リハビリ第1週は3月10日で無事終了。それに続く土日のリハビリは休みのため、ただただ休養。リハビリは、決して他人と競争しながらやっているわけではなく、また、強制されてやっているわけでもないのだが、担当の田附先生と話を交わしながらリハビリしていると、どうしてもオーバーワークになりがちだ。       ☆でも、おかげで車イスにも歩行機にも慣れ、夜間でも、看護婦さんの見守りなしに、独力で自由にトイレに行く許可もおりた。これはうれしいねぇ。